モーツァルトは生涯で、1曲だけ2台のピアノのためのソナタを作曲しています。
モーツァルトにはヨゼファ・アウエルンハンマーと言う女性の優秀な弟子がいて、
彼女は優れたピアノの名手で、この曲は彼女と弾くために作曲されました。
この曲はモーツァルトの1781年11月の作と推定されています。
この曲には「2台のピアノのためのソナタ ニ長調K.448(375a) 」の他に3曲収録
されています。収録曲は以下の通りです。
1. 2台のピアノのためのソナタ ニ長調K.448(375a)
2. アンダンテと5つの変奏曲ト長調K.501(四手のための)
3. 四手のためのピアノ・ソナタ ハ長調K.521
4. 四手のためのピアノ・ソナタ ニ長調K.381(123a)
このCDでは、マルタ・アルゲリッチとアレクサンドル・ラビノヴィチの2人の共演と
なっています。
マルタ・アルゲリッチは、アルゼンチンのブエノス・アイレスに生まれ5歳にして
ピアニストとしてデビューしています。ずば抜けたテクニックと奔放さを兼ね備えて
いるそうです。
アレクサンドル・ラビノビチは1945年、旧ソ連アゼルバイジャン共和国のバクー
生まれで、演奏家、作曲家として名を知られています。
実はこの曲を知ったのは、ドラマ&漫画の「のだめのカンタービレ」で、使われて
いたからですが、奔放な「のだめ」とマルタ・アルゲリッチの姿が重なって見える
と言う感想をブログ等で見掛けます。
ドラマでも、「のだめ」の自由奔放なピアノタッチに「千秋」が苦労しながら、合わせて
いましたが、まるで追いかけっこのの様な、スリリングな曲調になっていて、一糸
乱れぬ演奏となっています。
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