塩引き鮭~笹川流れ

塩引き鮭~笹川流れ

塩引き鮭~笹川流れ

我家の手造り塩引き鮭が完成しました。
と言っても、もう10日程前の話なのですが(^_^;)

クニばあちゃんから引き継いだ「塩引き鮭」造りも 今年でようやく2年目を迎えました。
見よう見真似で、作って来ましたが出来はまだまだですね。

塩引き鮭~笹川流れ

沢山作った積りが、親戚、お世話になっている方々にお送りしたら我家で食べる分が1匹
だけになってしまいました(;´∀`)
早速、その晩の夕食に味見してみましたが、塩梅もまずまずの出来。今年の役割を果たし
少しホッとしました。
相方がちゃんと焼いた鮭の一切れを仏壇に供えていました。ばあちゃん、味はどうだったかな~(^^♪

ネットでショップでの塩引き鮭販売!!・・・の野望は、今年は残念ながら達成出来ませんでしたので、来年以降の持ち越し案件となりました(^^)

カナガシラ(金頭)の一夜干し~笹川流れ

カナガシラ(金頭)は、カサゴ目・ホウボウ科の魚で、新潟県村上市では主に板曳漁の漁船により水揚げされています。

カナガシラ(金頭)の一夜干し~笹川流れ
「カナガシラ(金頭)の一夜干し~笹川流れ」

カナガシラは、ホウボウに似た魚で、その名の通り頭が非常に固い魚です。
新潟県でも盛んに水揚げされ、唐揚げ、フライ、刺身等で食べられています。
また旧山北町地域では、味噌汁の具として利用し、ダシがとても出て美味しい魚です。

新潟県では、昔からこのカナガシラは栄養豊富で、出産直後の女性に乳の出が良くなるように食べさせたそうです。

カナガシラ(金頭)の一夜干し~笹川流れ

当店はこのカナガシラ(金頭)を頭を落とし、開いて、もしくは丸のまま醤油ベースのタレに30分程漬け込んで、天日で干し揚げます。

当店のカナガシラ(金頭)の一夜干し(開き)は、中骨を取ってあるので、非常に食べやすくなっています。

お求めは、当店店頭、若しくはインターネットショップにてお買い求めできます。

【笹川流れの地魚処 天ぴ屋 インターネットショップ】
天ぴ屋こだわりの一夜干しカナガシラ(開)1パック8尾~10尾入って500円(税込) お求めはこちらから

天ぴ屋こだわりの一夜干しカナガシラ(丸)1パック10尾~14尾入って500円(税込) お求めはこちらから

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

ノロゲンゲ(野呂玄華)~笹川流れ

先日ノロゲンゲ(野呂玄華)が入荷しました。入荷と言っても、地元の漁師さんから「ハタハタ」を直接仕入れした時に一緒に混じっていたのが少量ありました。

ノロゲンゲ(野呂玄華)
「ノロゲンゲ(野呂玄華)」

少しグロテスクな形をしたノロゲンゲ。生物学的には、スズキ目ゲンゲ亜目ゲ

ンゲ科ノロゲンゲ属の魚で、日本海、オホーツク海、黄海東部の水深

200m~1800mの深海に生息しています。ここ村上市山北地区でも、「幻

魚(ゲンギョ)」とか「ゲンゲ」等とも呼んでいます。そう新潟県ですと、上越地

方の港で、良く水揚げされていて、名物になっている様です。新潟スイーツ・ン

カシマさんなら良くご存じかもしれませんね(^^♪

ノロゲンゲ(野呂玄華)~笹川流れ

ノロゲンゲは、生なら「ゲンゲ汁」と言ってぶつ切りにしたノロゲンゲをすまし汁

や味噌汁でたべるとコラーゲンもたっぷりで女性にも喜ばれる一品となりま

す。干物ですと、からからに乾かしたノロゲンゲを焼いて食べると、頭からボリ

ボリと食べられ美味しいことこの上無いお味です(笑)残念ながら、今回のノロ

ゲンゲもお客様に販売するだけの量がありませんでしたので、従業員の昼の

賄いとなりました(笑)味ですか?そりゃもう美味しウィッシュ!?でした(爆)

