ヒャクニチソウ(百日草)~笹川流れ

ヒャクニチソウ(百日草)

ヒャクニチソウ(百日草)~笹川流れ

先日、自宅近くの畑(よそ様の畑です(^^ゞ)に行きまして、咲いていた花を撮影して来ました。
その中でも私の好みの花、ヒャクニチソウ(百日草)が綺麗に咲いていました。

ヒャクニチソウ(百日草)は、キク科ヒャクニチソウ属(ジニア属)の一年草です。それこそ6月頃から10月頃
まで、長い期間花を咲かせていますのでその名が付いたと言われています。
花の咲き方は、一重、八重、カクタス等と豊富で、花色も様々ですので、色々楽しめる花となっています。
もともとこの地域では、仏壇やお墓等の供える為に栽培されている事が多く、私が撮影したこのヒャクニチ
ソウも、畑の一部に他の花と共に栽培されていました。

ヒャクニチソウ(百日草)~笹川流れ
こちらのヒャクニチソウは、八重咲きです。学名は、「Zinnia elegans = 優雅な」と意味を持っていますが、
正に優雅そのものの豪華な花を咲かせる花ですね(笑)
普通は花壇等で植えられている花ですので、目にする機会も多いかもしれません。
皆さんも今度見掛けたら、その優雅さを堪能して下さい(*^^)v

ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)~笹川流れ

ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙) 

ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)~笹川流れ

ここ2、3年連続でご紹介しています「ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)」を今年もご紹介致します。
この時期、咲く花で赤と言うかオレンジの花色が鮮やかな植物です。
アヤメ科クロコスミア属の球根植物で、南アフリカが原産だとの事です。とても丈夫な植物で、一度植える
と放って置いても毎年キチンと咲いてくれます(笑)ここ笹川流れでもあちこちで野生化したヒメヒオウギズイ
センを観る事が出来ます。

ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)
ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)
今回撮影したヒメヒオウギズイセンも近所の畑が近くにある山の裾野に生えていた物です。この所の暑さ
の為か、花も少々傷みぎみです。

ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)
この植物の名前の由来は、ヒオウギ(檜扇)と言う花に似ているからだとか。あまりこのヒオウギ(檜扇)と
いう植物は見た事がありません。興味のある方はリンク先をご覧下さい。
そうそう、ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)の別名は、「モントブレチア」です。

夕日の綺麗な日~笹川流れ

The day when the setting sun is clean

夕日の綺麗な日~笹川流れ

6月のある日でした。その日は夕日が綺麗な日で、これは絶対撮影したい~!!と早速カメラを持ちだし、
撮影ポイントへ向かいました。

6月頃から夏に掛けて笹川流れの海岸では、夕日は沖合いの粟島に沈みます。この撮影の後には、梅雨
に入ってしまいましたので、夕日の撮影としては丁度良いタイミングだったみたいです(^^ゞ

The day when the setting sun is clean
粟島へ沈み行く夕日とウミネコです。
この撮影ポイントは、笹川流れにある「弁天岩」と呼ばれる所で、ウミネコの巣もある場所ですので、タイミ
ングが合えば夕日によってシルエットになったウミネコも一緒に撮影出来ます(^o^)
と言っても夕日を撮影していたら、偶然ウミネコも写っていた・・・程度のレベルですが(笑)

The silhouette of the black-tailed gull
この撮影ポイントの弁天岩、岩の天辺に祠があります。やはり弁天岩と言うぐらいですので、海の神様
弁天様が祀られています。
以前の祠は下に落ちてしまい破損したので、20年程前に新しい祠を弁天岩の上に奉納しました。
昭和39年の新潟地震の際には、この弁天岩の頂上すれすれ位まで、津波の水位が上がったと言われて
います。

やはり夕日を撮影してみて、肉眼で見たのと撮影した画像では色合いがかなり違いますね。
見た目はもっと明るい綺麗な夕日だった様な気がしますが、画像は少し暗くなってしまいました(-_-;)
実は7月に入って弊社の「笹川流れ夕暮れクルーズ」も運航されましたので、その時の模様等はまた
後程ブログでご紹介したいと思います(何時になるやら)

ノウゼンカズラ(凌霄花)~笹川流れ

Campsis grandiflora

ノウゼンカズラ(凌霄花)~笹川流れ

先日、咲くと「夏がキター」と感じる花で「タチアオイ(立葵)」をご紹介しましたが、おっと忘れてならない
初夏を代表する花が未だありました(^^ゞ
そう、ノウゼンカズラ(凌霄花)です。ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属のつる性木本で、英名が「Chinese
trumpet vine」(トランペットフラワー」と呼ぶ様にトランペット型の橙色や赤色の花を咲かせるのが特徴です
ね。

つる性ですので、他の植物等に絡みついて成長し、茎は木質化します。つる性の植物と言うのはどれも
成長が旺盛な物が多いですよね。藤とか葛とかもつる性ですし・・・^^;

Campsis grandiflora
今回ご紹介した「ノウゼンカズラ(凌霄花)」も先日と同じ、JR桑川駅に生えていた物です。年々成長して見
事な大きさになって沢山の花を付けていました。

