日本海に浮かぶ「粟島」は新潟県岩船郡粟島浦村に属しています。
粟島は島の周囲が23km、二集落で戸数が130戸、人口が350名程の小さな島です。
粟島はこの笹川流れが真正面に位置しており、最短距離は約20km程です。島には民宿等が
多くあり、夏場はキャンプや海水浴のお客様が多く訪れます。漁業が盛んな所で、漁場にも恵まれ
多くの水揚げがあります。粟島へは、村上市の岩船港から定期便が出ています。岩船港からフェリー
で約90分程になります。
この粟島が昭和39年の「新潟地震」の震源地付近となった島で、地震時には最大で4mも島が隆起
したと言われています。この「新潟地震」の際には、粟島の真正面の「笹川流れ」の奇岩奇石も崩れ
等の大きな被害を受けてしまいました。
今年の子育てが終了した笹川流れの「ウミネコ」は、7月末には北の方へと大半が移動してしまい
ました。冬場は日本の南側へ移動し、来年の春先に又、笹川流れに戻ってくるのです。
7月までの遊覧船に乗っていたお客様は、現在のウミネコの少なさに驚く人が多いです。
「あれだけ笹川流れにいたウミネコはどうしたの?」と言う質問を良く受けますが、その際には上記の
様にお答えしています。
笹川流れの海の側の山々は、松などが多く、紅葉は無いのですが、少し遠くの山々は少しづつ色付き
始めたようです。一日一日秋が深まるのを感じる今日この頃です。
笹川流れの地魚処 天ぴ屋
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