束の間の静寂~笹川流れ

束の間の静寂~笹川流れ

束の間の静寂~笹川流れ

明日からもう12月(師走)を迎え、何かと慌ただしくなって来ました。
ここ日本海笹川流れも11月に入ると、めっきり凪(波の穏やかな日)が続かなくなっています。

おっと、告知を忘れていましたが、弊社、笹川流れ観光汽船の遊覧船も11月15日で今シーズンの運航が
終了となりました。今年一年、無事故で沢山のお客様にご乗船頂き、この場を借りまして厚く御礼申し上
げます。

11月のある日、時化と時化の間のほんの一日限りの凪の日に、撮影しました。波打ち際の水が、海の透
明度の高さを伺えます。
花崗岩から出来た黄色っぽい砂、桂砂の砂浜で、笹川流れの砂浜は形成されています。

束の間の静寂~笹川流れ

自宅裏から、桑川港を臨む。砂浜まで歩いて30秒。海の上に家が建っているようなものです(^^♪
私にとっては心地良い波のざわめきも、この辺りに多い民宿に初めて泊まるお客様には、波の音が気に
なって寝付けない人も多いとか(^_^;)

穏やか・・・と言っても、ケッコーうねりもあり、テトラポットに打ち付ける波飛沫は大きくなります。
静寂・・・とはとても言えませんね(笑)

束の間の静寂~笹川流れ
束の間の静寂~笹川流れ

遠くに見えるは佐渡 粟島かいな~。天気が良い日など、島の建物も見えます。建物の上か
ら、手を振っている人の姿も見えます・・・ウソです ボカッ(*▼▼)ノ゛☆(*△☆)イタッ

これから冬の日本海。この姿と違った姿も今度見て頂きますね(*^_^*)

念珠の松庭園~山形県鶴岡市

念珠の松庭園~山形県鶴岡市

念珠の松庭園~山形県鶴岡市

10月の後半のある日、山形県鶴岡市鼠ケ関にある、「念珠の松庭園」に行って来ました。

ここ、新潟県の笹川流れは、県北に位置しており、山形県との県境に近い位置にあります。この念珠の松
庭園までは、車で約30分程の距離になります。

この念珠の松庭園には、私も何回か訪れていますが、手入れの行き届いた松や石等も大変印象的ですが、
私の目的は庭に植えられている植物に興味があるのです(*^_^*)

シャリンバイ(車輪梅)~念珠の松庭園
庭園内に入ると、直ぐ側に「シャリンバイ(車輪梅)」が実を付けていました。シャリンバイは、バラ科シャリン
バイ属の落葉低木で、東北南部以南の主に海岸近くに野生しています。
またその寒さ、暑さに強い事から庭木としても用いられている様です。

花は5月頃咲くそうですが、秋から冬にかけてご覧の様な深紫の実を付けています。

コムラサキ(小紫)~念珠の松庭園
コムラサキ(小紫)~念珠の松庭園
そして一際目を引いたのは、「コムラサキ(小紫)」でした。コムラサキはクマツヅラ科ムラサキシキブ属の
植物で、枝垂れた枝に並ぶように紫色の小さな実を沢山付けます。
私は、以前コムラキをムラサキシキブ(紫式部)と思っていましたが、実は違っていた様です(^_^;)

紫色の実が綺麗ですので、庭木等に用いられる事が多いようです。

マユミ(真弓)~念珠の松庭園
そして、最後は「マユミ(真弓)」が実を付けていました。
マユミ(真弓)は、ニシキギ科ニシキギ属の木で庭木等に良く用いられます。
またかつては、この木から弓を作っていたので、この名前の由来となった様です。

赤、というか朱色と言うか・・・この実が熟すと、果皮が割れて種が顔出します。

本当は、春頃か、もしくは9月後半から10月はじめにかけて訪れたら、もった沢山の植物を見ることができた
のでしょう。残念ですが、それはまたの機会としたいと思います。

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)その2

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)その2

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)その2

前回、携帯電話での画像をUPしましたが、今回はデジイチで撮ったモノをUPします。
セイタカアワダチソウの説明については、前回のエントリーをご覧下さい。

あれだけ繁茂していたセイタカアワダチソウもこの時季になりますと、花が終わったモノが多くなっている
様です。川の土手、空き地等が黄色一色でしたから(-_-;)

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)その2

そして少し花に寄ってみるとこんな感じになっています。

時化そして光芒~笹川流れ

荒れた海~笹川流れ

時化~笹川流れ

11月2日から3日に掛けて日本付近の低気圧が発達し、日本海側の北陸から東北、北海道は大荒れと
なりました。

ここ笹川流れも同様で、海上で20m超の強風が吹き、波高が4mにも達しました。当然こんな日は、弊社
の遊覧船は全面欠航となり、同じ新潟県内の佐渡汽船のジェットフォイル等にも欠航が出た日となりまし
た(-_-;)

荒れた海~笹川流れ

岸まで打ち寄せる波が白く砕けます。今シーズン一番の荒れ模様となりましたが、この程度はまだ序の
口です。これから冬に向けて一気に季節が変わり始めますが、冬場は4mの波なんて当たり前。時には
6mそして8mの高波が発生する事もあります(@_@)

弊社の遊覧船の営業も11月15日(月)までですので、あと僅かとなりました。「終わり好ければすべてよ
し」と言う事で、最後まで気を抜かないで業務に努めたいと思います。

光芒~笹川流れ

光芒~笹川流れ

でも、こんな荒れた日でもワクワクする事がありますo(^-^)o ワクワクッ
それは、鉛色の雲の切れ間から太陽が差し込む『光芒(こうぼう)』を観る事が出来るからです。光芒は、
「天使の梯子」なんてメルヘンな別名もあります(笑)

その様子は映画の未知との遭遇で、円盤から光が差す光景に似ているな・・・と勝手に思いました(^o^)