善寶寺参拝-後編-精進料理

善宝寺で頂いた精進料理

善宝寺参拝-精進料理

善宝寺に参拝し、ご祈祷が済んだ後、精進料理を頂きました。この精進料理が食べたいが為に参拝してい
る訳ではありませんが、楽しみにしている事は間違いありません^_^;

品数が多いですね。どれもシンプルですが、とても美味しいんです。普段脂っ濃い料理を食べ慣れている
せいか、たまに食べるととても新鮮な味に感じられます。

アサヅキの小味噌和え

アサヅキの小味噌和え、春を感じられますねー。シャキシャキとした食感と口の中に広がるアサヅキと味
噌の香りが食欲をそそります。アサヅキ(浅葱)は、アサツキとも呼ばれますね。一見万能ネギの様にも
見えますが、球根植物です。
最近では、畑で栽培されていますので、スーパー等にも流通してますね。

ゼンマイの煮付け

ゼンマイとコンニャクの煮付けです。(~ヘ~;)ウーン、懐かしい味ですねー。こういうの好きなんです、私。
こりゃ、おいしいわー( ゚∀゚ )

胡麻豆腐

胡麻豆腐です。これも私の好物なんです。少し甘い餡が掛けてあり、口の中で胡麻の風味が広がります。
甘いものはご飯のおかずにならない!と言う方もいらっしゃるでしょうが、これは言わば和風スイーツの様な
物ではないでしょうか?

以上、頂いた精進料理の中で3品をご紹介しましたが、その他の食材も大変美味しゅうございました。
余りに美味しくて、調子にのってご飯のおかわりまでしちゃいました。
ってこれもいつものパターンかもしれませんが(笑)

善寶寺参拝 鶴岡市 前編

善宝寺参拝

善宝寺参拝 鶴岡市

今シーズンの笹川流れ遊覧船の運航開始は4月1日(金)となっております。
運行開始前に恒例の鶴岡市の善寶寺を参拝しました。

龍澤山善宝寺は、山形県鶴岡市の名刹、海の神様である八大龍王を祀ったお寺です。全国から漁業、海
運等の関係者が多く参拝する寺として有名です。

善宝寺参拝

善宝寺と言ったら「人面魚ζ`))))))< ジンメンギョ」を思い出す人はツウな方です(笑)
善宝寺には東北地方有数の五重の塔がある所で有名です。こう言った建物を見ていると、昔の方の建築
技術は素晴らしいものだと実感します。

善宝寺 韋駄天
善宝寺の山門内に控える 向かって左側の韋駄天の木像です。仏教における仏の神なのだそうです。

善宝寺 毘沙門天
こちら向かって右側の毘沙門天の木像です。毘沙門天も仏教における仏神で、2年前NHKの大河ドラマ
「天と地と」で、上杉謙信が軍神として崇め、また自分をその生まれ変わりだと信じていた・・・と言う物語
で描かれていましたね。

善宝寺 本堂へと続く石段
石段を登り、ご祈祷の行われる本堂へと向かいました。
久々に登る石段、登り終えると少々息切れがしました(笑)
以上続きは次回に(;´∀`)

龍澤山 善寶寺 参拝 その3~おみくじ

龍澤山善寶寺参拝シリーズもそろそろ最終回にしたいと思います(笑)

今回は、善寶寺で撮影した他の建物をご紹介したいと思います。

龍華庵 (りゅうげあん)~善寶寺お地蔵様~善寶寺

彌勒堂~善寶寺 手水舎~善寶寺

左上から「龍華庵 (りゅうげあん)」、右上「お地蔵様(?)」、左下「彌勒堂(みろくどう)」、右下「手水舎(ちょうずしゃ)」です。各建物の歴史的背景等は、勉強不足で解らなくて申し訳ないです。手を清める水場を「手水舎」(ちょうずしゃ)と呼ぶのだそうですね。初めて知りました(笑)

香炉~善寶寺
香炉
香炉~善寶寺
香炉の龍~善寶寺

香炉の上や脇にも龍神様を祀っているお寺らしく、水晶(?)を持った龍が

乗っていました。こんな所にも龍神の伝説が関係しているのかなと思いま

す。

そして帰り際に「おみくじ」を引いたのですが、結果は・・・・

おみくじ~善寶寺
おみくじ

「小吉」でした。

「一時的に低迷期に入ります・・・etc. 」 Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン

あまり良い運勢ではありませんね。でもあまり良くない運勢ならおみくじを結

んで帰ると良いと聞いていましたが、敢えて自分への戒めの為、結んで来

ませんでした(笑)今まで以上に注意して一年を過ごすと良いという事だと、

勝手に解釈する事にしました。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し干物 一夜干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

