塩引鮭が完成しました!!~笹川流れ

A salted salmon

塩引鮭が完成しました!!~笹川流れ

塩引鮭が干し上がりました。生の鮭を仕入、加工し、塩漬け、塩抜き、乾燥とトータルで20日以上
は掛かりましたでしょうか。全行程を一人で(実はかなり手伝って貰いましたが)やったのは、勿論
初めてでしたのでどんな物が出来るかちょっと不安でしたが、見た目はまずまずです(^▽^;)

A salted salmon
塩引鮭を捌く:そして干し上がった塩引鮭を三枚に下ろし、切身にします。ちょっと大きな切身となっ
てしまいましたが、そこは御愛嬌と言う事で(笑)身の方もまずまずの赤色です。好かった~(^O^)/

A salted salmon
塩引鮭の味見:そして肝心の鮭の味見をしてみました。グリルで焼く事〇〇分、焼けました!焼け
ました!

そしてそのお味は・・・

パクッ!(~ヘ~;)ウーン 「おいしい~っ!?」ヾ(@⌒¬⌒@)ノ ウマヒィ

好かった!クニばあちゃんの味にはまだまだ及びませんが、まずまずの味です。

A salted salmon
A salted salmon
出来上がった鮭を親戚、お世話になっている方々へお届けします。近くの方には直接お持ちします。

A salted salmon is completed
遠くの方には宅配便で送ります。この塩引鮭を食べて喜んで下さるでしょうか。ちょっとワクワク、ちょ
っと心配です(;^_^A アセアセ・・・
これで義母より引き継いだ塩引鮭造りが無事終わりました。こうして経験を積んで行ってもっともっと
美味しく出来る様にしたいものですね(●^o^●)

鮭の加工も佳境を迎えました~笹川流れ

The processing of the salmon

鮭の加工も佳境を迎えました~笹川流れ

今年も12月師走を目の前にして、弊社の鮭の加工もそろそろ終わりに差し掛かりました。シーズン前半は、鮭
の不漁が続きヤキモキさせましたが、10月後半から11月にかけて近くの定置網も大量のエチゼンクラゲに悩ま
せられながらも、まずまずの水揚げとなった模様です。

The processing of the salmon
鮭の婚姻色・求婚模様:鮭の赤い縞模様が目だって来ました。これは求婚の為の縞模様なのだそうです。また
鮭の体全体が金色になるのが婚姻色と呼ばれるのだそうです。何れにせよ、これらの鮭が川への遡上が近い
事を体の色・模様から知らせているのです。
鮭にこの様な色・模様が出て来る時季は、そろそろ定置網漁も終わりが近づいている証拠です。

The processing of the salmon
鮭の頭は?;弊社では鮭の加工の際、頭を落とし内臓も取り除く為、鮭の頭、内臓ともゴミとして廃棄されます。
パートのおばさんが勿体ないからと、沢山の鮭の頭を家に持ち帰りました。これをどうするの?と聞いたところ、
鮭の頭を圧力鍋で煮ると骨まで軟らかくなって美味しいのだそうです。
多少の鮭の頭、内臓等は「なわた汁」として味噌汁の具にしますが、それにも限度があります。こうして加工する
事によって今まで捨てていた物を商品化出来るヒントが隠されているかもしれませんね(^^♪

A salted salmon
塩引鮭~笹川流れ:知り合いの漁師さんが、休漁の時に自分の塩引鮭を港加工場の軒先に
「ちょっと場所を貸してよ!」と言う事で吊るして干して行きました。塩引鮭を干すには未だ少し気温が高い気もしま
すが、自家用だから良いのだそうです(・・;)

A yellowtail of the longline fishing
延縄漁の鰤(ブリ)『私ブリちゃんで~す❤』:と言う事で、これまた別の知り合いの漁師さんから
寒鰤を頂いちゃいました(*^^)v
この鰤は延縄漁により釣り上げられたものです。持つべきものは、良い漁師のお友達ですね(笑)

A yellowtail of the longline fishing
佐渡や富山湾等ではこれから鰤の漁が最盛期を迎えます。これからもっと脂が載って来る時季です。この頂いた鰤
は、目方およそ2㎏位。今日の量では大きい物では10㎏超の物も水揚げされたと言う事ですからスゴイです(@_@)

先日の遊覧船の後片付け、売店周りの後片付けも終わり、今日で魚の加工も終わり、今シーズンの弊社の作業は
大方終了となりました。
明日からは、シーズン中に出来なかった事務仕事の「手伝い」が待っています(笑)

