11月の嵐~笹川流れ

今日は低気圧が日本海で発達し、新潟県は大荒れの天気となりました。笹川流れの海上も大時化となり、波浪警報が発令され波高は7mと言う予報が地方気象台より発表されました。今回の嵐は今年10月の台風18号の時より、酷い大荒れとなりました・・・(゜_゜i)タラー・・・

A storm of November
A storm of November
A storm of November

11月の嵐~笹川流れ

今日の未明から風が強まり、佐渡の観測所では風の強さが20m/sを優に越えていました。先日の3m位の波とはケタ違いの迫力でした。

A storm of November
桑川港のおばこ丸:こんな日は、港の中でさえ波が騒ぎます。弊社の遊覧船も荒天対策で係船しているのですが、右へ行ったり左に行ったりと波に大きく揺られていました。

A storm of November
桑川港に係船している地元の漁船も大きく揺れていました。防波堤の何倍もの高さの波飛沫が波の威力の凄さを物語っていますね(・・;)
天気予報によると明日朝頃まで、風、波共に強い見込みとなっていますので、まだまだ警戒が必要です。今日は心配で眠れない夜となりそうです。

今日の海上の時化模様を港の様子と共に動画に撮影Flickyに投稿しましたので、よろしかったらご覧下さい。あまり、画像は良く無いですのでご了承を(*^^)v

ウミネコが旅立ちの時を迎えました~笹川流れ

笹川流れのウミネコ(海猫)4月前半から笹川流れで巣作りをし、5月後半には雛が孵り、7月中旬には巣立ちの時を迎えます。雛が巣立ちを迎えると何処へかと移動します。

ウミネコが旅立ちの時を迎えました~笹川流れ
「ウミネコが旅立ちの時を迎えました~笹川流れ」

笹川流れの岩場で子育てを終えたウミネコ達は、一晩でいなくなってしまいます。ホントに一晩なんですヨ(^^ゞ
あれだけいた多くのウミネコは何処へ行くのでしょう?
ウミネコは留鳥(リュウチョウ)だとWikiでは説明されています。留鳥とは、一か所に生息、繁殖し、棲む場所を移動しない・・・となっていますが、実は繁殖後移動大移動するのです。

青森県の蕪島と言う所はウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されていますが、繁殖を終えたウミネコは一旦サハリンまで北上し、その後また南下し、四国、九州辺りで越冬するのだそうです。

ウミネコが旅立ちの時を迎えました~笹川流れ

ごく一部のウミネコは笹川流れに留まります。ですが数は少ないですので、そう多くは遊覧船上での餌付けに寄って来ません。7月位までの無数のウミネコが、遊覧船に寄って来るのを知っているお客様は、あれだけいたウミネコが何処へ行ってしまったか、大変不思議がります。

餌を狙うウミネコ~笹川流れ
「餌を狙うウミネコ~笹川流れ」

その少なくなったウミネコは一部は餌を求めて港へと飛んで来ます。遊覧船の待合所の屋根の上に集結して、天ぴ屋自慢の一夜干しを失敬する機会を伺っています(笑)

それではこれから夏休みに向けて、遊覧船上から全くウミネコの餌付けが出来ないのかと言うとそうでは無く、少数ではありますがウミネコは船に付いて来ますのでご安心下さい(^_^)v

何れにせよ、大部分のウミネコ達は来年の3月位にまた笹川流れに帰って来る事でしょう!(^O^)/

おまけに7月5日に撮影した、ウミネコの動画をUPして置きますね。

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時化の日本海(3日連続・・・)

冬の日本海は大荒れ・・・と言うイメージがあり、鉛色の空、演歌が似合う土地柄

の新潟ですが、ここ数日の荒れ模様には辟易します。

時化の日本海

今日(12/28)で三日連続の大荒れ、海上は6mの大時化となっています。

時化の日本海

時化の日本海

黙って波を見つめていると、何故か吸い込まれそうな恐怖感を覚えます。風と波

しぶきが凄く、車の中からの撮影でした。

日本海の時化

気のせいかここ何年か、1回の時化で波の高さが以前に比べて高くなっている

様な気がします。これも地球温暖化の影響かどうかは解りませんが、何となく

実感しています。

そしてこの荒れ模様も明日まで続く予報です・・・。気が滅入りますね(苦笑)

