初冬に咲く花~笹川流れ

Oxalis corymbosa DC

初冬に咲く花~笹川流れ

もう暦の上ではすっかり冬のハズですが、今年は中々寒くなりません。今日(12/7 )は、さすがに最高
気温は10℃以下となりましたが、先日迄はとても師走とは思えない陽気となりました。

ムラサキカタバミ(紫方喰)~笹川流れ:そんな中、近くの畑付近では「ムラサキカタバミ(紫方喰)」咲い
ていました。まだまだ次々と花芽を持っていて、葉も緑色が綺麗でした。そう言えば、このムラサキカタバミ
は夏前から咲いています。息の長い、丈夫な植物なのですね。
ムラサキカタバミは、カタバミ科カタバミ属の南アメリカ原産の植物で、日本へは江戸時代に観賞用として
入って来ました。今や日本各地で見られる、帰化植物となっていて、ハート型の葉が可愛い植物です。

Lampranthus spectabilis
マツバギク(松葉菊)~笹川流れ:そしてそのムラサキカタバミの近くで、「マツバギク(松葉菊)」が、
咲いていました。この植物も春頃から次々と花を咲かせています。
マツバギク(松葉菊)は、ハマミズナ科マツバギク属の多年草で、多肉質の葉や茎が特徴です。この植物
も、放っておいても毎年花を咲かせる、冬越しも容易で元気な植物です。どんどん茎を這わせて増えて行
きます。

Dead leaves
用水路の枯葉:そして近くの田圃の用水路の底には枯葉が一杯積もっていました。野山の木々の落ち葉
、枯葉のミネラルを含む天然の養分が雨により、川等を通して海へ流れこみます。この山からの恵が、海
の生物の栄養源となるのです。
現在では『母なる森』を守ろうと言う事で、木の伐採の進んだ山々に木の苗木を植えようと言う活動が行わ
れていると聞いています。海を職場としている私共もそんな活動に、我々も協力して行きたいものです。

Hypochaeris radicata
Hypochaeris radicata
ブタナ(豚菜)の花と種子:この田圃の用水路の側では、まだチラホラと「ブタナ(豚菜)」が花を咲かせて
いました。これも息の長い花です。キク科エゾコウゾリナ属の多年草で、ヨーロッパ原産の植物です。
フランス等では、「豚のサラダ」と言う俗名もあり、その事からも日本に入って来てその呼び名が、豚菜
と言う名前に繋がったのかもしれませんね。

この様に近くの野原や田圃廻りでは、まだもう少し植物類の花を楽しめそうです。これも温暖化のお陰
と言えばそれまでですが・・・。

秋の野山の花達~笹川流れ

先日の撮影した笹川流れ近くの野山の花達をUPしたいと思います。何の変哲もない「雑草」かもしれませんが、秋深まる今に咲いている花達と言う事で(^▽^;)

The flowers of autumn hills and fields

秋の野山の花達~ブタナ(豚菜)

まず初めは、今年も以前に載せているブタナ(豚菜)です。ブタナ(豚菜)はキク科エゾコウゾリナ属の多年草で、ヨーロッパ原産の帰化植物です。黄色い綺麗な花を咲かせるのに、あんまりな名前が印象的な花ですね(笑)「もっと名前どうにかなるだろう?」と言うネット投票をしたら、トップ10に入りそうな植物ですね(^^ゞ
比較的長い期間花を見る事が出来ます。

The flowers of autumn hills and fields

秋の野山の花達~ツリガネニンジン

そして次は、未だ咲いていましたツリガネニンジン(釣鐘人参)です。キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草です。釣鐘の形をした淡紫色の花が可愛い植物です。夏から秋に掛けて野山に良く見られる植物です。

The flowers of autumn hills and fields

秋の野山の花達~オオバコ

そして花?と言うには地味ですが、道端や空き地等で良く見られるオオバコ(大葉子)です。オオバコ科オオバコ属の多年草で代表的な雑草ですね(笑)子供の頃、茎を二つ折りにして二人で引っ張りっこをして、切れた方が負け!と言う遊びを良くしましたよねd(´I`●)ネッ
懐かしいですd(^^*)

