笹川流れ遊覧船の今シーズンの営業が終了致しました!!

上架した「おばこ丸」

笹川流れ遊覧船の今シーズンの営業が終了致しました!!

ずいぶん前のことになってしまい恐縮ですが、今シーズンの笹川流れ遊覧船の営業が、去る
11月15日をもって無事終了致しました。

上の画像は陸に上がった遊覧船です。冬はこの様に船を陸上に上げて保管します。海に浮か
べたままだと、カキ、フジツボ等の貝類が付着したり、鉄の部分が錆びてしまいますから。
陸上に船を上架した後に 船体に着いた貝類をスクレーパー等でこそぎ落とすのですが、そ
の際に集めた貝類はごみ袋(45L)で5袋位になりました。
それでも今年は少ないくらいですが・・・

晩秋の日本海~航跡

おばこ丸を別の港へ回航して、今シーズンの最終航海となりました。朝早く出航したので
すが、秋晴れの気持ちの良い日で青空が広がっていました。通常の航海より長く(90分)
くらいの航海ですが、波も穏やかで良かったです。

日本海から観る朝日

朝早く出航したものですから、まだ日が昇り始めたところでした。日本海上から観る昇
る朝日も良いものです(笑)初日の出を海から眺めてみたいですね。
でも冬の日本海は、荒れる確立が大きいですので殆ど期待は出来ませんけどね(^^ゞ

朝日を拝みつつ、青い空、青い海を楽しみつつ今シーズンのおばこ丸の航海は無事終了
となりました。今シーズンは、営業が始まる前に3月11日の東日本大震災がありました。
やはり弊社としても 乗船のお客様の減少等影響は少なくありませんでしたが、こうして
無事にシーズンを終えることが出来てホッとしています。

来シーズンも平成24年4月1日からの運航となります。その前から新シーズンへの準備が
始まります。今年も笹川流れ観光汽船をお引き立て頂きまして誠にありがとうございま
した。来年もどうぞ宜しくお願い致します。

粟島汽船の新船 『きらら』

粟島汽船新船『きらら』

粟島汽船の新船 『きらら』

村上市の岩船港と岩船郡粟島浦村を結ぶ粟島汽船の新船『きらら』が、4月15日(金)に就航しました。
『きらら』は、185t で170名の定員、最高速度42.6km/h の双胴船です。

粟島汽船新船『きらら』

双胴船と言うのは、字のとおり船体が二つ(双胴)になっています。双胴船の利点は、安定性が高く、速度
が高く出来ると言う点にあると思います。日本海側では、珍しい双胴船です。
先日、岩船港で弊社遊覧船の『ゆうなぎ』を整備する作業で訪れた際、粟島汽船さんの新船が丁度入港し
た所でしたので、撮影させて頂きました。

粟島汽船新船『きらら』

粟島汽船さんの従来船の『フェリー粟島』が、岩船港~粟島を約90分で結びますが、きららは55分と言う事
ですので、如何に高速かが判りますね。
今年のGWは、この高速双胴船『きらら』にご乗船されてみては如何でしょうか?ついでに笹川流れにも
お立ち寄り下さいね(笑)

おばこ丸の回航~岩船港~桑川港

The cruise of the pleasure boat

おばこ丸の回航~岩船港~桑川港

先日、オフシーズンに保管している岩船港から弊社の遊覧船おばこ丸を桑川港へ回航しました。
小雨の中、船を船台に載せて、海へと浮かべます。やはり小型船舶と言えども、大きいですし、重量もあり
ますので、作業は慎重に行わなければなりません。岩船港の船大工さんのサポートをしながらの作業とな
ります。約1時間程の作業で、船を海に浮かべる事が出来ました。

The cruise of the pleasure boat
船上から望む瀬波温泉:岩船港を出てから直ぐに陸地の瀬波温泉街が見えて来ます。この日は小雨が降
り、低い雲も垂れ込めていましたので、あまり鮮明には見る事が出来ませんでした。

The cruise of the pleasure boat
船上から望む「お城山(臥牛山)」:そして瀬波温泉から直ぐに村上のお城山(臥牛山)が見えて来ます。
もう少しすると桜の名所として、山の頂上がライトアップされます。かつて内藤氏が治めた村上藩の城跡。
今では石垣だけが、当時の姿をしのばせます。
そうそう、「城下町村上の人形さまめぐり」が4月3日(土)まで開催中です(^^♪ まだ行っていない方、間に
合いますよ~(*^^)v

The cruise of the pleasure boat

The cruise of the pleasure boat
遠くなる岩船港、そして桑川港へ:船の航跡の向こうには、今出港して来た岩船港が遠くなります。この日
は小雨が降っていましたが、風も弱く波も穏やかでしたので、船の航海も快調でした。約70分の航海の後、
わが母港桑川港に到着となりました。

