瀬波温泉~噴湯公園その2

昨日に引き続き瀬波温泉の噴湯公園についてUPします。「奥の院へ」の看板に導かれ、伊夜日子神社(いやひこじんじゃ)を参拝します。この神社についての時代的背景は解りませんが、社そのものは比較的新しい様に見受けました。

伊夜日子神社~瀬波温泉
「伊夜日子神社~瀬波温泉」

上の画像が伊夜日子神社の拝殿になります。そしてこれからまた階段を上

がった所に「奥の院」があるのです。

奥の院への階段~瀬波温泉

この奥の院へと続く階段は、画像ですと普通の階段に見えますが、段数はそ

れ程でもないですが、結構急でしたので、途中休みながら息を切らして登りま

した(汗)

狛犬~瀬波温泉

何とか階段を上り終えると、二つの「狛犬」が出迎えです。「ヨシヨシ、お手!」

「ワン!」とは鳴きませんでしたが、なかなかの迫力でした。

奥の院~瀬波温泉

お賽銭を入れ「安全運航&商売繁盛」をお願いしました。

龍神の鐘~瀬波温泉龍神の鐘~瀬波温泉

奥の院の脇の「龍神の鐘」の看板を読みますと、この鐘は龍神の鐘で、鐘を

付くと幸せになれると書いてありました。

しかしヨクヨク最後まで読んでみると「でも、あまり信じないで下さいね。だって

龍神様は気まぐれですから」だって(爆)気を取り直して(笑)、鐘を一発叩いて

来ました。良い音ですこと。

この奥の院の龍神の鐘は、「恋人の聖地プロジェクト」HPにも紹介されてい

る、ロマンチックなデートスポットなのだそうです(^-^)でも私は一人でこの地

を訪れましたが、q( ̄3 ̄)p ナニカ?

奥の院からの眺め~瀬波温泉

頂上の奥の院からの眺めです。この日は海上が靄っていて、沖合の粟島は

残念ながら見えませんでした。条件の良い日には、粟島の左側に「佐渡島」

や、「弥彦山」「角田山」も見えるのです。


大きな地図で見る

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

瀬波温泉~噴湯公園その1

笹川流れから南へ車で30分程走りますと、「瀬波温泉」があります。明治37年に石油掘削中に熱湯が噴出したのです。目の前に日本海が広がり、沖合に「粟島」そして時には「佐渡島」も姿を見せます。松林が続く海岸は、海水浴場としても知られています。

瀬波温泉~源泉
「瀬波温泉~源泉」

瀬波グランドホテルはぎのや」「椿の宿 吉田や」近くの小高い山の上に瀬

波温泉の源泉があります。

湯塔が二つそびえ立ち、シューシューと言った音とともに、もうもうとした蒸気

がたちこめ、硫黄の匂いが僅かながら辺りに香ります。現在ではこの湯塔を

中心に噴湯公園となっています。

 瀬波温泉~温泉卵
「瀬波温泉~温泉卵」

この湯塔の下には、この原泉で温泉卵を作れる設備があります。設備と言っ

ても、カゴに卵を入れて温泉にかけるのです。約20分で温泉卵が出来上がり

ます。

与謝野晶子~瀬波温泉
与謝野晶子~瀬波温泉

瀬波温泉と詩人の「与謝野晶子」には、ゆかりがあります。昭和12年2月に

二日ほど瀬波温泉に滞在し、その滞在期間中に45首もの歌を詠み残してい

ます。

与謝野晶子~瀬波温泉

この歌は与謝野晶子がここ噴湯場で詠んだ歌だそうです。

与謝野晶子詩碑~瀬波温泉

もう一つ与謝野晶子が瀬波温泉で詠んだ詩碑がありました。

噴湯公園からの眺め
「噴湯公園からの眺め」

噴湯公園から日本海が一望出来ます。松林の向こうに日本海の青い海が広

がります。

噴湯塔~瀬波温泉


大きな地図で見る

次回は、この公園内にある「伊夜日子神社」についてUPします。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

