ブタナ(豚菜)とシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)~笹川流れ

最近はトンボの数も減っている気がします。そんな中、田圃の畦道の花を撮影していましたら目の前にトンボが飛んで来ましたので撮影しました。

シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)~笹川流れ
「シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)~笹川流れ」

このトンボは、青い体が特徴のシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)です。日本では野原や田圃等で最も目に付くトンボなのではないでしょうか?日本の他にも、ロシアの極東、韓国、中国、台湾等にも分布しています。

ブタナ(豚菜)~笹川流れ
「ブタナ(豚菜)~笹川流れ」

そしてシオカラトンボを撮影していた田圃の水路脇にはブタナ(豚菜)が花を咲かせていました。ブタナはキク科エゾコウゾリナ科の多年草です。ヨーロッパ原産の帰化植物で、原産地ではハーブとして食用になっていました。

ブタナとモンシロチョウ~笹川流れ
ブタナとミツバチ~笹川流れ
「ブタナに集まる虫達」

ブタナには、その花の蜜を吸おうと多くの虫達が集まります。モンシロチョウやミツバチもやって来ました。

ブタナの花はタンポポにそっくりです。違いはと言えば草丈が30cm~60cm程になり、花茎が途中から2,3本に分かれて花を咲かせます。一茎一花のタンポポとの大きな違いです。

ブタナと青空~笹川流れ
「ブタナと青空~笹川流れ」

それにしてもこんな可愛い花を咲かせるのに「ブタナ(豚菜)」はあんまりの名前ですね。これはブタナが元々ヨーロッパ等で家畜に与えられていて、「ブタのサラダ」と言う俗名を日本語に翻訳したからだと言われています。

このブタナは6月~9月頃まで咲いていますので、道端、田圃、空き地等で容易に見つける事が出来ると思います(●^o^●)

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漏斗雲(ろうとぐも)の発生~笹川流れ

8月23日の午前9時過ぎ頃から笹川流れの海上で、多くの「漏斗雲(ろうとうん)」が発生しました。
次から次へと発生しては消滅を繰り返していましたが、中にはかなり発達して陸上の方へ向かう漏斗雲もはっきり確認出来ました。
漏斗雲とは竜巻が発生すると共に伴う細長い雲の事だそうです。また竜巻とは積乱雲に伴って陸上から雲まで延びる
上昇気流を伴う高速の渦巻の事を指すのだそうです。

漏斗雲の発生~笹川流れ
「漏斗雲の発生~笹川流れ」
8月23日は日本海上の寒気を伴った低気圧の影響で、大気が大変不安定でした。一度に2、3本の漏斗雲が海上の雲から伸びて来ていました。

漏斗雲の発生~笹川流れ

中には大きく発達する漏斗雲もあり、雲が渦巻状に回転している様も肉眼ではっきり確認出来ました。

漏斗雲の発生~笹川流れ

多少画像を加工してますので、雲の色が濃くなっています(^^ゞ
数年前には北海道で、最近でも群馬県(でしたっけ?)で漏斗雲=竜巻によると思われる大きな被害があったのは、記憶に新しいですね。

漏斗雲の発生~笹川流れ

不気味に渦を巻いて陸地に近づく漏斗雲。港の方に来ないでくれ~と思わず祈りました。
お客様も大変興味がある様子で(そりゃそうか)携帯電話のカメラやデジカメ等で様子を撮影していました。
幸いこの漏斗雲は海面まで達する事も無く、被害があったとの話も聞いていません。

この漏斗雲も消滅すると次第に天候も回復し、午後からは晴れ間も見え、夕方には夕暮れクルーズも出航出来る様になりました。

ちょっと不鮮明ですが動画もUPしましたのでご覧下さい(^_^)v

笹川流れ夕暮れクルーズ!!~8月23日

8月23日は予定されていた「特別便 笹川流れ夕暮れクルーズ」を実施しました。当日は天候は回復して来ましたが、海上は少し波がありました。今回も多数のお客様にご乗船して頂きました。

出航前のおばこ丸
「出航前のおばこ丸」
当日は朝のうち、小雨が降る天気で特別便の運航が危ぶまれましたが、次第に天候は回復し午後からは暑い日差しが戻って来ました。出航前の「おばこ丸」です。