船も桑川港に到着し、後は4月1日(木)の今シーズンの運航開始を待つばかりです(*^_^*)

船のお化粧~岩船港

The makeup of the ship

船のお化粧~岩船港

先日、岩船港で弊社の遊覧船おばこ丸の整備作業を行いました。この日は、船の船底と塗料を塗る作業
を行い、4月1日からの運航開始に向けて整備も着々と進んでおります(^^♪
今年の3月は、天候が優れず中々外での作業が進みませんでしたが、この日は天候も良く、一日中太陽
に恵まれました。やはりペンキ塗り作業は天気が良くないと出来ません(・・;)

The makeup of the ship
船底塗料を塗るのは、見た目もそうですが、フジツボ、カキ等の貝類の付着を防ぐ成分が船底塗料には、含
まれています。最近では自然環境に配慮した塗料で無いと使用できません。

この塗料をいくら塗っても、約8ヶ月弱の営業期間中海に浮かべて置くと、船底の、特に金属部分には沢山の
貝類が付着してしまいます。船底に貝類が多く付着してしまいますと、水の抵抗が強くなり燃費の低下につな
がってしまうのです(^▽^;)

この日は二度塗りの船底塗料を塗った他、船体の汚れ落とし等を行いました。

Setting sun of March

3月の夕陽~笹川流れ

この日の作業を終え、桑川港に戻ると夕日が沈む所でした。そう言えば夕日を見るのは久し振りです。
今年は特に天候が不順でしたので、夕日を見た記憶がありません(笑)
こんな天気の良い日もこの日限りで、翌日には発達した低気圧の影響で天候、海上とも大荒れの天気と
なりました。

おばこ丸の船底の清掃~岩船港

The cleaning of the hull

おばこ丸の船底の清掃~岩船港

岩船港に回航した遊覧船『おばこ丸』を上架して、冬期間保管する場所に据え付けます。そこで、一年の船の
謂わば「垢(あか)」落としを行います。まず4月から11月まで8ヶ月近く海に浮かべていましたので、船底に
はフジツボ、やイガイ等の貝類が付着しています。船体清掃はまず、この船底に付着した貝類を落とす事から
始まります。

The cleaning of the hull
The cleaning of the hull

船底特にプロペラ、シャフト、舵等の金属部分に多くの貝類が付着します。船底には春先に、貝類や海藻類
が付着しにくい様な特殊な塗料を全体に塗ります。その塗料を塗ってもこの有様なんです(^▽^;)
男性社員総出で、スクレパー等を使って付着した貝類をこそぎ落します。

The cleaning of the hull
The cleaning of the hull

この作業が終わると、貝類が大きな袋で4つ分ありました。この集めた貝類は家に帰って味噌汁に・・・と言う
のは冗談ですが、これだけの貝が付着していると、水の抵抗を受けて船の燃費も悪くなるんですε=( ̄。 ̄;A フゥ…

The cleaning of the hull

The cleaning of the hull
亜鉛版も減っています:春先、金属部分の電飾を防ぐ為に取り付けた亜鉛版(Mg板)も御覧の様に
大分減っていました。減った分だけ、効果があったと言う事でしょう。この亜鉛版はシーズン毎に交換します。

The cleaning of the hull
船底の貝落としは終了しました。続いて船体の清掃、客室の冬囲いに入りますが、その模様は後日と言う事
に致します>^_^<

フェリーあわしま~粟島汽船

先日作業で村上市の岩船港へ行った際に、休憩時間に粟島汽船さんにお邪魔しました。

フェリーあわしま~粟島汽船
「フェリーあわしま~粟島汽船」

粟島汽船は、村上市の岩船港と日本海の沖合に浮かぶ島「粟島」を航路で

結びます。粟島汽船には2隻の船があり、1隻は上の写真の普通船フェリー

「あわしま」です。総トン数626トン、定員487名、速力27.8km/hです。

フェリーあわしま~粟島汽船
フェリーあわしま~粟島汽船

岩船港~粟島を約90分で結びます。

フェリーあわしま~粟島汽船
フェリーあわしま~粟島汽船

粟島は新潟県岩船郡に属する島で、周囲が23km、集落が二つあり人口

400名弱の小さな島です。島には民宿、旅館等が多くあり、夏は海水浴、

キャンプ、そして釣りのお客様が多く訪れる島です。自然豊かな静かな島で

す。こんな小さな島でも温泉があるのですよ(^_^)v

また船はフェリーですが、観光客の自動車の島への持ち込みは出来ません(笑)