このノウゼンカズラは、私の独断と偏見ですが、初夏を代表する花ベスト5に入りそうです(*^_^*)

タチアオイ(立葵)~笹川流れ

Althaea rosea

タチアオイ(立葵)~笹川流れ

真っすぐ伸びた茎に大きな花を咲かせるタチアオイ(立葵)の花。この花が咲くと「夏がやって来たんだな~」
と実感します。直立の茎に大柄な花・・・まとまって咲いていると何とも壮観です(^^♪

Althaea rosea
タチアオイ(立葵)は、アオイ科ビロードアオイ属の多年草です。日本には室町時代に中国から渡来したと
言われています。因みに中国名は蜀葵(ショクアオイ)と言って、三国志時代の蜀の国と言えば、劉備 玄
徳(161~223)の国ですね。前に三国志の本を読んだ事があるので、少々興味深いです(^o^)

Althaea rosea

タチアオイ(立葵)は、何と言っても花色が豊富です。観る者の目を楽しませてくれますね。
以下、様々な色のタチアオイ(立葵)の花をお楽しみ下さい。

Althaea rosea

Althaea rosea
タチアオイ(立葵)について調べてみると、古くから根を煎じたものを胃腸薬として用いていた様です。また
花を煮詰めて砂糖を加えて食用にもなった様です。園芸品種も多数あり、栽培、株分けも容易な植物です。
何の手入れもしなくても毎年花を咲かせていますもの^m^

これらのタチアオイ(立葵)は、JR桑川駅&道の駅「笹川流れ夕日会館」の駐車場で撮影したものです。
今が見頃となっていますので、笹川流れへお越しの際は是非こちらもご覧下さい(^O^)/

新潟県村上市桑川

アヤメ(菖蒲)とキハナショウブ(黄花菖蒲)~笹川流れ

Iris sanguinea Hornem. (1813)

アヤメ(菖蒲)~笹川流れ

6月に入り、近くの畑のアヤメ(菖蒲)が、咲きました。アヤメ(菖蒲)は、アヤメ科アヤメ属の多年草です。
アヤメと言えば、新潟県内の五十公野公園のアヤメ園が有名ですし、お隣山形県の長井のアヤメ園も
有名ですね(^^)

と言っても私はどちらの「アヤメ園」には、行った事が無いのですが、こんな近場でも素敵なアヤメを見る
事が出来ます(^^ゞ

Iris sanguinea Hornem. (1813)

アヤメの見分け方~笹川流れ

アヤメは、特に湿地帯を好む訳ではなく、畑等でも栽培されています。
アヤメ、カキツバタ、ハナショウブの見分け方ですが、アヤメは、花弁に茶色い網目状の模様があります。
これが一番の見分け方かもしれません。

Iris ensata Thunb. var. ensata (1794) シノニム

キハナショウブ(黄花菖蒲)

そして上のアヤメ(菖蒲)が咲いている所の近くでキハナショウブ(黄花菖蒲)が咲いていました。
やはりアヤメ科アヤメ属の多年草で、アヤメと違って湿地帯を好む植物です。

見分け方としては、外側の花弁の基部に黄色の筋が入ります。この黄花菖蒲は、元々黄色の花ですので、
この見分け方は、難しいかもしれませんね(笑)
アヤメ、キハナショウブ、カキツバタの三種は、似た感じの植物で見分け方も少し難しいかもしれませんね(^^ゞ

ツルニチニチソウ(蔓日々草)とスイバ(酸い葉)~笹川流れ

Vinca major

ツルニチニチソウ(蔓日々草)~笹川流れ

ツルニチニチソウ(蔓日々草)は、キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の多年草です。原産は南ヨーロッパ
やインド、アメリカの熱帯地方です。名前の通り蔓(つる)性の植物で地面を蔓を伸ばして生育します。
花壇のグランドカバーとして、数種の園芸品種があります。
春先に紫色の花を咲かせる植物で、新潟県ですと冬に葉を落としますが、耐寒性があります。

笹川流れでは、畑の近くの草地等に生えていて、春先に花を咲かせます。因みに花言葉は、「幼なじみ」
「朋友」で、2月24日の誕生花です。

Rumex acetosa

スイバ(酸い葉)~笹川流れ

スイバはタデ科ギシギシ属の植物です。スイバは「酸い葉」と書く様に、かつては食用とされていて、食
べると酸っぱい味なのだそうです。酸っぱいのは、シュウ酸が含まれている為ですので、食べられるから
と言ってあまり食べ過ぎない方が好い様です(^^ゞ って余り食べる人はいないか?(笑)

このスイバは、道端や草地等で普通に見られる植物ですね。オスとメスがあって、雄は白っぽい花で、雌
は赤っぽい花を咲かせます。花言葉は、「愛情」「親愛の情」で、1月17日と10月26日の誕生花です。

ソメイヨシノ~旧桑川小学校

Prunus × yedoensis

ソメイヨシノ~旧桑川小学校

GWも無事終わりましたが、5月末の旧山北町の消防団の演習に向け、活動が盛んです。
前回の更新から随分と間が空いてしまいました。沢山のコメントを頂きましたが、中々皆さんの所へご訪
問出来ずに大変申し訳ございませんm(__)m
何とかペースを上げて行きたいのですが、それも未だ暫く先の様です^_^;