ムラサキケマン(紫華鬘)~笹川流れ

ムラサキケマン(紫華鬘)は、ケシ目ケマンソウ科キケマン属の越年草で、おもに林の周辺や草地等で良く見掛け、日本全国に分布しています。

ムラサキケマン~笹川流れ
「ムラサキケマン(紫華鬘)~笹川流れ」

ムラサキケマン(紫華鬘)は、草丈が30cm~50cm位になり、熟した果実は

手で触ると弾けて黒い種子を飛ばすそうです。面白い点は、このムラサキケマ

ンらの仲間の植物は、種子の柔らかな白い付属体が付いていて、これをアリ

が好んで食べ、種の部分を捨てる為、アリを介して種子が広がるのだそうで

す。

ムラサキケマン~笹川流れ

華鬘(ケマン)と言うのは、花の輪をかたちどった飾り物のことで、寺院の

お堂の中を飾るものなのだそうです。

ムラサキケマン(紫華鬘)はこの時期に、紫色の花が目を引く植物ですので、

草木の中でも目立つかもしれませんね。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

コハコベ(子繁縷)~笹川流れ

今日も道端の小さな山野草についてUPします。コハコベ(子繁縷)はナデシコ科ハコベ属の植物で麦類の栽培と共に日本に渡来した史前帰化植物です。
道端や空地等に普通に生えている植物です。

コハコベ~笹川流れ
「コハコベ~笹川流れ」

史前帰化植物とは、3つグループに分かれていて、1つ目は米の渡来と供に

帰化した植物。2つ目は麦類の伝播と供に帰化した植物。3つ目は有用植物

として中国から伝わった植物を言うのだそうです。

それらの植物のリストを見ると、殆どが今の日本の人里で見られる植物だと言

う事です。つまり、現在の日本の植物の多くは人を介して、海外から渡来した

物が多いと言えるのだそうです。(前川文夫(1978) 世界の植物 p.3215

から引用)

コハコベ~笹川流れ

このコハコベに似ている植物としては、「ミドリハコベ」や「ウシハコベ」、「ミヤ

マハコベ」等があります。どれも似ているので、判断が付きにくいですが、特徴

等から判断しました。ですので間違っている可能性も大です^^;

何れにせよ、初春の野山を彩るほんの小さな植物です。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

第23回笹川流れマラソン大会

昨日は、「第23回笹川流れマラソン大会」が行われました。毎年恒例となったこの笹川流れマラソン大会も今回で23回目を数えます。今年も全国から2300人のランナーを迎え盛大に開催されました。

第23回笹川流れマラソン大会
「第23回笹川流れマラソン大会」

このマラソン大会は、ハーフマラソンの部、10キロの部、3キロの部の競技が

行われました。

朝9時半からハーフマラソンの部の競技が開始されました。全国かランナーが

集まり、上は91歳、下は小学生が参加しています。例年この時期は、天候も

安定せず、霰等が降った年もありましたが、今年は時折太陽も顔を出し、まず

まずのマラソン日和となりました。

第23回笹川流れマラソン大会

午前中一杯国道が車両通行止めとなりましたので、遊覧船のお客様も来られ

ませんでした^^; しかし町(市)の大切な行事ですので、弊社も協力しており

ます。従業員も沿道に出てランナーの応援をしました。

天候回復するも海上波高し

午後から運航再開!・・・と行きたいところでしたが、この日は終日、南西の風

が強く、海上も波が高めで欠航となってしまいました。残念!

明日以降に期待です!!

