時化そして光芒~笹川流れ

荒れた海~笹川流れ

時化~笹川流れ

11月2日から3日に掛けて日本付近の低気圧が発達し、日本海側の北陸から東北、北海道は大荒れと
なりました。

ここ笹川流れも同様で、海上で20m超の強風が吹き、波高が4mにも達しました。当然こんな日は、弊社
の遊覧船は全面欠航となり、同じ新潟県内の佐渡汽船のジェットフォイル等にも欠航が出た日となりまし
た(-_-;)

荒れた海~笹川流れ

岸まで打ち寄せる波が白く砕けます。今シーズン一番の荒れ模様となりましたが、この程度はまだ序の
口です。これから冬に向けて一気に季節が変わり始めますが、冬場は4mの波なんて当たり前。時には
6mそして8mの高波が発生する事もあります(@_@)

弊社の遊覧船の営業も11月15日(月)までですので、あと僅かとなりました。「終わり好ければすべてよ
し」と言う事で、最後まで気を抜かないで業務に努めたいと思います。

光芒~笹川流れ

光芒~笹川流れ

でも、こんな荒れた日でもワクワクする事がありますo(^-^)o ワクワクッ
それは、鉛色の雲の切れ間から太陽が差し込む『光芒(こうぼう)』を観る事が出来るからです。光芒は、
「天使の梯子」なんてメルヘンな別名もあります(笑)

その様子は映画の未知との遭遇で、円盤から光が差す光景に似ているな・・・と勝手に思いました(^o^)

雲の切れ間から差す太陽光~笹川流れ

Angry waves of one day

雲の切れ間から差す太陽光~笹川流れ

ここ最近は雪も降り、海上も荒れる日が多くなっています。これぞ冬の日本海!と言う感じの日が続いて
いますが、先日撮影した海の様子をご紹介します。

この日は4m位の高波が押し寄せる日で、防波堤に打ち付ける波も高さ2、30mに達しているのではない
でしょうか?港を一歩出れば大時化です(^▽^;)

Light of the sun to shine through the breaks in clouds
沢山の光の筋が・・・:今、雲の切れ間から太陽光が幾筋にもなって差し込んで来ました。ここがシャッ
ターチャンスとばかりに撮影しました。

Light of the sun to shine through the breaks in clouds

Light of the sun to shine through the breaks in clouds
サーチライトの様に:差し込む太陽光が海面を照らし出します。光の当たる所、当たらない所で陰陽が
ハッキリします。そんな所も面白い光景ですね。

この後、雨もチラついて来ましたし、風がとても強かったので退散する事にしました。
なるべく毎日、海の様子を撮影したいとは思っていますが、最近はあまりの天気の悪さに撮影するの
を諦めています。でもまたこう言ったチャンスがあればまた撮影したいですね。

それと『かいり』さんの様な定点撮影を1年通してやってみたいですね(*^_^*)

秋に海から見る陸の景色~笹川流れ

11月11日で、弊社の遊覧船の運航業務が終了しましたので、先日おばこ丸を岩船港に回航しました。
冬期間は、船を陸上に上架して保管する為です。運航しない船を長期間港に係留してますと、他の船の邪
魔になったり、船底にフジツボ等の貝類が付着してしまうのを防ぐ為です。

Scenery of the land to watch from the sea in autumn

秋に海から見る陸の景色~笹川流れ

桑川港を出港し、海路を岩船港に向けて船を進めます。当日は天候曇り、海上はうねりが少しありました。
航跡の向こうに、出港した桑川港が遠くなりました。

Scenery of the land to watch from the sea in autumn
紅葉の終わった山々:この日は海上から見る陸の景色も少し靄が掛った様に、霞んでいました。
遠くの山々も紅葉がほぼ終わり、色の無い景色になっています。

Scenery of the land to watch from the sea in autumn
雲から差す光芒:途中、雲の切れ間から幾筋もの光芒が差し込んでいました。バックの山々がシルエット状
になり、幻想的な雰囲気でした。光芒を見ると何時も思い出すのが、Led Zeppline の 『Stairway to
Heaven』です。光芒は『天使の梯子』等とも呼ばれてるそうで、とても厳かな雰囲気がありますよね。

Scenery of the land to watch from the sea in autumn
もう一筋の光芒:暫く船が走ると又もや一筋の光芒が見えました。天から差し込む、まるでスポットライトの
様です。周りは暗いのに、その光芒の光が照らす海面だけが明るいんですよ(*^^)v 
ちょっとこの画像では良く判りませんが(;~〓~) アセアセ
折角ですので、もう一丁関連曲のご紹介を(笑)

Scenery of the land to watch from the sea in autumn
旧村上市付近の山々:桑川港を出港して暫くすると、旧村上市街が見えて来ました。手前の山、遠くの山
々の間には靄の様な雲が垂れこめています。村上市街が見えてくると、もう間もなく岩船港に入港します。
桑川港~岩船港間は、気象・海象に左右されますが、大体90分位かかりますね。車だと30分位の距離で
す。

今回の遊覧船の回航は、天候に恵まれない様でしたが、かえって『光芒』が2ヶ所で見る事が出来ました
ので、少し得した気分です(^_^)v

光芒と夕焼け~笹川流れ

今日は台風一過の余波の為、波、風ともに高目でした。晴れ間が広まったかな~と思っていると、突然雨が降りだしたりの猫の目の様な天気となりました。気温も下がり肌寒く、あげくの果てには夕方には下越地方の新発田、岩船地域等に「竜巻注意報」が発令されました。

光芒~笹川流れ

「光芒~笹川流れ」

今日の午後からになると、雲が立ち込めにわか雨を降らせました。沖合いの雲の切れ間から太陽の光が差し込んでいました。これは「光芒」とか「天使の梯子」とか「レンブラト光線」等と呼ばれている、雲隙間から差し込む、細長い光の事を言います。

光芒~笹川流れ

光芒と言う名前を知ったのは、いつもお世話になっている阿賀野のアゴスさんが撮影された光芒の写真を見た時です。雲上から差し込む一筋の光が印象的なお写真でした。
ここ、笹川流れでも雲の多い日等には、この様な光芒の姿を見る事があります。特に冬場の暗い鉛色の雲の切れ間からこぼれる「光芒」はとても綺麗です。

夕焼け~笹川流れ

夕焼け~笹川流れ

そして別の日に撮影した、夕焼けの写真があります。
この日は夕暮れ時になった際、粟島付近の空が、黒い雲と夕暮れが二層になってとても綺麗で不思議な空でした。

夕焼け~笹川流れ

こうしてデジカメで撮影し、PCのモニターで写真を見ているのですが、見た目の色とPC上からの見え方が違っています。なかなかムズカシイものですね(苦笑)