精進料理~善寶寺

祈祷が終了した後は、控え室で精進料理を頂きました。いつも善寶寺に参拝に
来てこの精進料理を頂くのが楽しみになっています。

精進料理~善寶寺

精進料理ですので、肉や魚類を使わないのですが、普段脂っこい料理を食

べ慣れていますので、たまにこう言ったヘルシーな料理が特に美味しく感じ

ます。スローフードの原点ですね。

焼き豆腐の煮付け 野菜の合え物l
レンコン~精進料理 菜の花のおひたし

どの料理も控え目の味付けで、素朴な料理ですがそれが逆に新鮮な味に思

えます。焼き豆腐の煮付け、野菜の合え物、レンコン合え、菜の花のおひた

しと言ったところです。そして何よりも美味しかったのが、「ごま豆腐」です。

ごま豆腐~精進料理

タレも甘辛くツルンとした舌触りがサイコーでした(笑)


大きな地図で見る

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龍澤山 善寶寺 参拝 その2

参道の石段を登り終える正面に感應殿(本堂)が見えて来ます。ここ本堂が
祈祷場となります。

総受付所~善寶寺

総受付所に入り、祈祷の受付をします。

受付カウンター~善寶寺

受付カウンターで今日の祈祷の受付を行います。

受付書~善寶寺

受付書に記入します。住所、氏名、法人であれば会社名、船舶ならば船名

等を記入し、希望の祈祷(海上安全、大漁満足、家内安全等)を選択します。

弊社は船2隻、海上安全等、個人では、交通安全等をお願いしました。

祈祷場~善寶寺

午前10時の祈祷まで、あとわずかでしたので、本堂の祈祷場で待つ事にし

ました。善寶寺では、祈祷は午前8時、10時、正午、午後2時、4時の5回

行われます。1回の祈祷は、受けられる人数にもよりますが、今回は40分位

で終了しました。お経は「般若心経」です。

窓から見た五重塔と山門~善寶寺

祈祷の後は、お部屋で精進料理を頂きました。料理についてはまた次回で

触れます。食事後、おみくじを引いて帰りました。

帰りの参道~善寶寺

帰りの参道の石段は下りですので、楽ちんですね(笑)

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龍澤山 善寶寺 参拝 その1

先日相方と山形県鶴岡市の龍澤山 善寶寺へ新年(明けてから随分日が経
ちましたが)の参拝に出掛けました。昨年の今頃もブログに書きましたので、
「またか!」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、我慢してお付き合い下
さい(笑)

善寶寺~入口へ
善寶寺入口へ

善寶寺は、海の守護・龍神様を祀っているお寺で北海道、東北、北陸をはじ

め全国に多くの信者を有し、特に漁業関係者が多く参拝する寺院です。我社

でも海の関係の仕事をしていますので、シーズン前と運航業務終了後の年

二回は欠かさず参拝に訪れます。

善寶寺~参道
善寶寺参道

この日は道中雪も降りましたが、大降りにならず比較的スムーズに到着しま

した。

善寶寺~第一の総門
善寶寺第一の門、総門

善寶寺には山門が二つあり、まず第一の総門を通過します。

善寶寺~五重塔
善寶寺~五重塔

第一の山門通りますと直ぐ左手に五重塔が見えます。東北地方には五か所

に五重塔がありますが、山形県にはこの他に羽黒山にもあります。あと、青

森県に二つ(最勝院、青龍寺)、岩手県に一つ(福泉寺)あります。

善寶寺の五重塔は1893年竣工との事で、室町時代に建立された羽黒山

の五重塔(東北最古)には及びませんが、貴重な建造物です。

善寶寺~山門
善寶寺山門

そして大きな山門を迎えます。山門の中ほどには、左側に「韋駄天」、右側

に「毘沙門天」の木像が控えています。

韋駄天~善寶寺 毘沙門天~善寶寺

「韋駄天」は、仏教の仏の神ですが、仏舎利を持って逃げた者を走って捕ま

えたとの言い伝えから、良く走る神と知られ、転じて足の速い人の事を「韋駄

天」と呼ぶようになったそうです。

「毘沙門天」は、仏教の天部の仏で、四天王の一人の武神だそうです。毘沙

門天と言うと、今の大河ドラマの上杉謙信が信仰する、戦いの神の様に祀ら

れていますが、もともとインドでは財宝神だったそうです。それが、伝わる過

程に於いて何時しか、武神・守護神として伝わったとの事です。

善寶寺~参道の石段
参道の石段

「韋駄天」「毘沙門天」のいる山門を超えると本堂に続く参道の石段が続いて

います。

そして次回に続く・・・。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
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龍澤山 善寶寺へ参拝!その2

