善寶寺参拝 鶴岡市 前編

善宝寺参拝

善宝寺参拝 鶴岡市

今シーズンの笹川流れ遊覧船の運航開始は4月1日(金)となっております。
運行開始前に恒例の鶴岡市の善寶寺を参拝しました。

龍澤山善宝寺は、山形県鶴岡市の名刹、海の神様である八大龍王を祀ったお寺です。全国から漁業、海
運等の関係者が多く参拝する寺として有名です。

善宝寺参拝

善宝寺と言ったら「人面魚ζ`))))))< ジンメンギョ」を思い出す人はツウな方です(笑)
善宝寺には東北地方有数の五重の塔がある所で有名です。こう言った建物を見ていると、昔の方の建築
技術は素晴らしいものだと実感します。

善宝寺 韋駄天
善宝寺の山門内に控える 向かって左側の韋駄天の木像です。仏教における仏の神なのだそうです。

善宝寺 毘沙門天
こちら向かって右側の毘沙門天の木像です。毘沙門天も仏教における仏神で、2年前NHKの大河ドラマ
「天と地と」で、上杉謙信が軍神として崇め、また自分をその生まれ変わりだと信じていた・・・と言う物語
で描かれていましたね。

善宝寺 本堂へと続く石段
石段を登り、ご祈祷の行われる本堂へと向かいました。
久々に登る石段、登り終えると少々息切れがしました(笑)
以上続きは次回に(;´∀`)

龍澤山善寶寺参拝~鶴岡市~その1


龍澤山善寶寺参拝~鶴岡市~その1

先日、毎年恒例となっている山形県鶴岡市の龍澤山善寶寺へ今シーズンの始業前の参拝に行って
来ました。ここ2年位続けてブログでもご紹介していますので、ご存知の方もいらっしゃると思います。
「豆蔵!またか!」と御思いの方もあるかと思いますが、我慢してお付き合い下さい(*^_^*)

龍澤山善寶寺
龍澤山善寶寺:ここで善寶寺についておさらいしますと、今から1,200年前の平安時代に妙達上人と言う
高僧がこの地に寺を開きました。以来、海の守護神・龍神様を奉るお寺として、北海道、東北、北陸を中心
として、海に従事する方、主に漁業関係者の信仰の寺となっています。

龍澤山善寶寺2
弊社も遊覧船を運航していますので、昔からこのお寺を参拝するのが恒例となっています。遊覧船のブリッ
ジにも小さな神棚が供えられていますので、こちらで御祈祷頂いたお札を奉るのが常となっています。
毎年シーズン前に、この年の無事故、商売繁盛、海上安全等々をお祈り致します。

zenpou temple
善寶寺五重塔:ここ善寶寺の参道でひと際目を引くのがそびえ立つ五重塔です。こちらの五重塔は、
明治時代の1893年に建立されたそうです。東北の五重塔と言いますと、善寶寺の他に、同じ山形県の羽
黒神社(室町時代)、青森県の最勝院(1666年)、青森県の青龍寺(1996年)、岩手県の福泉寺(1990年)
に存在しています。

zenpou temple
龍澤山山門:参道には最初の総門と次の山門が続いています。この山門の両側に、韋駄天と毘沙門天
の二つの像が参拝者を見守っています。その模様などは次のエントリーでご紹介します(*^^)v

山形県鶴岡市下川字関根100

龍澤山 善寶寺へ参拝しました!

今日は天候も良く、業務開始も近い事から、山形県鶴岡市にある龍澤山善寳寺へ

参拝で出掛けました。山形県庄内地方の城下町鶴岡市北西に位置し1,200年の

歴史がある寺です。海の守護神・龍神の寺として全国的に知られており、四季を

問わず大勢の参拝者が訪れます。ここ山北町でも海に関する仕事、船員、漁師、

船舶会社等に属する人は、安全祈願に古くからこの寺に訪れています。大漁、

航海安全、商売繁盛等を祈祷するのです。

その昔、平安時代の頃に「法華験記」や「今昔物語」にも見える妙達上人という

高僧がこの地にわたり、草庵を結び名付けて「龍華寺」としたのが善寳寺の始め

です。そして、室町時代に曹洞宗の太年浄椿(たいねんじょうちん)禅師に至り、

寺屋を建立、山号を龍澤山、寺号を善寳寺と改められました。

善寶寺 山門

上の画像が山門です。山門の両側には仁王像が配置されています。下の画像は

向って左側ですので、吽形像でしょうか?

吽形像

阿形像

こちらは向って右側ですので、阿形像でしょうか?この寺の仁王像はイメージ

と違い少し穏やかな顔をしている様に思えます。残念ながら風雨による傷みも

少し激しい様です。

そして気になるのが、柱等に貼ってある無数のステッカー・・・。どうして

こんなにマナーが悪いのでしょうか (-_-メ;) 許さん・・・

善寶寺 石段登り

山門を過ぎると、本堂に向う石段があります。数えてみると96段ありました。

これ位でも登り終えると、キツかったです・・・(^u^;) ハァハァゼェゼェ・・・

善寶寺 本堂

石段を登り終えると本堂が見えます。こちらで、お経を頂きました。約40分程の

祈祷となります。曹洞宗ですので、お経は般若心経を主とした祈祷です。

祈祷の後、丁度お昼近くになったので精進料理を頂ました。

料理については、明日UP致します。

善寶寺本堂から観た五重塔

本堂脇の高台から見た五重塔です。少し電線が気になりましたが・・・。そして

下りの石段です。

善寶寺 石段下り

山門の脇にある五重の塔です。明治時代に入り、第33世月円禅山(げつえんぜんざん)

大和尚の代に、漁業関係者の発願による我が国唯一の「魚鱗一切の供養」の五重塔が

建立されたのです。

善寶寺 五重塔

この他にも奥の院や「人面魚」で有名になった「貝喰みの池」(かいばみのいけ)

がありますが、時間が無かったので今回は見送りました。

この池は、二龍神がお隠れになられた池で、藤沢周平氏の小説作品「龍を見た男」に

取り上げられました。

私は熱心な仏教徒では、ありませんが、ありがたいお経を頂くと、何か神聖な気持ち

になるものですね。この様に祈祷して頂き、身も心も新たな気持ちで、新シーズンを

迎えられそうです。

龍澤山 善寶寺HP

笹川流れ観光汽船のホームページ