それは、島が小さい為でしょうね^_^

この粟島が昭和39年の新潟地震の際の震源地付近となった場所です。当

時は地震により島全体が4m程隆起したと言われています。

フェリーあわしま~粟島汽船

粟島汽船株式会社
〒958-0061 新潟県岩船郡粟島浦村3番地
TEL(0254)55-2131 FAX(0254)55-2406

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

初航海~岩船港~桑川港

4月1日からの運航開始に備え、冬期間遊覧船を上架してある岩船港から桑川港へと遊覧船を回航しました。
今回回航した船は「おばこ丸」です。岩船港を後にします。

航跡~おばこ丸
航跡~おばこ丸
「航跡~おばこ丸」

この日は天候小雨で、風は南西、波の高さは50cm程で、まずまずのコン

ディションでした。船は航跡を残して前へと進みます・・・

瀬波温泉~船からの景色
「瀬波温泉~船からの景色」

岩船港を出港してまもなく、「瀬波温泉」の温泉街が見えてきます。

波しぶき~おばこ丸

ほぼ全速で走りましたので、両舷に波しぶきがあがります。

岩船港を出港して1時間ちょっとで桑川港に到着しました。

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船底塗料~遊覧船準備作業

今日は(3/19)天気も良く、気温も20℃程になりましたが、これは5月頃の気温だとか。4月1日(水)からの笹川流れ遊覧船の運航開始へ向けた準備作業が忙しい毎日です。

豆蔵は最近、やれクラプトンだ!ジョンレノンだ!ネコノメソウだ!などと現を抜
かして、陸すっぽ仕事もしていないんぢゃないんかい?・・・と思っているPCの
前の(*・・)σアナタ!そう貴方!貴女!・・・当りです(爆)

と言うのはホンノ冗談で、遊覧船の運航開始の準備作業を急ピッチで進めて

います。

船底塗料を塗る・・・笹川流れ遊覧船準備作業
船底塗料を塗る・・・遊覧船準備作業
「船底塗料を塗る・・・笹川流れ遊覧船準備作業」

今日行った準備作業は、遊覧船の喫水(きっすい・・・水に浮かぶ船の船底か

ら水線までの直線距離)に船底塗料を塗りました。何故、船底塗料を塗るかと

言うと、また普通のペイントではダメなのかと言う疑問があると思います。

海に浮かぶ船は、時間が経過すると共に、喫水の部分に貝(フジツボ、カキ、

イガイ等)や海草等が付着して来ます。これらの貝や海草が船に付着している

と、水の抵抗を受けてスピードも出無くなり、燃料の消費も増えてしまいます。

船底塗料はそれらの貝や海藻等が付着しにくい成分が配合されています。

以前はこの成分に鉛が使われていましたが、現在では環境に影響を及ぼす

為に鉛の使用は禁止されています。

また船底塗料には赤や茶、青等がありますが、色が違うだけで成分は大体

一緒です。そして塗料を塗る時のコンディションは当然、雨が降らない事で、

気温もあまり低いと塗料の伸びも悪いですね。

今日は天候も晴れで、気温も20℃を超えましたので、グッドコンディションで

したが、さすがに作業をしていると暑かったですね(笑)

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
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今年も1年お疲れ様でした。おばこ丸&第2おばこ丸

2008年の運航業務終了!

今年の弊社の笹川流れ遊覧船の運航業務は11月10日を持って終了

しました。おばこ丸と第2おばこ丸の2隻を桑川港から岩船港へ回航し

上架しました。

2008年運航業務終了、おばこ丸、第2おばこ丸

今年一年無事故で運航終了出来た事を感謝し、船体清掃をして一年の

汚れを落としました。

遊覧船の冬囲い

船体の清掃後、ブリッジ周りを冬囲いして作業終了となりました。

今年1年お疲れ様でした!また来シーズンもよろしくお願いします!

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

岩船港鮮魚センター

さて、今日は村上、笹川流れ方面に観光のお客様に、魚貝類のお土産品の販売所、

「岩船港鮮魚センター」をご紹介致します。「岩船港鮮魚センター」は、笹川流れから

車で30分、村上市の瀬波温泉にあります。

目の前には日本海!イキのいい地魚をはじめ、旬の鮮魚を各地より豊富に仕入れ、

お客さまにご満足いただけるお値打価格で販売しております。またインターネット

販売も行っています。

大駐車場も完備し、2Fには魚介類を食材にした食堂、海鮮処「番屋」があります。

営業時間は、午前8時半開店で、休業日は不定期休となっています。

お問い合せは、電話0254-52-1261(代)です。

岩船港鮮魚センターHP

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
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