お客様のご乗船
お客様のご乗船
「お客様のご乗船」

今回の特別便にも県内外のお客様に多数ご乗船頂きました。また今回は村上市のバスのペイントにご協力頂いた芸大の皆さんもご乗船頂きました。

出航前の空
「出航前の空」
これから出航と言う時の空模様ですが、少し雲が広がって来たのが気になります(^^ゞ

日本海に沈む夕日
日本海に沈む夕日~夕暮れクルーズ
「日本海に沈む夕日~笹川夕暮れクルーズ」
クルーズが出航してからも、水平線上に雲が広がり夕日も顔を出したり隠したりで少しヤキモキしました。

しかし正に夕日が沖合いの粟島の左海上に沈もうとした時に、雲から顔を出しました。でも少し雲が邪魔して良く見えません。それでも最後の最後に、水平船に沈む夕日が見る事が出来ました。沈む瞬間はまるで「ジュッ!」と言う音が聞こえそうな大きな夕日となりました。

本当は遊覧船上から撮影したかったのですが、遊覧船が航海中に陸上でしなければならない仕事があったので、今回は作業の合間に陸上から何枚か撮影しました。こんな完全な夕日ではありませんでしたが、お客様は十分に夕日を堪能されたご様子でした。

次回は今月8月30日に夕暮れクルーズが実施されます。まだ席には余裕がありますので、是非ご乗船下さい。

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キキョウ(桔梗)~笹川流れ

今月2日に倒れた義母は、運ばれた病院での緊急手術も及ばず、翌3日に亡くなってしまいました。
あまりの突然の事でしたが、葬儀も終わり悲しんでいる暇も無く、お盆の忙しい時期を迎え慌ただしい日々が過ぎています。

今年80歳になった義母でしたが、倒れたその日も普通に港で元気に働いていました。それまでは大病はした事が無く、いつも血液検査等でお医者さんに褒められる程の健康の持ち主でした。それがこんな結果となってしまい、義母にはまだまだ色々な事を教わらなければならなかったのですが、居なくなってしまった事が未だ信じられません。
ただ最後の最後まで現役で働けた事が、義母にとっては幸せだったのではないかと思います。

そんな中、皆様からお悔やみの言葉や励ましのお言葉を頂いていましたが、御返事もままならず大変失礼致しました。ここうしてブログも再開しする事が出来、皆さんの所へもまたお邪魔させて頂きたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願い致します。毎日ブログ更新、そして皆様のブログに訪問と言うペースになるには時間が掛かるかと思いますが、何卒ご容赦願います。

キキョウ(桔梗)~笹川流れ
「キキョウ(桔梗)~笹川流れ」

さて、未だ今の所、外に撮影に行く時間が取れませんが、少し前に撮った写真です。これはキキョウ(桔梗)の花です。
キキョウ(桔梗)は、キキョウ科キキョウ属の多年生草本植物です。秋の七草の一つで、清少納言「枕草子」の中で美しい花の一つとして取り上げています。

※秋の七草とは「ハギ」「キキョウ」「クズ」「ナデシコ」「オバナ(ススキ)」「オミナエシ」「フジバカマ」の事を言うのだそうです。

もともと山野の日当たりの良い所に自生している植物でしたが、近年園芸品種としても栽培されています。反面、自生種は数を減らしていて、絶滅危惧種に指定されています。

キキョウ(桔梗)~笹川流れ
「白花の桔梗」

今回撮影して気づいたのですが、キキョウ(桔梗)には白花もあるんだなと言う事です。これまでは桔梗と言えば「紫」の花しか思い浮かばなかったのですので、自分の中では大発見でした(笑)桔梗の園芸種には桃色の花色もあるとの事ですので、その花も何時か見てみたいと思っています。因みに桔梗の蕾は風船の様な形でとても可愛いですので、皆さんも是非、周りの桔梗を観察してみて下さい(●^o^●)

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しばらく休みます

ここ何日か、ブログの更新&コメントのご返事&皆様のブログへの訪問が出来ませんでした。
昨日、とても悲しい事があり、誠に勝手ながら当分の間ブログをお休みさせて頂きます。
落ち着きましたら、また再開したいと思いますので、よろしくお願い致しますm(__)m