サッカー日本代表&海外組

先日、中国の重慶で行われたサッカーの東アジア選手権の日本VS韓国の

試合が終了しました。結果は1-1の引き分け。しかし勝ち点で韓国と並びました

が、得失点差で日本の優勝は無くなりました。

この試合は前半に韓国に先制され中村憲剛のゴールポストを叩く惜しいシュート

等もありましたが、韓国は固く守ってカウンターで2点目を狙う作戦でした。

後半韓国も足が止まって来た22分に山瀬のゴールで同点に持ち込みました。

その後、安田、矢野、播戸を投入し勝ち越しを狙いましたが、遂にゴールを割れ

ずタイムアップになりました。

前の中国戦に比べるとレフリーのジャッジもまずまずで、試合が荒れる事はあり

ませんでしが、やはり1点が取れない得点力不足を露呈しました。選手は連戦と

いう事もあり疲れも溜まっていたでしょうし、大会前からケガ人続出でベスト

メンバーを組めなかったのは否めません。これで当初の目標の優勝を勝ち取る事

ができませんでした。

この大会は何といっても中国×日本の試合での、中国選手のラフプレーと北朝鮮

のレフリーのあきらかなミス(というよりかなりの中国寄り)ジャッジがポイン

トとなってしまいました。こんな酷い試合をこれまで見た事が無い様な試合にな

りました。今年は五輪も控えているので、日本のサッカー協会も強い態度で、AFC

やFIFAに対して物を言って欲しいと思います。

さて海外組の選手に目を向けますと、ドイツのボーフムでプレーする小野伸ニ

選手が移籍後4試合目にして先発フル出場を果たし、試合も2-1で勝利しました。

ドイツでプレーする小野伸ニ選手

試合の様子が分からないですが、すっかりチームにとって必要な選手となって

いるようですね。ケガをせずこれからの試合も頑張って欲しいです。

小野伸ニがボーフムへ移籍!!

小野伸二のサッカーの才能は間違いありません。類まれな才能とセンスは現在の

日本のサッカー選手の中でも屈指のものでしょう。これまでの彼のサッカー人生

は輝かしいものでした。10代でフランスワールドカップに出場し、海外移籍先の

オランダ・エールディビジのフェイエノールトでは、UEFACUPで優勝も経

験しました。しかし彼にいつも付きまとうのは「ケガ」です。

今回の浦和レッズからドイツ・ブンデスリーガのボーフムへ移籍をする際にも、

すんなり決まったわけではありません。一度は決まりかけた移籍話も、ドイツで

練習に参加した際にケガをして、一事は白紙になりました。しかし、ボーフムの

小野が必要との熱意から再度交渉の席に着き、見事移籍が決まりました。

私もこの度の移籍の経緯を見ていて、小野の海外移籍は難しいかなと思いました

が、小野の才能は日本国内だけでは収まりきれないので、絶対海外で再挑戦して

ほしいと願っていました。

移籍先のボーフムで先日3日に後半22分に交代出場し、トップ下に入り見事2つ

のアシストを決めてチームの逆転勝ちを演出しました。そこには満面の笑みを

浮かべてチームメイトと喜びを分かち合う小野の姿がありました。

今後は、小野に対する相手チームのマークもきつくなるでしょう。チーム内の

競争もあるわけですから、すんなりとゲームに出場できるわけではありません。

それと今後も彼の「ケガ」とも付き合って行かなければなりません。

それでも、移籍早々の試合出場、途中出場で2つのアシストを決める彼の才能

と「運」も驚くものがあります。今後も「小野伸二」に期待したいと思います。

「小野伸ニ2アシストの活躍」日経ネットHP


VFL Bochum 1848 ボーフム公式サイト

小野伸ニ公式WEBサイト