ハタハタの一夜干し~笹川流れ

ハタハタの一夜干し~笹川流れ

ハタハタ(漢字で書くと鰰とも鱩とも書きます)と言うと秋田県のイメージがありますが、実は日本海の
広い地域で水揚げされ南は島根県の辺りでも水揚げされています。

ハタハタは元々深海魚で、割合深い海で底引き漁等で水揚げされます。冬場、産卵時期になると
海岸近くの海藻に卵を産みつけます。ハタハタの卵は「ブリコ」と言われプチプチとした食感が美味しい
冬の味覚となっています。

ハタハタは以前は大量に捕れ、庶民的な魚でしたが、乱獲の為、一時漁獲量が激減し、保護の為に
秋田県等では数年ハタハタを禁漁にしました。最近では次第に水揚げ量も増えていますが、一般に
高値の高級魚となっています。

ハタハタの一夜干し~笹川流れ

当店では日本海で水揚げされた「ハタハタ」を加工し、30分程塩漬けにし、真水で洗った後、天日と
潮風で2~3時間程干し揚げます。程好い塩味が美味しく、ご飯のおかず、酒の肴に最適です。

お買い上げはこちらから ハタハタの一夜干し 500円

食べ方は魚焼器等で軽く焼いて、そのままお召し上がるか、天ぷらで素揚げで美味しくいただけます。
ハタハタは骨もやわらかく邪魔になりません。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

カナガシラ(金頭)の一夜干し

カナガシラ(金頭)の一夜干し

「カナガシラ」は日本沿岸,黄海,東支那海に分布するホウボウ科の魚で,
大陸棚縁辺内に生息します。笹川流れでは、板曳き漁という割合近海の
底引き漁で水揚げされています。

漢字で書くと「金頭」と書き、頭は金(金属)のように硬くて大きい魚です。
ホウボウと同じ仲間ですが、違いはホウボウはウロコが無いのに対し、
カナガシラは細かい硬いウロコがあります。

調理の仕方としては、刺身、天ぷら、塩焼き、唐揚げ、味噌汁の具として
食べます。私的には開いて天ぷらにすると白身で淡白な味がおいしいですし、
ぶつ切りにして味噌汁の具にするととてもダシが出てたいへん美味しいです。

村上市では,9月禁漁開けの一番網で漁獲した大きなカナガシラを安産の使い
として,その姿のまま皿に入れ,妊婦の居る親戚,近隣に届けて喜び合う風習が
今でも受けつがれている。このようなことからタイの代用種として,目出たい席の
食膳にカナガシラの塩焼きが使われることもある。

当店では、地元桑川港水揚げの「カナガシラ」の頭と内臓を取り、丸干し、又は
開いて、醤油、味醂、酒のタレに漬け込み天日と汐風で干し上げます。4月頃から
11月のシーズン一杯味わえる商品となっております。

カナガシラの一夜干し

カナガシラの一夜干し(開き)

カナガシラの開きの一夜干し風景です。

カナガシラの一夜干し(開き)商品例
カナガシラの一夜干し(開き)の商品例です。1パック7~8尾入り。
お値段は500円(税込)です。
軽く魚焼等で焼き目が出る程度焼くと美味しくお召し上がりできます。
お求めはこちらから。

カナガシラの一夜干し(丸干し)商品例
こちらはカナガシラの一夜干し(丸干し)です。味付け、製造方法は開き
と同一です。1パック7~8尾入り。お値段は500円(税込)となっております。
軽く魚焼等で焼き目が出る程度焼くと美味しくお召し上がりできます。
お求めはこちらから。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

小鯛(花鯛)の一夜干し~笹川流れ

小鯛の一夜干し

小鯛は別名花鯛とも血鯛とも呼ばれている小型の鯛です。真鯛と違って大きくなっても
せいぜい40cm位だと言う事です。おいしい時期は春から夏にかけてでしょうか。

WEB魚図鑑 「チダイ(血鯛)」

ここ桑川港でも、ごち網漁、板曳き漁等で小鯛の水揚げがあります。
小鯛のウロコを取り、頭部を落とし醤油ベースのタレに30分程漬け込んだ後、天日で
3時間程干すと「小鯛の一夜干し」が完成します。