【STOP PRESS!?】

昨日(4/14)笹川流れの桑川港周辺で、イルカの大群が見られました!
残念ながら写真に収められなかったんです。ホントに残念!^^;

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

浜焼き~笹川流れ

村上市桑川港の笹川流れ遊覧船待合所の名物の一つが「クニばあちゃんの浜焼き」です。天ぴ屋こだわりの干物の試食サービスや「ハタハタの味噌田楽」や「タコの串焼き」等を炭火で焼いています。

浜焼き~笹川流れ
「浜焼き~笹川流れ」

初登場の当店のクニばあちゃんです。忍者ではありません。頭に被っている

のは「ボシ」と呼ばれる布製の被り物で、「日除け、虫除け、寒さ除け」の為に

昔から村上市山北地方で女性が、農作業等の際に頭に被る物なのです。

この「ボシ」は、同じ村上市上海府地区では「ドモコモ」と呼び、山形県庄内地

方、秋田等では「ハンコタンナ」と呼ばれている様です。

浜焼き~笹川流れ

当店の浜焼きでは、山北産の炭を使用しています。上の画像で、網の上に

乗っているのが、「ハタハタ」「口細カレイ」「ホッケ」「シャケ(鮭)」等です。や

はり炭火で焼くと、干物も美味しく焼けますね。お客様も試食と言う事を忘れ

て「本気食い」される方もいらっしゃいます(笑)

浜焼き~笹川流れ

もちろん浜焼きも美味しいですが、お客様が何より楽しむのが、「クニばあちゃ

ん」との会話でしょう。馴染みのお客様、リピーターも多く来て頂いてまして、

「おばあちゃん元気~?」なんて声を掛けて下さるお客様が多く、クニばあちゃ

んとの会話が弾みます(笑)

クニばあちゃんは、この道〇十年の大ベテランで、遊覧船、定置網、民宿を切

り盛りして来ました。浜の女性特有の威勢の良さは相変わらずですが、天ぴ

屋では、無くてはならない存在です。

興味のある方は、桑川港へクニばあちゃんに逢いに来て下さい。そしてついで

に遊覧船にもご乗船して下されば幸いです(*^^)v

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

カナガシラ(金頭)のつみれ汁

カナガシラ(金頭)と言う魚をご存じでしょうか?カナガシラは、カサゴ目カサゴ科

の魚で、ホウボウに良く似た魚です。その「ホウボウも見た事が無い!」と言う

方も多いかもしれませんね(笑)カナガシラの画像を持っていませんので、外部

サイトの画像で確認して下さい。(カナガシラの画像はこちら)

カナガシラは新潟県では、ほぼ年中水揚げのある魚で、主に「板曳き漁」(鉄

製の板を網と一緒に漁船で引っ張り、開口部を広げて魚が入り易くする漁

法)や底引き漁で水揚げされます。カナガシラ(金頭)の名の通り、頭が骨で

覆われていて固くなっている事から名づけられました。あの大塩平八郎が、

癇癪をおこし、カナガシラの頭ごとバリバリと食べてしまい呆れられた・・・と

言う逸話も記録に残っているそうです。

また新潟県では、この魚を食べると赤ん坊に与えるお乳が良く出るようにな

ると言われていて、滋養を付ける為に乳飲み子を持つお母さんにたべさせて

いました。

前置きが長くなりましたが、下の画像が「カナガシラのつみれ汁」です。

カナガシラ(金頭)のつみれ汁

カナガシラを三枚におろし、皮、骨を取り除き、ひき肉の機械等で、ミンチ状に

します。すり鉢で擂っても良いでしょう。味噌で味を整え、沸騰した鍋にスプー

ン等で落とし入れ、豆腐、ネギ等を入れ最後に味噌を入れます。

村上市の山北地区では、この魚肉のつみれを「だんご」と言い、これらの味

噌汁を「だんご汁」と呼んでいます。ダシが出てとても美味しい一品です。

つみれに向く魚は、他に、ホッケやギス等も美味しく召し上がれます。

当店ではシーズン中に、このカナガシラの一夜干し、天日干しの干物も販売

しておりますので、このページをご覧下さい。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し干物 一夜干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

