真鱈の味噌汁~笹川流れ

The miso soup of the Pacific cod

真鱈の味噌汁~笹川流れ

今、日本海笹川流れでは真鱈漁が最盛期になっています。5キロ、6キロは当たり前、中には10キロ超、
15キロにもなる真鱈が水揚げされています。真鱈は産卵期を迎えていますので、お腹の中は大きな卵を
入ったメスの鱈が殆どです。また全体の3分の1程度が、菊やタツと呼ばれる白子が入ったオスの鱈です。
真鱈の世界でも女子が大多数を占めているのか!と言う感じですね(笑)

The miso soup of the Pacific cod
今晩は真鱈の味噌汁に:こんな寒い日は真鱈の味噌汁が最高でしょう。白子、胆(肝臓)、鱈の身、ガラが
たっぷり入った味噌汁を大きなお椀ですすります。鍋でも勿論美味しいでしょうが、我家では美味しいお魚
を手っ取り早く味噌汁にしちゃいます(^^ゞ
出汁が出て美味しい事この上無いです。少し、白子が味噌汁に溶け具合ですが、それはご愛敬と言う事
で(笑)

真鱈は大きいですし、骨は固くいですので捌くのは面倒です。私も悪戦苦闘しながら、なんとか捌く事が
出来ました。何にしてもこれだけ新鮮な魚介類を頂けると言う事は幸せですね(●^o^●)

真鱈の味噌汁&真鱈の大根おろしがけ

The miso soup of the Pacific cod

真鱈の味噌汁&真鱈の大根おろしがけ

昨日は、久々の穏やかな海となり、漁師の人達もやっと初漁に出た漁船も多かった様です。年末から
天候が荒れる事が多くなり、中々出漁出来るような海になりませんでした。

昨日、出漁した知り合いの漁師さんから、真鱈を頂きました。まだ方は小さいですが、そろそろ水揚げが
上がって来ました。例年ならこの時期から獲れ始める真鱈(マダラ)。アンコウ(鮟鱇)と並んで冬の新潟
の海産物の代表となっています。

水揚げされたばかりの真鱈を頂き、早速家に持ち帰り捌いて夕飯に間に合わせました。今回の真鱈は
『たつ』(「菊」とか「たづ」とか笹川流れでは呼んでいる真鱈の白子)が入っているオスの真鱈でした。
私は真鱈を捌いた時点で、料理を相方に任せて交代です(笑)

白子が入っている真鱈となればもう味噌汁で決まりでしょう!
白子、肝臓、タラの身をふんだんに入れてネギを散らして味噌汁の出来上がりです。白子は正に『とろけ
る~』状態でした(^_^)v

もう少し、白子等を綺麗に並べて撮影すれば良かった^_^; 何せ味噌汁が冷めないうちに食べたくて撮影
も1~2ショットしか写しませんでした(笑)

The fried food of the Pacific cod
真鱈の大根おろしがけ:半身は昨日味噌汁で食べて、半身は少し塩を振って冷蔵庫で保管して置きまし
た。今晩、相方はその真鱈の半身を使って、「大根おろしがけ」を作りました。
真鱈を適当な大きさに切り身にして、小麦粉をまぶして油で揚げます。そうして醤油ベースのタレに沢山
の大根おろしを入れて、揚げたての真鱈の上に掛けて完成です。

真鱈は油で揚げて食べても美味しいので、大根おろしのタレもマッチしていました。
貴重な真鱈を頂戴しまして、漁師の〇〇さんありがとうございます< (_ _)>

The afternoon of a certain winter
昨日の海:昨日の海は、先程書いた様に、久々の穏やかな海となりました。でもそんな状態は長くは続かず
今日から明日に掛けてまたまた大荒れの天気となる模様です。
ホント今年は荒れる日本海となっていますね(;^_^A アセアセ・・・

真鱈(マダラ)の味噌汁

先日の真鱈(マダラ)の料理編です。

料理担当は家の「ばあちゃん」です。この道○○年の大ベテランです。

主役のマダラは、下の画像の様に部位ごとに包丁で切り分けます。頭の部分等のアラ

もダシが出る為、入れます。今回はメスでしたので、白子は無かったですので、肝を入

れました。タラコは入れません(笑)後は豆腐とネギが入ります。

真鱈(マダラ)の味噌汁

そして完成品です。(途中経過はありません(-“-;A …アセアセ)

光不足で美味しそうに撮れません。アシカラズ。

真鱈(マダラ)の味噌汁

大きいお椀でしたので、これだけでもお腹がいっぱいになります。ダシが出て美味しい

かったですね。出来れば白子も欲しかった・・・。

鱈のあんかけ

もう一品は「マダラのあんかけ」です。マダラの身を湯揚げし、片栗粉でとろみをつけた

しょうゆダレをかけて出来上がり。パプリカなんかも色取りで使っちゃいます。さすがバー

ちゃん!?

実はこれがある日の朝食のメニューだったのですが、朝からガッツリ食べてしまし少々

後悔しましたとさ…… ( 〃..)ノ ハンセイ

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し干物 一夜干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

マダラ(真鱈)~笹川流れ

マダラ(真鱈)は、今正に旬を迎えた魚です。今年は日本海は時化続きで、中々マダラ

のまとまった水揚げが未だありません。マダラは今産卵時期を迎えていますので、産卵

が終わるまでが美味しさのピークかと思います。

マダラ(真鱈)~笹川流れ

マダラはタラ目タラ科に属する魚で、主に北太平洋に分布しています。日本海、東北以

北の太平洋側で主に底引き漁で水揚げされます。

マダラ(真鱈)~笹川流れ

マダラの料理方法は、鍋、味噌汁、フライ、ソテー等で食べられます。身は脂肪分が少

ないので、淡白な味です。産卵の時期ですので、特に重宝されるのが、マダラの「しら

こ」です。菊の花に似ている事から「キク」とも呼ばれ、値段もメスよりオスの方が高目と

なります。酢だち醤油等で食べるトロッとして美味ですね。

マダラ(真鱈)~笹川流れ

今回のマダラはオス or メス?答えは「メス」でした。上の黒っぽいのが卵巣で、下がキ

モ(肝臓)です。マダラの卵は、鮭のイクラの様に醤油タレで味付けして暖かいご飯の上

にかけて食べても美味しいですし、ゴボウ、大根、シラタキ等とマダラの卵をフライパンや

鍋等で炒る「こいり」と言う食べ方もあります。もちろんパスタと和えても「タラコスパゲ

ティ」になりますね。

料理した画像を撮るのを忘れていましたので、今度UPしますね。

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スケソウダラ

先日の真鱈(マダラ)に続き、本日も冬の日本海の海産物をご紹介致します。

スケソウダラは、スケトウダラとも言い、北太平洋、日本海に広く分布していま

す。スケソウダラの卵は明太子の原料として珍重されています。精巣は白子とし

て利用され、身は棒ダラ、新鮮なものは鍋物に利用されています。

スケソウダラ
真鱈に比べてスケソウダラは目が大きいです。

スケソウダラ2

魚の捌きは、ばあちゃんの得意技です。

スケソウダラ3

スケソウダラ卵

スケソウダラの卵は、マダラに比べて綺麗なピンク色をしています。

真鱈汁

これは真鱈汁です。白子、肝臓、身を入れてあつあつの所を頂きました。

スケトウダラ ウィキペディア

笹川流れ観光汽船のホームページ