ユズリハ(譲葉)~笹川流れ

Daphniphyllum macropodum

ユズリハ(譲葉)~笹川流れ

先日のエントリー「船の正月松飾り~笹川流れ」で、松を正月飾りに使うと説明しましたが、
上の画像の「ユズリハ(譲葉)」を松と一緒に、あるいはこれだけを松飾りに使う家庭もあります。

ユズリハ(譲葉)は、ユズリハ属ユズリハ科の常緑高木で、日本では本州、四国、九州、沖縄
に分布しています。ユズリハの名前の由来は、若葉が伸び出すと一斉に古い葉が落ちて、
まるで親が子の代に引き継がれる様子に似ているからユズリハ(譲葉)と名付けられたと
言う事です。そんな所が縁起が好いイメージに繋がったのでしょうね。

Daphniphyllum macropodum
ユズリハの木はこんな感じです。他の植物とちょっと不思議な感じがしますね^_^;

A gull
寒そうなウミネコ:先日の大荒れの日(荒れる日が最近多いので何時かは忘れてしまいま
した)に撮影したのですが、強い風と雪を避ける様にウミネコ達が一箇所に固まっていました。
流石に寒そうな様子です。

A gull
そんな中、元気なカモメもいました。先程のウミネコよりも少し大型で、足は赤い色をしてい
ます。風、雪が吹き付ける中、岸壁に打ち上げられた漂着ゴミの辺りをエサを探して、あち
こち歩き回っていました。こんな荒れた日は、海に入る事も出来ないでしょうから、海鳥達
もエサ探しが大変でしょうね。

ちょっと一服~ウミネコ~笹川流れ

この日も天気が好く、波が穏やかでした。風も弱く、波も穏やかな状態を凪(なぎ)と呼びます。「凪が好い」と言う風な言い方をします。まるで水面に油を流したかのように風も殆どなく、波も全く無い状態を「ベタ凪」とも呼びます。

ちょっと一服~ウミネコ~笹川流れ
「ちょっと一服~ウミネコ~笹川流れ」

こんな「凪」の日には、絶好のウミネコの餌付け日和で(笑)餌付けに夢中になるお客様も船酔いする事はまず無いでしょう(^_^)v

ちょっと一服~ウミネコ~笹川流れ

笹川流れ遊覧船では、まず船長の説明を聞いて頂きたいですので、ウミネコの餌の販売はある程度、船長の説明が終わってからにしています。
弊社では、船内の景色は、テープを使わず船長がマイクを使い生で説明しています。

ちょっと一服~ウミネコ~笹川流れ

餌付けで飛び回ったウミネコは、疲れると遊覧船の屋根の上で小休止します。屋根の上からエサに狙いを付けています(笑)

ちょっと一服~ウミネコ~笹川流れ

こちらは幼鳥のウミネコです。羽が未だ黒く、アシヒレもピンクで、目玉も真っ黒く、泣き声も成鳥とは違うんですよ。完全に成鳥になるには、1~2年は掛かると聞いています。

ちょっと一服~ウミネコ~笹川流れ

ちょっと一服~ウミネコ~笹川流れ

この日もお客様は、ゆっくり景色を眺めたり、ウミネコの餌付けをしたり思い思いのクルージングを楽しまれていました。

ウミネコの餌付けは7月の中旬位までは十分できますので、ユウスケさん!大丈夫ですよ(*^^)v

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ウミネコの産卵~笹川流れ

GWを迎え笹川流れにも沢山のお客様が訪れています。
笹川流れの魅力は何と言っても長年の風波の浸食による、花崗岩の奇岩奇石の
魅力的な、またはユーモラスな造形美にあります。陸上からはトンネルが多く、景色
の全体は観る事ができませんが、海上から観る陸の景色は格別なものがあります。

笹川流れの遊覧船のご乗船されるお客様は、景色を堪能する事は勿論のこと、GW
中はお子さんを連れたご家族のお客様も多く、遊覧船上からウミネコへの餌付けが
人気があります。子供達も喜びますが、実は親、大人が一番楽しんでいるように見受
けられます。

そんなウミネコも5月に入り産卵の時期を迎えています。
ウミネコの産卵
ちょっと見辛いかもしれませんが、遊覧船上から、岩の上で卵を温めている
ウミネコの姿が観られます。

遊覧船が航海していると、自然にウミネコが集まってきます。エサをあげる事を
知っているので、ついてくるのですね。エサは船上でも販売していますが、「かっぱ
えびせん」が一番いい様です。

遊覧船上から観るウミネコ

遊覧船上からウミネコを間近で観る事ができます。ウミネコは綺麗な白い羽で、
背中に黒い帯があり、くちばしと水掻きは黄色です。目は結構鋭いので、怖がる
人もいます(笑)

遊覧船上からのウミネコの餌付け

ウミネコへの餌付けに夢中になり、船長の説明アナウンスも聞こえないかも
しれません。

ウミネコの卵は25日位で雛にかえりますので、5月下旬から6月上旬にかけて
沢山の雛が岩の上の巣で誕生します。ウミネコの餌付けはシーズン通してできますが、
大部分のウミネコは7月中旬以降の若鳥の巣立ちで越冬地へ移動しますので、7月
中旬位までがピークとなります。

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