第27回 さけつかみどり大会~糸魚川市能生川

今年で27回目を迎えます「さけつかみどり大会」が、新潟県糸魚川市能生川

で開催されます。

母なる川、能生川には、毎年大量のさけが遡上しますが、そのさけをつかみどり

体験するイベントです。能生川では、昭和48年にさけ放流事業を開始したことが

はじまりで、鮭が遡上してくることを内外に知ってもらうことと、つかみどりを通し

能生の自然に触れてもらうことを目的に毎年さけつかみどり大会を開催しています。

つかみどり参加者には、さけ一匹とさけ汁一杯無料をはじめ、さけをその場でさばく

サービス(有料)やさけ弁当等の販売もおこなっております。

予約制で、参加料はお一人1,500円となっております。

期 日:11月23日(日)24日(月・祝)
場  所:新潟県糸魚川市能生 能生川河口
主  催:能生内水面漁協
お問合先:能生内水面漁協(025-566-4854)

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

越後村上鮭塩引き街道

新潟県村上市の三面川と言えば鮭が遡上する川として有名ですが、村上市は

古くから「鮭」との関わり合いの深い街なのです。

村上市では、古くから正月用に各家庭で「鮭の塩引き」を作る風習があり、11月

に入り、季節風の強まるこれからの時期が盛んになります。この海からの北西の

季節風の寒風が、良質の塩引き鮭を作り出すのです。

また村上は城下町ですので、切腹の様であると嫌い、鮭の腹を一か所を残す捌き方

「止め腹」の塩引き鮭を作ります。

町屋の軒下に吊るされる塩引き鮭が、城下町村上の風物詩となっています。

越後村上鮭塩引き街道
新潟県観光協会にいがた観光Naviより

お問い合わせ:村上市観光協会 TEL 0254-53-2258
場 所:村上市庄内町・小町周辺
開催期間:12月1日~12月25日

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

イヨボヤ会館~村上市

新潟県の村上市の村上地区は古くから、鮭(シャケ)との関わり合いの

深い地区です。市内を流れる三面川(みおもてがわ)に遡上する、鮭漁が

昔から盛んな土地柄です。

この県北、村上市では、鮭の事を「イヨボヤ」と呼びます。イヨは魚を

指すイオがなまって、イヨとなり、ボヤもこの地方では魚の事を指します。

この事から「イヨボヤ」は魚の中の魚として昔から大切にされて来たのです。

そんな村上の「イヨボヤ」に関する事を展示する施設が「イヨボヤ会館」です。

イヨボヤ会館外観

館内に入ると直ぐに、大スクリーンで「村上と鮭との関わり」に関する12分程

の映画を観る事ができます。

そして何と言っても、イヨボヤ会館の醍醐味は、近くを流れる三面川を遡上する

鮭を館内から観れる三面川自然観察自然館がある事です。

イヨボヤ会館地下道

イヨボヤ会館地下を三面川に向って全長200m位あろうかと思われる地下道

があります。

自然観察館

三面自然観察館は全長50m、幅8mの広さで、秋には川を遡上する鮭や産卵する

鮭を観る事ができます。

自然観察館の魚

残念ながら今回は、未だ春ですので、鮭の姿は当然見えませんでしたが、

何種類かの川魚を観る事ができました。

漁具の展示

本館の2Fには、漁業に関する資料の展示があります。

マタギの小屋

これはマタギが獲物を待つ山小屋を再現したものだそうです。

木彫りの船

これは木彫りの小船で、三面川で「いぐり網漁」に使われた小船です。

海女さんの井手達

その昔、村上市の海岸部では海女さんが多く居て、岩牡蠣、サザエ、アワビ

等を獲っていました。ウェットスーツも無い時代ですので、たいへんでした

でしょうね。

「イヨボヤ会館」は村上の鮭を中心に、漁業関係のテーマを持った施設です。

■開館時間 AM 9:00 ~ PM 4:30
■休 館 日 年末(年始は臨時開館あり)
■入館料金 大人 600円、小中高校生 300円
      団体料金(20名様以上)
      大人 500円、小中高校生 250円

おしゃぎり会館とのセット割引入館券
大人 1,000円、小中高校生 500円
団体料金(20名様以上)
大人 800円、小中高校生 400円
■お問合わせ
イヨボヤ会館HP
新潟県村上市塩町13-34
TEL(0254)52-7117 FAX(0254)53-4300
E-mail iyoboya@iwafune.ne.jp

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。