山茶花、山茶花 咲いた道~笹川流れ

Camellia sasanqua

山茶花、山茶花 咲いた道~笹川流れ

「さざんか さざんか さいたみち たきびだ たきびだ おちばたき♫」と、童謡の『たきび』の中でも歌われ
ている山茶花の花は、秋から初冬にかけての代表的な花となっています。上の歌詞はその歌の2番の歌詞
ですが、「かきねの かきねの まがりがど・・・」と歌われる1番の歌詞の通り、山茶花を家の垣根にされて
いるご家庭も時々見かけられます。英名も sasanqua と日本語の読みがそのまま英名となっています。

Camellia sasanqua
山々で自生する山茶花は、常緑小高木で高さ5mから10mにもなるそうです。もともと山茶花の野生種は
白色の花だと言われています。ただこちらの山茶花も近くの山から採取して来た物を庭に植えたのだそう
ですので、白花→野生種と言うのは?が付きますね(^^ゞ

Camellia sasanqua
白花の山茶花:白花と言っても少しピンクがかった白ですが、八重咲きがとても綺麗でした。

Camellia sasanqua
赤花の山茶花?:少し山手に入りますと、赤色の山茶花が自生していました。
鋸葉はギザギザは小さいです。

Camellia sasanqua
Camellia sasanqua
山茶花と椿の違い:私もこれは山茶花だと当初思っていたのですが、この木の下を見ると花が萼の
部分から丸々落ちているではないですか!
確か「山茶花」と「椿」の違いは花びら一枚一枚落ちる山茶花に対して、花が萼の部分から丸々落ちるの
が「椿」と覚えていましたので、不思議に思いました。『寒椿(カンツバキ)』?とも思いましたが、、真相
は解りません。

まあ、どちらでも好いでしょう、キレイなら(^_^)v

秋に獲れる魚~笹川流れ

An Atka mackerel

秋に獲れる魚~笹川流れ

秋になりますと、獲れる魚の種類も変わってきます。春先、日本海で獲れる魚の種類は豊富ですが、今季節は冬に差し掛か
り魚の種類も少なくなります。特に今年は例のエチゼンクラゲの大発生により、定置網や板曳き漁、底引き漁等で漁獲高に
大きな影響があります。

An Atka mackerel
ホッケ~笹川流れ:そんな中、7月、8月の底引き漁の禁漁期間以外は年中水揚げがあるのが、『ホッケ』です。漢字で
書くと魚へんに花と書きます。(環境依存文字となりますので、文字化けするかもしれませんね。)
割合深海に住んでいるホッケ。今や居酒屋の定番メニューとなっていますね。私も居酒屋に行くとついつい『ホッケ』を注文
してしまいます(・・;)
ホッケは身離れが好いですので、非常に食べやすい魚ですね。大体北海道等で多く水揚げのあるのが、【シマホッケ】で、
日本海等本州沿岸で主に獲れるのが【マホッケ】です。上の画像は【マホッケ】と言う事になります。当店では、このマホッケ
を醤油・味醂干しで干物にしています。旬は6月~夏頃にかけてです。

A gurnard
カナガシラ~笹川流れ:そしてやはり7月、8月の禁漁期間以外は年中水揚げがある『カナガシラ(金頭)』です。
カナガシラは漢字で金の頭と書く程、頭が固い包皮、骨で覆われています。身は白身で淡白で、唐揚げ、天ぷら、味噌汁、
身をすりおろして、つみれ汁等にして食べます。
新潟県では、昔カナガシラが非常に栄養価地の高い魚だと言われていて、産後の女性に食べさせるとお乳の出が好くなると
言われていました。笹川流れでは主に板曳き漁によって水揚げされていますが、ここ最近は底引き漁等でも網に入る様です。

A gurnard

カナガシラの面白い所は、ムナビレの両側3枚づつが進化して足の様になり、これで海底を歩くのだそうです。同じ仲間の
ホウボウでも同様な仕組みになっています。
当店ではカナガシラを開いて醤油・味醂干して干物にします。カナガシラはホウボウと違って細かいウロコがありますので、
製品にするにはウロコを落とさなければなりませんので、これが結構手間がかかる魚なんです(^▽^;)

A yellowtail
ワラサ~笹川流れ:そして今日のオマケが『ワラサ』です。先日『寒ブリ』をご紹介しましたが、この魚は出世魚で、小さい時
から大きくなるにつれて名前が代わります。小さな頃をこの地域では、「アオコ」や「フクラゲ」と呼び、その後「イナダ」そして
この「ワラサ」、そして先日ご紹介した「ブリ」となります。ただ呼び名で大きさに厳密な規格がある訳ではありませんが、見た
目大体の大きさで呼んでいる様です。
値段も当然大きい方が高値になりますし、特に冬場の脂の乗る『寒ブリ』は、高値で取引されます。新潟県の北部では、正月
と言えば『塩引鮭』を食べないと新年を迎えられ無い様になっていますが(笑)新潟県南部や富山、石川辺りは『寒ブリ』を正月
に食べると聞いています。如何でしょう?ナカシマさん?^m^

これから冬場は、日本海は荒れる事が多くなり、漁師さんも中々出漁する日が少なくなってしまいます。また先述のエチゼン
クラゲの被害も依然としてありますので、漁師さんにとってはダブルパンチとなっているのですσ(^_^;)アセアセ…

12月のある日、季節外れの陽気~笹川流れ

The weather of the out of season of one day of December

12月のある日、季節外れの陽気~笹川流れ

12月のある日、空を見上げてカメラを向けました。でもこの通り、雲一つ無い空で何も写りません(笑)この日は、12月とは
思えない、まるで夏の海の様なベタ凪でした。気温も14℃位あったでしょうか。全然寒さを感じません(^^ゞ

A Japanese cormorant
先日、岩の上に海鵜が止まっていたので撮影しようと近付きました。さてうまく撮影出来る事やら・・・

A Japanese cormorant
逃げる海鵜!:岩の上にとまっている海鵜に近づこうとしたら、案の定逃げてしまいました。海鵜は大変警戒心の強い
鳥で人間が容易に近付く事は出来ません。

The transparent sea
海の透明度:笹川流れは海の透明度が高い事でも知られています。この事から海水浴等のお客様の満足度が高い事
を伺わせます。今日は濁りゼロの海水、カンカンに澄んでいます(笑)

Seaweed by the waviness
An Echizen jellyfish
砂浜に打ち上げられた物:波打ち際、砂浜には海から打ち上げられた物が沢山あります。その中でちょっと変わった海草
とエチゼンクラゲの残骸を撮影しました。

The weather of the out of season of one day of December
The weather of the out of season of one day of December
波打ち際を逆光の中:ちょっとお約束の感がある、波打ち際を逆光で撮影しました。逆光だと波間がキラキラと光り天然の
エフェクトになりますね(^^♪

A chimney and oil digging
煙突と天然ガス掘削櫓:遠くに見えるは、新潟東港の火力発電所の煙突が三本、そして胎内市沖の天然ガス掘削櫓
です。私のカメラではこの程度のズームが限界です(^▽^;)

こんな天気の好い日は、ふらふらとあちこち撮影して廻りたい気分になりますよね>^_^<