先日相方と山形県鶴岡市の龍澤山 善寶寺へ新年(明けてから随分日が経
ちましたが)の参拝に出掛けました。昨年の今頃もブログに書きましたので、
「またか!」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、我慢してお付き合い下
さい(笑)
善寶寺入口へ
善寶寺は、海の守護・龍神様を祀っているお寺で北海道、東北、北陸をはじ
め全国に多くの信者を有し、特に漁業関係者が多く参拝する寺院です。我社
でも海の関係の仕事をしていますので、シーズン前と運航業務終了後の年
二回は欠かさず参拝に訪れます。
善寶寺参道
この日は道中雪も降りましたが、大降りにならず比較的スムーズに到着しま
した。
善寶寺第一の門、総門
善寶寺には山門が二つあり、まず第一の総門を通過します。
善寶寺~五重塔
第一の山門通りますと直ぐ左手に五重塔が見えます。東北地方には五か所
に五重塔がありますが、山形県にはこの他に羽黒山にもあります。あと、青
森県に二つ(最勝院、青龍寺)、岩手県に一つ(福泉寺)あります。
善寶寺の五重塔は1893年竣工との事で、室町時代に建立された羽黒山
の五重塔(東北最古)には及びませんが、貴重な建造物です。
善寶寺山門
そして大きな山門を迎えます。山門の中ほどには、左側に「韋駄天」、右側
に「毘沙門天」の木像が控えています。
「韋駄天」は、仏教の仏の神ですが、仏舎利を持って逃げた者を走って捕ま
えたとの言い伝えから、良く走る神と知られ、転じて足の速い人の事を「韋駄
天」と呼ぶようになったそうです。
「毘沙門天」は、仏教の天部の仏で、四天王の一人の武神だそうです。毘沙
門天と言うと、今の大河ドラマの上杉謙信が信仰する、戦いの神の様に祀ら
れていますが、もともとインドでは財宝神だったそうです。それが、伝わる過
程に於いて何時しか、武神・守護神として伝わったとの事です。
参道の石段
「韋駄天」「毘沙門天」のいる山門を超えると本堂に続く参道の石段が続いて
います。
そして次回に続く・・・。
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