タチアオイ(立葵)~笹川流れ

Althaea rosea

タチアオイ(立葵)~笹川流れ

真っすぐ伸びた茎に大きな花を咲かせるタチアオイ(立葵)の花。この花が咲くと「夏がやって来たんだな~」
と実感します。直立の茎に大柄な花・・・まとまって咲いていると何とも壮観です(^^♪

Althaea rosea
タチアオイ(立葵)は、アオイ科ビロードアオイ属の多年草です。日本には室町時代に中国から渡来したと
言われています。因みに中国名は蜀葵(ショクアオイ)と言って、三国志時代の蜀の国と言えば、劉備 玄
徳(161~223)の国ですね。前に三国志の本を読んだ事があるので、少々興味深いです(^o^)

Althaea rosea

タチアオイ(立葵)は、何と言っても花色が豊富です。観る者の目を楽しませてくれますね。
以下、様々な色のタチアオイ(立葵)の花をお楽しみ下さい。

Althaea rosea

Althaea rosea
タチアオイ(立葵)について調べてみると、古くから根を煎じたものを胃腸薬として用いていた様です。また
花を煮詰めて砂糖を加えて食用にもなった様です。園芸品種も多数あり、栽培、株分けも容易な植物です。
何の手入れもしなくても毎年花を咲かせていますもの^m^

これらのタチアオイ(立葵)は、JR桑川駅&道の駅「笹川流れ夕日会館」の駐車場で撮影したものです。
今が見頃となっていますので、笹川流れへお越しの際は是非こちらもご覧下さい(^O^)/

新潟県村上市桑川

何の花でしょう?

オクラ(秋葵)~笹川流れ

さて問題です。この花は何の花でしょう?ヒントは野菜です。

答え・・・オクラ(秋葵) でした。

野菜の花って、普段見慣れていないので、花だけ見ても何の花だか解らない事が多いですよね。

以外と綺麗な花が多いです。オクラ(秋葵)の花は、南国系の「アオイやハイビスカス」と言った

花に似ています。それもそのはず、オクラはアオイ科トロロアオイ属、以前はハイビスカス属に属して

いたそうです。和名は「アメリカネリ」と言い、陸蓮根(おかれんこん)と言う場合もある様です。

朝花が咲くと午前中にはしぼんでしまいます。上の画像を撮った時もお昼頃でしたので、少し

遅かったですね。

オクラ(秋葵)~笹川流れ

切るとネバネバとネバリが出て、私は好きな野菜です。細かく輪切りにして、カツオブシをかけて

醤油を垂らしたり、納豆にも入れます。酢の物、合え物、天ぷらでも美味しいですね。

原産はアフリカ北東部辺りだそうで、熱帯から温帯に分布しています。日本には江戸時代末期頃

に入って来ましたが、本格的に普及したのは1970年代からだと言われています。

ネバリが嫌い・・・と言う人も ビタミンC、カルシウム、カロチンを含んでいますので、健康に良い野菜

と言えますね。

皆さんは「オクラ」どの様に料理しますか?それとも嫌い?

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