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笹川流れ~海の縁日

7月6日(日)は、村上市桑川港で「笹川流れ~海の縁日」が開催されました。

毎年、7月第一日曜日に開催される恒例の行事となっております。笹川流れの

海開きを祝い、地元桑川港の漁師さん達が主役となり、イベントを開催しました。

当日は、好天で海上も穏やかで、気温も30℃を超す真夏日となりました。

午前10時からイベントがスタートし、地元漁師さんが獲った日本海の海の幸を

格安で販売しました。新鮮な魚介類を格安で手に入れられると言う事で、沢山の

お客様で販売コーナーは賑わいました。

午前11時頃から、地元漁師さんの漁船と遊覧船による、海上安全パレードが

行われました。普段は乗れない漁船に乗る事が出来るので、清々しい潮風を

受けて、お客様は大喜びの様子でした。

海の縁日 漁船パレード

お昼は、地元漁師の奥さん達の手作りのホッケのつみれ汁のサービスもあり、

其々に昼食タイムとなりました。

昼食後、午後1時から地元山北地区の方々の「よさこいソーラン」の演舞の後、

地元村上市朝日地区(旧朝日村)出身の演歌歌手、「朝日奈希」(あさひなゆう)

さんのミニ歌謡ショーが行われました。ステージも何も無い処で、歌って頂きまし

たが、朝日奈希さんの歌の上手さにお客様は聞き惚れました。

そして今日のメインイベントの活魚の掴み取り、が行われました。子供の部、

大人の部で行われ、大きな鯛やアジ、サバ等を沢山獲った人が居て、港は

大きな歓声に包まれました。

笹川流れ海の縁日 活魚の掴み取り

この桑川港の海の縁日が終わると、笹川流れにも本格的な夏が訪れます。

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ウミネコの産卵~笹川流れ

GWを迎え笹川流れにも沢山のお客様が訪れています。
笹川流れの魅力は何と言っても長年の風波の浸食による、花崗岩の奇岩奇石の
魅力的な、またはユーモラスな造形美にあります。陸上からはトンネルが多く、景色
の全体は観る事ができませんが、海上から観る陸の景色は格別なものがあります。

笹川流れの遊覧船のご乗船されるお客様は、景色を堪能する事は勿論のこと、GW
中はお子さんを連れたご家族のお客様も多く、遊覧船上からウミネコへの餌付けが
人気があります。子供達も喜びますが、実は親、大人が一番楽しんでいるように見受
けられます。

そんなウミネコも5月に入り産卵の時期を迎えています。
ウミネコの産卵
ちょっと見辛いかもしれませんが、遊覧船上から、岩の上で卵を温めている
ウミネコの姿が観られます。

遊覧船が航海していると、自然にウミネコが集まってきます。エサをあげる事を
知っているので、ついてくるのですね。エサは船上でも販売していますが、「かっぱ
えびせん」が一番いい様です。

遊覧船上から観るウミネコ

遊覧船上からウミネコを間近で観る事ができます。ウミネコは綺麗な白い羽で、
背中に黒い帯があり、くちばしと水掻きは黄色です。目は結構鋭いので、怖がる
人もいます(笑)

遊覧船上からのウミネコの餌付け

ウミネコへの餌付けに夢中になり、船長の説明アナウンスも聞こえないかも
しれません。

ウミネコの卵は25日位で雛にかえりますので、5月下旬から6月上旬にかけて
沢山の雛が岩の上の巣で誕生します。ウミネコの餌付けはシーズン通してできますが、
大部分のウミネコは7月中旬以降の若鳥の巣立ちで越冬地へ移動しますので、7月
中旬位までがピークとなります。

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