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

桜はまだかいな~♪

正に「梅は咲いたか 桜はまだかいな」状態です。同じ新潟県内でも南の上越地方では、桜が咲いたとのニュースが入って来ています。

桜の蕾~笹川流れ
「桜の蕾~笹川流れ」

現在の笹川流れの桜の蕾はこんな感じです。あともう一息と言った所でしょう

か?これから気温も13℃前後の日が続きますので、桜の開花も期待出来ま

す。日当たりや場所等にも左右されますし、冬、季節風に吹かれた桑川港の

桜等は周辺より一週間程開花が遅れます。

花見をしながらサクラマスでも食べたいものです(笑)因みにサクラマスは、桜

の花が咲く頃水揚げがあるので、サクラマス(桜鱒)と呼ばれます。

尚、本日は「第23回笹川流れマラソン大会」がある為、桑川橋(浜新保集落)

~寒川大橋(寒川集落)が、午前9時より12時30分まで自動車の通行止め

となりますので、ご注意下さい。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

水芭蕉~胎内市地本

胎内市の地本と言う所へ「水芭蕉」を観に行って来ました。昨年も行って来たのですが、去年より少し早かったので、水芭蕉の盛りもまだまだだなと感じました。

水芭蕉~胎内市地本

水芭蕉は、サトイモ科ミズバショウ属の植物で、高山植物の代表的な春の花

です。水芭蕉と言うと「尾瀬」を思い浮かべるほど、尾瀬の代名詞になってい

ますね。

水芭蕉~胎内市地本

時期が早かったのか、気候の影響か?サイズも小さく、葉っぱが傷んでいる

水芭蕉が多かった気がします。

水芭蕉~胎内市地本
「水芭蕉~胎内市地本」

水芭蕉は、バショウ(芭蕉)と言う南方系の植物の葉っぱに良く似ている事か

ら水芭蕉と名付けられたと言います。

水芭蕉の白い花の様に見えるのは、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれるもの

で、花では無いそうです。花は中心部の所についているそうですが、写真から

は確認出来ませんね^^;

どっこんすい~胎内市地本
「どっこんすい~胎内市地本」

この胎内市の地本の様に、海岸から数キロしか離れていない所に、水芭蕉が

生育するのは、大変珍しい事だそうです。

どっこんすい~胎内市地本

それはこの胎内市の地下に「どっこんすい(独鈷水)」が流れているからだと言

われています。

胎内市では、この独鈷水(どっこんすい)が湧き出る所が何箇所かあります

が、この水は飯豊連峰のから流れた清水が、胎内川の伏流水となり湧き出た

ものです。この水は、地下水ですので、年を通して12℃~13℃と温度が一

定していて、ミネラルが豊富な軟水だそうです。

地本の水芭蕉の群生地にも、このどっこんすいが湧き出ていて、この水が「水

芭蕉」が育つのに最適な環境を作っているのでしょう。

少し時期が早すぎた感のある水芭蕉鑑賞ですが、もう少し後で機会があれば

観に行きたいと思います。


大きな地図で見る

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

餅まき~笹川流れ

先日の大安の日、港近くの新築の上棟式(建前)で「餅まき」が行われました。「餅まき」は、上棟式等で災いを払うために行われます。
「餅まき」を今か今かと待ちわびる集落の人たちが沢山集まりました。

上棟式~祝詞
「上棟式~祝詞」

上棟式で屋根の上で神事が執り行われます。昔は神主様が屋根に登り、祝

詞を上げていましたが、現在では大工の棟梁等が神主の代わりに神事を執り

行う様になりました。棟梁に続き、家主等が屋根の上で神様に二礼二拍一礼

で、祈りを捧げます。

上棟式~御清め
「上棟式~御清め」

祝詞が終わると、家の四隅に塩とお神酒をまき清めます。またこの四つの角

には、「隅餅」と言って大きなお餅が供えられ、餅まきの最初にこの「隅餅」を

まきます。この「隅餅」を拾った人は幸運で、家を建てなければならない・・・な

んて言い伝えがありました(笑)

もちまき~笹川流れ

四つの隅餅をまくのを合図に、餅まきが始まりました。

餅まき~笹川流れ

餅まき~笹川流れ
「餅まき~笹川流れ」

餅まきが始まりますと、もう皆必死で拾います^^;老若男女、入り乱れて餅

拾いに熱中しあちこちで歓声が上がります

10分程で今回の餅まきは終了となりました。皆さん袋に一杯拾っていた様で

す。我社の従業員一同も、仕事を一旦中断して「餅ひろい」に参戦しています(笑)