アジ(鯵)の一夜干し

笹川流れ周辺には小型定置網が数箇所設置されています。
現在、アジ、イナダ、サワラ、カワハギ等の魚の水揚げが盛んです。
これから6月になると、サバフグ等の水揚げが予想されます。

笹川流れ観光汽船 笹川流れの地魚処 天ぴ屋では今、水揚げが盛んなアジ
(鯵)の一夜干しが売れています。

アジ(鯵)

普通、アジの干物というとアジの開きが一般的ですが、当店ではアジの
頭を取って丸干ししています。小型のアジを扱う為、開きよりも丸干し
にして、手間を省き価格を抑えました。お味の方は、アジの開きと比べ
遜色はありません。

アジの一夜干し風景

アジの一夜干し風景2

【アジの一夜干し】の造り方
アジの頭を落とし、塩をまぶし30分程置いてから、清水で洗い天日干し
します。日本海の汐風と天日で干し揚げる「アジの一夜干し」は当店の
大人気アイテムの一つとなっております。

アジの一夜干し

当店では1パック10~15尾入りで500円(税込)で販売しております。
お求めはこちらから

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。
 

カナガシラ~金頭~一夜干し

カナガシラ
新潟県水産海洋研究所HPより

「カナガシラ」は日本沿岸,黄海,東支那海に分布するホウボウ科の魚で,
大陸棚縁辺内に生息します。笹川流れでは、板曳き漁という割合近海の
底引き漁で水揚げされています。

漢字で書くと「金頭」と書き、頭は金(金属)のように硬くて大きい魚です。
ホウボウと同じ仲間ですが、違いはホウボウはウロコが無いのに対し、
カナガシラは細かい硬いウロコがあります。

調理の仕方としては、刺身、天ぷら、塩焼き、唐揚げ、味噌汁の具として
食べます。私的には開いて天ぷらにすると白身で淡白な味がおいしいですし、
ぶつ切りにして味噌汁の具にするととてもダシが出てたいへん美味しいです。

村上市では,9月禁漁開けの一番網で漁獲した大きなカナガシラを安産の使い
として,その姿のまま皿に入れ,妊婦の居る親戚,近隣に届けて喜び合う風習が
今でも受けつがれている。このようなことからタイの代用種として,目出たい席の
食膳にカナガシラの塩焼きが使われることもある。

当店では、地元桑川港水揚げの「カナガシラ」の頭と内臓を取り、丸干し、又は
開いて、醤油、味醂、酒のタレに漬け込み天日と汐風で干し上げます。4月頃から
11月のシーズン一杯味わえる商品となっております。

カナガシラの一夜干し

カナガシラの一夜干し(開き)

カナガシラの開きの一夜干し風景です。

カナガシラの一夜干し(開き)商品例
カナガシラの一夜干し(開き)の商品例です。1パック7~8尾入り。
お値段は500円(税込)です。
軽く魚焼等で焼き目が出る程度焼くと美味しくお召し上がりできます。
お求めはこちらから。

カナガシラの一夜干し(丸干し)商品例
こちらはカナガシラの一夜干し(丸干し)です。味付け、製造方法は開き
と同一です。1パック7~8尾入り。お値段は500円(税込)となっております。
軽く魚焼等で焼き目が出る程度焼くと美味しくお召し上がりできます。
お求めはこちらから。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。