笹川流れの山では、カタクリ(片栗)の花が咲いています。ユリ科カタクリ属の多年草で、林床等の比較的日当たりの良い所に群生する事が多いそうです。紫色の花を咲かせ、葉が2枚根生します。
「カタクリ(片栗)~笹川流れ」
うつむき加減に咲く花が、控え目で愛おしく見えます。その姿からカタクリ(片
栗)の花言葉は、「初恋・さびしさに耐える・嫉妬」だそうです。
カタクリは、早春に芽を出し、直ぐに開花、結実し、夏には地上部を枯らせる春
植物です。また、カタクリの種にはアリの好む物質があり、落ちた種をアリが
拾って散布する植物です。そう言えば先日ご紹介した「ムラサキケマン」もアリ
を媒介して、子孫を増やす植物でしたね。
そしてカタクリは、地中の球根からデンプンを取り出し「カタクリ粉」として盛ん
に利用されていました。現在では、ジャガイモからデンプンを抽出する為、カタ
クリは使われなくなりました。
ここのカタクリは群生と言うほどではありませんが、群生したカタクリの写真等
を見る機会がありますが、とても見事な物ですね。
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