普段はそれ程読書はしないのですが、病院とかの待ち時間に気に入った文庫本を読む
事が多いです。読む本のジャンルは問わないですが、最近読んでいるのは「東野圭吾」
さんの小説とこの「黄金の羅針盤 (上・下)~ライラの冒険」です。
黄金の羅針盤
この小説の舞台は、イギリスのオックスフォード大学のジョーダン学寮です。時代背景
はと言うと、現在より少し昔の様に思えます。この世界の人間は全て「ダイモン」と呼ば
れる動物の形をした生き物と一緒に暮らしています。このダイモンは元々人の心から分
離した存在で、子供の頃は色々な動物に変身しますが、大人になると共にある一定の
動物の姿になります。人間とダイモンは切っても切れない関係にあり、無理に引き離す
と両方とも死んでしまう状態です。
主人公は11歳の少女「ライラ」で、両親を事故で亡くしています。お転婆な彼女の周りで
次々と子供達が連れ去られる事件が起きます。その彼女が船上生活者ジプシャンと共
に、また自身のダイモンのパンタライモンと一緒に子供達を助けるために北極へと向か
う旅に出発します。
旅の途中次々と待ち受ける苦難を乗り越えて、謎を解いて子供達を助ける・・・と簡単に
言うと(簡単過ぎる?)この様な物語です。実は私達の住んでいる世界とは違う世界、
「平行世界」「パラレルワールド」を描いているファンタジー小説です。
昨年この小説は映画化されて日本でも公開されています。この小説の続編として、「神
秘の短剣」そして「琥珀の望遠鏡」と続きます。小説の作者は、イギリスの小説家、「フィ
リップ・プルマン」です。空想の世界に興味がある方は是非読んでみて下さい。
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