善寶寺 精進料理

さて昨日は、ご祈祷後お昼近くになりましたので、善寶寺で精進料理を頂きました。

あさづきと手作りこんにゃく

春先に野山で採れる「あさづき」という山菜と手作りコンニャクです。両方とも酢味噌で頂きました。「あさづき」は春先にだけ採れる新芽ですので、茹でて食べるのです。歯ざわりも良く、クセも殆どありません。手作りコンニャクは、やわらかくおいしかったです。

ぜんまいとしいたけの煮物

ゼンマイとしいたけの煮物です。味付けも濃くなくおいしかったです。ゼンマイは山菜のなかでも高級化しています。

厚揚げ人参昆布の煮物

厚揚げ人参の煮物です。こちらも味付けが良く、おいしかったです。

くるみ豆腐

こちらのくるみ豆腐は四角ではなく丸い形でした。甘すぎず味付けが◎です。妻と2人で頂いたのですが、精進料理だから・・・と言って少々食べ過ぎました。魚、肉なし、油も最小限の精進料理はヘルシーです。でも何事も食べ過ぎてはダメですね(笑)

龍澤山 善寶寺へ参拝しました!

今日は天候も良く、業務開始も近い事から、山形県鶴岡市にある龍澤山善寳寺へ

参拝で出掛けました。山形県庄内地方の城下町鶴岡市北西に位置し1,200年の

歴史がある寺です。海の守護神・龍神の寺として全国的に知られており、四季を

問わず大勢の参拝者が訪れます。ここ山北町でも海に関する仕事、船員、漁師、

船舶会社等に属する人は、安全祈願に古くからこの寺に訪れています。大漁、

航海安全、商売繁盛等を祈祷するのです。

その昔、平安時代の頃に「法華験記」や「今昔物語」にも見える妙達上人という

高僧がこの地にわたり、草庵を結び名付けて「龍華寺」としたのが善寳寺の始め

です。そして、室町時代に曹洞宗の太年浄椿(たいねんじょうちん)禅師に至り、

寺屋を建立、山号を龍澤山、寺号を善寳寺と改められました。

善寶寺 山門

上の画像が山門です。山門の両側には仁王像が配置されています。下の画像は

向って左側ですので、吽形像でしょうか?

吽形像

阿形像

こちらは向って右側ですので、阿形像でしょうか?この寺の仁王像はイメージ

と違い少し穏やかな顔をしている様に思えます。残念ながら風雨による傷みも

少し激しい様です。

そして気になるのが、柱等に貼ってある無数のステッカー・・・。どうして

こんなにマナーが悪いのでしょうか (-_-メ;) 許さん・・・

善寶寺 石段登り

山門を過ぎると、本堂に向う石段があります。数えてみると96段ありました。

これ位でも登り終えると、キツかったです・・・(^u^;) ハァハァゼェゼェ・・・

善寶寺 本堂

石段を登り終えると本堂が見えます。こちらで、お経を頂きました。約40分程の

祈祷となります。曹洞宗ですので、お経は般若心経を主とした祈祷です。

祈祷の後、丁度お昼近くになったので精進料理を頂ました。

料理については、明日UP致します。

善寶寺本堂から観た五重塔

本堂脇の高台から見た五重塔です。少し電線が気になりましたが・・・。そして

下りの石段です。

善寶寺 石段下り

山門の脇にある五重の塔です。明治時代に入り、第33世月円禅山(げつえんぜんざん)

大和尚の代に、漁業関係者の発願による我が国唯一の「魚鱗一切の供養」の五重塔が

建立されたのです。

善寶寺 五重塔

この他にも奥の院や「人面魚」で有名になった「貝喰みの池」(かいばみのいけ)

がありますが、時間が無かったので今回は見送りました。

この池は、二龍神がお隠れになられた池で、藤沢周平氏の小説作品「龍を見た男」に

取り上げられました。

私は熱心な仏教徒では、ありませんが、ありがたいお経を頂くと、何か神聖な気持ち

になるものですね。この様に祈祷して頂き、身も心も新たな気持ちで、新シーズンを

迎えられそうです。

龍澤山 善寶寺HP

笹川流れ観光汽船のホームページ