ツバキ(椿)~笹川流れ

Camellia japonica

ツバキ(椿)~笹川流れ

つい2、3日前まで寒さの絶頂だったのがウソの様に、今日は気温が上がり過ごしやすくなりました。上が
ったと言っても最高気温は8℃にも満たないのですが、あれだけ寒い日を経験した後ですので暖かく感じま
す。

ちょっと油断していた間に(と言うか見る余裕も無かったのですが・・・)実家の庭のツバキ(椿)が花を咲か
せていました。毎年この椿が咲く頃は冬も終盤に差し掛かっているのです。
何時から咲いていたのでしょう?花びらが雪の為に傷んでいますので、先日の寒波の前には咲いていたの
でしょう。八重咲きで薄ピンク色の花がとても綺麗でした。

Camellia japonica
花を咲かせていたのは、まだ2、3輪しか無く、大半はこの様な蕾状態でした。これも少し暖かくなると次々
と咲き始めるでしょう。その時を逃がさず撮影したいものです。

ツバキはサザンカ(山茶花)の園芸品種だと言われています。ツバキ属ツバキ科の樹木で、和名でヤブツ
バキと呼びますが、一般的には単にツバキと呼んでいますね。花期は2月から4月にかけてですが、この
ツバキとサザンカの見分け方には色々言われています。どうもハッキリしない事が多いですので、今回は
この場では書かない事にします(笑)

これで一歩春に近付いたかな?(*^_^*)

サザンカ(山茶花)~笹川流れ

近くの山でサザンカ(山茶花)が花を咲かせていました。

サザンカ(山茶花)~笹川流れ

サザンカ(山茶花)~笹川流れ

サザンカ(山茶花)はツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹で、高さ5mから10m

になります。

ツバキ(椿)と似ていますが、サザンカは葉が鋸葉で細かいギザギザがあり、

丸く先が尖がっていて、雄しべが筒状になりません。そして一番の違いが

ツバキ(椿)は花がポトリと落ちるのに対し、サザンカは花びらが散ります。

花期がサザンカは10月から12月頃、ツバキは12月から4月頃です。

サザンカ(山茶花)白花~笹川流れ

サザンカ(山茶花)白花八重咲き~笹川流れ

「山茶花、山茶花、咲いた道、焚き火だ焚き火だ、落ち葉焚き~♪」と童謡にも

歌われています。『「たき火」作詞 巽聖歌(1905~1973)』

もともと自生種は白色と言う事ですが、この花は八重咲きですね。

サザンカの園芸品種は300種にもなるそうです。

秋から冬に掛けては、山では花が少ないですので、貴重な植物となりますね。

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