山葵(ワサビ)~笹川流れ

山葵(ワサビ)~笹川流れ

山葵(ワサビ)~笹川流れ

山葵(ワサビ)は、私の住む笹川流れ周辺地域で自生の物、栽培している物等、割りと普通に見られる植
物です。この地域は大規模な「わさび田」の様な物はありませんが、小川から綺麗な水の入る休耕田等で
栽培されています。
自生している個体も多く、小さな沢伝いに今時期花を咲かせた山葵を観ることが出来ます。

山葵(ワサビ)~笹川流れ
今回私の撮影した山葵も 近くの沢の側に咲いていた物です。

山葵はアブラナ科ワサビ属の植物で、日本原産です。
この地域では、「大海(だいかい)」や「オビラ」と呼ぶ郷土料理がありますが、その中に山葵の茎を輪切り
にした物を入れる料理があります。その料理の呼び名は「わさび」ですが、そのまんまですね(・∀・)
この料理は主に正月や冠婚葬祭時等に作られていた郷土料理です。

山葵(ワサビ)~笹川流れ

先日から山葵(ワサビ)の花が満開でした。こちらは、集落の農家の方が畑に植えた山葵(ワサビ)なのだそうです。

山葵(ワサビ)~笹川流れ
「山葵(ワサビ)~笹川流れ」

山葵(ワサビ)は、アブラナ科ワサビ属の日本原産の植物で、香辛料として日本のみならず、海外でも有名になっていますね。葉っぱを見ると確かにワサビですね。

山葵(ワサビ)~笹川流れ

栽培のワサビですと、清流の水辺で育てる(ワサビ田)と言うイメージが何故かありますが、普通は畑で作られるのですね。山等に自生しているワサビもあると言うから納得です。

山葵(ワサビ)~笹川流れ

新潟県内には、お正月や慶弔時に「のっぺ」とか「のっぺい汁」と呼ばれる郷土料理を作ります。笹川流れの旧山北では、「おびら」と呼ばれ、旧村上市周辺では「だいかい(大海)」とも呼ばれています。

このいわゆる「おびら」「のっぺ」等と呼ばれる料理は、地域差があり、具材、味付け等に違いがあります。旧山北町では、その「おびら」をベースにした料理に山葵(ワサビ)を入れる料理があります。その名も「わさび」なのですが(笑)この作り方が難しいらしいです。と言うのもヘタをするとわさびの辛い風味が出無い事があるのです。

まあ、この料理の事はまた別の機会にお話する事にしましょう(笑)

山葵(ワサビ)~笹川流れ

この山葵(ワサビ)は秋には収穫の時を迎えるそうです。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。