カクトラノオ(角虎の尾)とヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)

最近は余り撮影が出来ていませんので、1ヶ月程前に撮影した画像をUPします^_^;
その名もカクトラノオ(角虎の尾)とヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)の2種の植物です。

カクトラノオ(角虎の尾)~笹川流れ
カクトラノオ(角虎の尾)~笹川流れ
「カクトラノオ(角虎の尾)~笹川流れ」
カクトラノオ(角虎の尾)は、シソ科ハナトラノオ属の北アメリカ原産の多年草です。日本には大正時代に渡来したとの事です。真っ直ぐそそり経った茎の先端に、四角錐状の花穂を沢山付けます。
花の付け方が野草のトラノオ(虎の尾)に似ている事から、この和名が付きました。ただ「トラノオ」と言う名の付く植物は多数あり、その属科は、シソ科、ゴマノハ科等様々です。
また別名を「ハナトラノオ(花虎の尾)」と呼び、園芸品種として鉢などで栽培されます。

ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)~笹川流れ
「ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)~笹川流れ」
そしてもう一品種が、ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)です。
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)は、ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属のやはり北アメリカ原産の多年草です。日本には明治期に渡来したと言う事です。

この写真では未だ実は熟していないですが、熟すとまるで山葡萄の様な黒色の実を付けます。昔は染料の原料として使われていた事もあるそうです(別名 インクベリー)。一見、食べられそうな実ですが、この植物全体に毒性があり、誤って食べると大変危険です(^^ゞ
一般に市販されている「ヤマゴボウ」とは、全く別の品種ですので、食べるのは絶対避けた方が良いでしょう。

そう言えば昨年の今頃この植物について投稿してますのでよろしかったらご覧下さい。
2009年9月4日投稿:ヨウシュヤマゴボウ~洋種山牛蒡

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ヨウシュヤマゴボウ~洋種山牛蒡

ヨウシュヤマゴボウ

ヨウシュヤマゴボウ~洋種山牛蒡は、明治時代に渡来した北アメリカ原産の多年草の
帰化植物です。日本でも各地の道端、野原などに見られます。
草丈は結構大きくて1.5m程になるそうです。実は色付くと黒紫色になり、一見すると
ブドウの様に見えますが、葉、茎、花、根のどれにも毒があり、食べると下痢、嘔吐、
麻痺が起こりひどい時には生命の危険もあります。
間違っても食べない事ですね(冷汗)

ヨウシュヤマゴボウ~洋種山牛蒡

山菜とかで売られている「山ごぼう」はこのヨウシュヤマゴボウやヤマゴボウとは違う
種類なのだそうです。この黒い実はつぶすと強い染料になり、アメリカではインクベリー
と呼ばれているとの事。今日は未だ黒く色付いた実が無かったので少し撮影するのは、
早かったですね。

ヨウシュヤマゴボウ~洋種山牛蒡

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