小さくても「鯛」ですので、たいへん美味しく頂けます。
お求めは 笹川流れの地魚処 天ぴ屋でどうぞ。

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アジ(鯵)の一夜干し

笹川流れ周辺には小型定置網が数箇所設置されています。
現在、アジ、イナダ、サワラ、カワハギ等の魚の水揚げが盛んです。
これから6月になると、サバフグ等の水揚げが予想されます。

笹川流れ観光汽船 笹川流れの地魚処 天ぴ屋では今、水揚げが盛んなアジ
(鯵)の一夜干しが売れています。

アジ(鯵)

普通、アジの干物というとアジの開きが一般的ですが、当店ではアジの
頭を取って丸干ししています。小型のアジを扱う為、開きよりも丸干し
にして、手間を省き価格を抑えました。お味の方は、アジの開きと比べ
遜色はありません。

アジの一夜干し風景

アジの一夜干し風景2

【アジの一夜干し】の造り方
アジの頭を落とし、塩をまぶし30分程置いてから、清水で洗い天日干し
します。日本海の汐風と天日で干し揚げる「アジの一夜干し」は当店の
大人気アイテムの一つとなっております。

アジの一夜干し

当店では1パック10~15尾入りで500円(税込)で販売しております。
お求めはこちらから

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 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。
 

タケノコ~竹の子

知人から立派なタケノコ(竹の子)を頂きました。山菜等を良く頂く方からですが。

タケノコ~竹の子

水煮する際に我家では、米を少し入れて煮ます。これはエグさ、アクを取る為ですね。
料理としては、タケノコご飯、煮物、味噌汁 etc.でしょうか?中華料理に入っている
ような気がしますが。皆さんはオリジナルの料理方法はありますでしょうか?

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ウルイとコシアブラ

ちょっと前ですが、知人に山菜の「ウルイ」と「コシアブラ」を頂きました。

ウルイ(山菜)

これがウルイです。ウルイには色々な種類があり、新潟県内で食べられているのは
オオバギボウシという種類です。山間地の半日陰で、沢沿いの湿っているところに
自生している山菜です。
ちなみに私は魚が具の味噌汁に入れて食べるのが大好きです。また茹でておひたし
にして食べても美味しいです。独特の歯ざわり(噛むとキュッキュッと口の中で音が
する感じ)でクセが無いので食べやすい山菜です。

コシアブラ(山菜)

こちらがコシアブラです。

同じウコギ科のタラノキやウド同様、山や丘、林道脇など、開削・伐採された日当たり
のよい明るい斜面に多く、春先に伸びる独特の香りを持つ新芽は食用となり、山菜の
一種として扱われる。

食用とする場合は、まだそれほど大きく伸びていない芽を摘み取り、元のほうにある
ハカマの部分を除いたものを調理する。肥沃な土地にあるものは、太いだけでなく養分
が多く美味である。 強い苦味があるため、苦味を和らげる天ぷらにすると食べやすい。
またおひたしや和え物などにも調理され、塩漬けにして保存食とされる。

私はやはりカラッと天ぷらにして食べるのが一番好きでね。

この春の山菜も色々な種類を食べました。あと残るは「ミズ」かな?

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
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エラとウド

先日知人より珍しい(新潟県では一般的ですが)山菜を頂きました。
笹川流れ近くの山で採ったそうです。いつも新鮮な山菜を頂きありがたい
です。
それは『エラ』という山菜で正式名称は『ミヤマエラ草』というのだそうです。

ミヤマエラグサ

これが『エラ』でして、茎の部分には細かい棘があり、素手で触るとかなり
痛いです(笑)これを軽く茹でると棘は気にならなくなり、おひたし、味噌汁、
煮付け等で食べると美味しいです。

もう一つの山菜は、『鈴木』ではなくて『ウド』です(笑)