で、先日、と行っても随分前の事になってしまいましたが、ここ笹川流れでもソメイヨシノが満開を迎えました。
せめて近くの旧桑川小学校にプチ花見に行って来ました。
毎年ここの桜だけは見に行く、近くの住民にとっても手軽な花見スポットとなっています。

Prunus × yedoensis

今年の春先の不順な天候により、開花が例年より少し遅れた様です。それでもこの小学校の卒業生が卒
業記念にと植えられた何本もの桜の苗が、もう太い幹の立派な桜へと成長しています。
ソメイヨシノ(染井吉野)は、2種類のサクラの交配により生まれた園芸品種です。
桜の開花予想と言えばこの品種を思い浮かべる程、大変ポピュラーな桜ですね。5月13日現在、桜前線は
北海道に上陸し、北端の稚内市でも5月20日頃が開花予想となっています。

Prunus × yedoensis

今年も小学校の廃校舎をバックに桜を撮影してみました。桜と学校は、入学式の頃に花が咲くイメージ
があります。以前は新潟県では、小学校の入学式には、桜の開花は間に合わないものでしたが、最近の
地球温暖化の影響もあり、式の当日に桜が咲くと言う事も珍しく無くなっています。

ゆっくりと桜を見物していたかったのですが、今年のどうも寒い風に吹かれて早々に退散しました(笑)

ヒマラヤユキノシタ~笹川流れ

Bergenia stracheyi

ヒマラヤユキノシタ~笹川流れ

ヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪ノ下)は、ユキノシタ科ベルゲニア属の常緑多年草で、春先花壇や鉢植え
で、よく咲いています。原産地は名前から解る通り、ヒマラヤ山脈周辺です。
この植物は今では交配が加えられていて、約10種類以上あるそうです。

Bergenia stracheyi
ヒマラヤユキノシタは、園芸用として日本でも栽培されていますが、主にグランドカバーや鉢植えとして利
用されていますが、なかなかどおして綺麗な花じゃないですか?(笑)
ヒマラヤユキノシタと言う名前から、夏は弱いのでは?と思われますが、日陰であれば十分育てられます
し、新潟の冬越しも大丈夫みたいです^_^

よお~く画像を見てみると、花に蜂に似た虫がとまっている様です。まだ寒いですので、私が近付いても
逃げようともしません。4月半ばの撮影ですが、アラレが降ったりの寒い気候ですが、生命力は強いもの
ですね(@_@)

今日、笹川流れは朝から「だしの風」(南東の風)が、強く吹いていました。時折強い突風の様な風が吹き、
物が飛んでいます。この強風、どうやら明日も続きそうです^_^;

水芭蕉~胎内市地本

Asian skunk cabbage

水芭蕉~胎内市地本

今年も水芭蕉の咲く季節となりました。1週間ほど前、胎内市地本の水芭蕉の群生地に行って参りました。
それも、いつもブログでお世話になっているユウスケさんのブログを拝見し、「もう咲いているなら行ってみる
ぜ!」と勇んで足を運びました(笑)

駐車場の片隅に、湧水がこんこんと湧き出ている場所がありました。
この湧水は、「どっこん水」と呼ばれていまして、飯豊連峰から流れ出た水が胎内川へと流れ出て、この川
の伏流水が湧き出る水です。この「どっこん水」が湧き出る胎内市地本地区では、水芭蕉が育っているので
す。このどっこん水は、外気に余り影響を受けず年中温度の変化の少無い水です。

Asian skunk cabbage

Asian skunk cabbage
この辺りは湿地帯となっていて、前述の湧水と相まって海岸から2、3kmの土地でも水芭蕉が育つ条件を
備えているのだそうです。
この湿地帯の中央に散策道が設けられていて、この小路から水芭蕉を観察出来ます。

Asian skunk cabbage

Asian skunk cabbage
水芭蕉は、サトイモ科ミズバショウ属の多年草で、本州の兵庫県以北の日本海側、北海道等の湿原や湿
地帯に群生しています。白い花の様に見えるのが仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる葉が変化したもので、
中央の円柱状の物が、沢山の小さな花が集まった花序と言う事です。

ユウスケさんのブログでもありましたが、今年は遅い雪もあり、全体的に水芭蕉が傷んでいる部分が多い
様です。撮影出来るのも、この小路の限られた場所ですので、撮影に適した個体を探すのは難しいです^_^;

Asian skunk cabbage
ここ胎内市地本は、笹川流れから一番近い水芭蕉の群生地ですので、昨年に引き続き寄らせて頂きました。
まだ水芭蕉の群生を見た事が無いと言う方は、是非足を延ばしてみて下さい(*^^)v
そうそう、規模は小さいながら旧山北町にも水芭蕉の咲く場所がありました。
その場所で水芭蕉が咲くのは、もう少し後になりますので、ご紹介はその時に(笑)

新潟県胎内市地本
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