The flowers of autumn hills and fields

秋の野山の花達~タカバミ

そしてお次がカタバミ(方喰)です。カタバミ科カタバミ属の多年草です。黄色い小さな花が可愛く印象的な植物ですね。また葉っぱもハート型をしたものが3枚付いていますので、これまたキュートです(笑)
葉っぱが赤黒くなるアカカタバミも時々見られます。

The flowers of autumn hills and fields

秋の野山の花達~キンエノコロ

そしてキンエノコロ(金狗尾)です。穂が短いですので一瞬、チカラシバ(力芝)かな?と思ったりしました。
良く知られているエノコログサ(猫じゃらし)の穂が金色バージョンですね(笑)
これらの植物は子供の頃、穂の部分を手でしごいてタネを取って遊びました。懐かしいです×2

The flowers of autumn hills and fields

秋の野山の花達~ヒメジョオン

そして最後にご紹介するのが、ヒメジョオン(姫女菀)です。キク科ムカシヨモギ属の一年草です。似た花にハルジオン(春紫菀)がありますが、花期がハルジオンが4月~6月なのに対し、ヒメジョオンは5月~10月頃まで咲いています。一番良い見分け方は、茎を折ってみて中が空洞なのがハルジオンです。

今回のエントリーは、私のブログ史上未だかつてない6種の植物をご紹介しました。普段は出し惜しみで、またブログのネタ確保の為、一つか多くて二つ位しか載せなかったのに、今回は大盤振る舞いです(笑)
明日からのネタは大丈夫なのか!豆蔵よ!(爆)(^0_0^)

ブタナ(豚菜)とシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)~笹川流れ

最近はトンボの数も減っている気がします。そんな中、田圃の畦道の花を撮影していましたら目の前にトンボが飛んで来ましたので撮影しました。

シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)~笹川流れ
「シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)~笹川流れ」

このトンボは、青い体が特徴のシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)です。日本では野原や田圃等で最も目に付くトンボなのではないでしょうか?日本の他にも、ロシアの極東、韓国、中国、台湾等にも分布しています。

ブタナ(豚菜)~笹川流れ
「ブタナ(豚菜)~笹川流れ」

そしてシオカラトンボを撮影していた田圃の水路脇にはブタナ(豚菜)が花を咲かせていました。ブタナはキク科エゾコウゾリナ科の多年草です。ヨーロッパ原産の帰化植物で、原産地ではハーブとして食用になっていました。

ブタナとモンシロチョウ~笹川流れ
ブタナとミツバチ~笹川流れ
「ブタナに集まる虫達」

ブタナには、その花の蜜を吸おうと多くの虫達が集まります。モンシロチョウやミツバチもやって来ました。

ブタナの花はタンポポにそっくりです。違いはと言えば草丈が30cm~60cm程になり、花茎が途中から2,3本に分かれて花を咲かせます。一茎一花のタンポポとの大きな違いです。

ブタナと青空~笹川流れ
「ブタナと青空~笹川流れ」

それにしてもこんな可愛い花を咲かせるのに「ブタナ(豚菜)」はあんまりの名前ですね。これはブタナが元々ヨーロッパ等で家畜に与えられていて、「ブタのサラダ」と言う俗名を日本語に翻訳したからだと言われています。

このブタナは6月~9月頃まで咲いていますので、道端、田圃、空き地等で容易に見つける事が出来ると思います(●^o^●)

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ブタナ(豚菜)~笹川流れ

ブタナ(豚菜)~笹川流れ

10月中頃に撮った写真ですが、「ブタナ(豚菜)」です。

ブタナ(豚菜)は、キク科エゾコウゾリナ属の多年草です。ヨーロッパ原産の帰化

植物で、タンポポの花に良く似ていますね。ブタナは、草丈が30cmから60cm

位にもなり、茎が枝分かれし花を付ける事が、タンポポと違っています。

ブタナ(豚菜)~笹川流れ

ブタナ(豚菜)なんて、とても酷い名前が付いていますが、もともとフランス語で

「ブタのサラダ」と言う俗名を翻訳した事から名付けられたと言う事です。

原産地では、ハーブとして食用にもされるそうで、別名を「タンポポモドキ」とも

呼ぶそうです。

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