ウド

夏に小さな白い花をたくさん付け、秋に直径3mmほどの黒色の液果となる。
一果中に3~5個のゴマ状の種子をもつ。高さは約2~3mに成長し、「ウドの大木」
という慣用句もあるが、木ではない。春・初夏(ゴールデンウィーク頃)に芽吹いた
小さな頃には山菜として利用出来るが、大きくなると食用にも木材にも適さない事
から例えとされたと言われている。だが、実際の所は夏ごろまで「若葉」や「蕾」も
山菜として採取できる。

Wikipedia ウド

『ウド』の先の部分は天ぷらにすると美味しいです。また茎の部分はスライスにして水
にさらし、味噌やマヨネーズなどを付けて食べるとシャキシャキとして美味しいです。

この春も『コゴメ』 『ワラビ』 『タラノメ』等も食べましたので、山菜を十分に堪能出来ました。
まだこれから『ウルイ』 『ゼンマイ』 『ドングリ』(ドングリころころのドングリではなく、
山菜の『ドングリ』です)等が楽しめますので、今後に期待です。ただし、自分で採取する
のでは無く、全部頂き物ですが・・・。

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ふきのとう~蕗の薹

今日は、知人から頂いた春の香り「蕗の薹」(ふきのとう)を食べました。

蕗の薹は上に伸びるのではなく、地下茎となって伸びます。実は年明け前から

成長が始まっていて、新潟では雪の下になっている為、普通は

事に気が付かないだけなのだそうです。蕗の薹はこちらの地方では「ばんけ」と

も呼ばれいます。天ぷらや味噌和え等で食べます▲(‘-‘*)イタダキマース

ふきのとうを料理する。

痛んだ所や汚れた所をきれいに取り除きます。

フキノトウ

夕食は蕗の薹の天ぷらになりました。(少し衣が厚くなってしまいましたが)

フキノトウの天ぷら

ほろ苦くてとてもおいしかったです。これを食べると春が来たんだな~と

実感します。

これから「タラノメ」「ワラビ」「ミズ」etc…楽しみな季節です。

~余談~

”ふきのとう”というと、フォークグループを思い浮かべる私はすっかり

「おじさん」でしょうか?

フキ-ウィキペディア

ふきのとう(フォークグループ)

笹川流れ観光汽船のホームページ

スケソウダラ

先日の真鱈(マダラ)に続き、本日も冬の日本海の海産物をご紹介致します。

スケソウダラは、スケトウダラとも言い、北太平洋、日本海に広く分布していま

す。スケソウダラの卵は明太子の原料として珍重されています。精巣は白子とし

て利用され、身は棒ダラ、新鮮なものは鍋物に利用されています。

スケソウダラ
真鱈に比べてスケソウダラは目が大きいです。

スケソウダラ2

魚の捌きは、ばあちゃんの得意技です。

スケソウダラ3

スケソウダラ卵

スケソウダラの卵は、マダラに比べて綺麗なピンク色をしています。

真鱈汁

これは真鱈汁です。白子、肝臓、身を入れてあつあつの所を頂きました。

スケトウダラ ウィキペディア

笹川流れ観光汽船のホームページ

真鱈をいただきました!

昨日地元の漁師さんが真鱈漁で大漁したので、選別などの手伝いをしたら、お礼

に又大きな真鱈を頂きました。

早速、家のばあちゃんが捌いてくれました。

真鱈の白子・卵・肝臓

ちょっと画像はグロテスクですが、味は大変珍味です。左が白子、中央上が肝臓、

そして右側が卵です。

真鱈の切り身

身はこのように食べやすく切り分け、頭の部分も食べます。目がこちらを見てい

ます (*○*;) ギョッ

家のばあちゃん

うちのばあちゃんです。頭巾のようなものを被っていますが、この地方の女性の

作業時に被る手製のもので、『ボシ』と呼ばれています。

この『ボシ』の効果は「日よけ・虫除け・男よけ」・・・だそうです。

さて今日捌いた真鱈は親戚へもおすそ分け致しました。我家ではどのような料理

になったかは後ほど日を改めてUP致します。

笹川流れ観光汽船のホームページ