五円玉~餅まき

今日の戦利品(?)ですが、5円玉です。5円、50円に水引を結び、縁起物と

して餅まきにまくのです。

饅頭~餅まき

「餅まき」ですので、昔は紅白の丸めた餅をまいたものでした。最近はお餅の

代わりに「お饅頭」をまいたりします。

スナック菓子~餅まき

他にはスナック菓子の小袋なんかもまかれますね。

私は今回、カメラの撮影に忙しくお餅を拾う事が出来ませんでした。実は相方

が見事「隅餅」を1個拾いました。前の人の頭に当たった「隅餅」が目に前に転

がって来たそうです(笑)

皆から「隅餅を拾ったなら家を建てなきゃならないね」と冗談を言われています(^^♪

この「餅まき」新潟県内の他の地域はどうなのか解らないですが、最近は省略

する家庭も多くなっていると聞きます。この様な行事、風習が後世に残されて

行くと良いなと思います。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

ミチタネツケバナ(路種漬花)~笹川流れ

ミチタネツケバナ(路種漬花)は、アブラナ科タネツケバナ属の2年草です。水田等の湿った場所に生える雑草です。

ミチタネツケバナ(路種漬花)~笹川流れ
「ミチタネツケバナ(路種漬花)~笹川流れ」

始め「タネツケバナ」かな?とも思ったのですが、色々と調べるとどうも「ミチタ

ネツケバナ」に特徴が似ている様です。違っている可能性も大ですが(笑)

根生葉(根元に生える葉)が特徴で、茎葉が少ないですし、花の角度がミチタ

ネツケバナ(路種漬花)かな?と(笑)

まあどちらでも良いでしょう(良くない?)

ミチタネツケバナ(路種漬花)~笹川流れ

タネツケバナ(種漬花)は、田圃の種モミを水に漬ける頃に咲く花・・・と言う事

から名付けられた様です。皆さんもお近くに田圃等がありましたら、探してみて

下さい(*^^)v

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

It’s a Rumic World ~高橋留美子展~新潟市美術館

先日コーチャンさんのブログで紹介されていた、新潟市美術館で開催されている漫画家の「高橋留美子展」に行って来ました。

高橋留美子展~新潟市美術館

新潟市美術館~高橋留美子展
「新潟市美術館~高橋留美子展」

高橋留美子さんは、新潟県新潟市出身の漫画家で、代表作に『うる星やつら』

『めぞん一刻』『らんま1/』『犬夜叉』等があります。私は特に『めぞん一刻』と

言う漫画が好きで、ハンドルネームの『豆蔵』はここから取っています(^^)

犬夜叉~高橋留美子展

新潟市美術館前では、『犬夜叉』が出迎えてくれます。展示館内は撮影禁止

ですので、カメラはここで仕舞ます。

館内では、高橋留美子さんの代表作の前述の四作を中心とした、書き下ろし

原画等が展示されていました。当然私は『めぞん一刻』のコーナーをじっくりみ

させて頂きました(笑)連載漫画の原稿や、漫画を再現したセット、世界各国

で発売された単行本等が展示されていて、どれも興味深く見る事が出来まし

た。

大吟醸 めぞん一刻~ふじの井酒造
「大吟醸 めぞん一刻~ふじの井酒造」

関連グッズの販売コーナーもあり、私は自分様に「大吟醸 めぞん一刻~ふじ

の井酒造」の1合瓶を買って来ました。おまけで「ぴよぴよ」のおちょこが付い

ています。

大吟醸 めぞん一刻~ふじの井酒造

ふじの井酒造さんは、新発田市の酒蔵ですね。普段日本酒はあまり飲まない

のですが、少し飲んでみたくなりました(笑)でも1合で630円って結構良い値

段ですね(^_^;)

新潟市美術館で開催中の「高橋留美子展」は4月12日(日)までとなっていま

す。新潟県が生んだ偉大な漫画家高橋先生のキャラクターに会いに新潟市美

術館へ行きましょう(^O^)/


大きな地図で見る

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。