村上市郷土資料館(おしゃぎり会館)

先日、村上市の重要文化財「若林家住宅」を訪問した際、隣接されている、
「村上市郷土資料館(おしゃぎり会館)」も入館しました。

こちらの施設は村上祭りで、引き回される山車(村上では『おしゃぎり』と呼んで
います)や村上城ゆかりの品々が展示されています。

塩町のおしゃぎり
こちらは塩町のおしゃぎりです。

小国町のおしゃぎり
こちらは小国町のおしゃぎりです。

上町のおしゃぎり
こちらは上町のおしゃぎりです。

村上祭りでは19台のおしゃぎりが、街を引き回されますが、ここおしゃぎり会館では、
3台のおしゃぎりが毎年交代で展示されています。

村上大祭は、もともと村上地方の総鎮守である西奈弥(せなみ)羽黒神社の祭りです。
寛永10年(1633)に村上城主堀丹後守直竒公が、城郭の拡張と城下町の整備を
行いました。この時、村上城(臥牛山)の西南麓にあった羽黒神社を現在地へ遷宮した
お祝いと城下町の繁栄を願って、町人達が大八車に太鼓を載せて引き回したことが、
村上祭りの始まりだと伝えられています。
この遷宮祭が行われたのは、旧暦の6月7日で、現在は毎年7月7日に、三基の神輿
と19台のおしゃぎり(山車)が、旧町人町を練り歩く村上大祭として受け継がれています。
(村上市郷土資料館パンフレットより)

2Fから観たおしゃぎり

おしゃぎりの展示スペースはガラス張りになっており、2Fからも見渡す事ができます。
普段上から山車を観る機会がありませんので、興味深いです。
また2Fは村上城ゆかりの城主などの品々が展示されています。

桃川住長吉作刀

刀の展示

刀なども展示されています。良く砥がれています。

兜と鎧の展示

兜や鎧類も展示されています。中には実際に城主が着用したとされる、鎧や兜も
あります。

ここ「村上郷土資料館(おしゃぎり会館)」は、村上大祭開催期間中以外は、
おしゃぎり(山車)が展示されていますので、村上大祭の歴史や雰囲気が感じ
られる施設となっています。

◆観覧時間/午前9時~午後4時30分
◆休館日/年末年始(12月29日~1月3日)
※7月5日~7月8日は、村上大祭おしゃぎり巡行及びその準備のため、おしゃぎり
は展示されておりません。
◆観覧料/一般 500円 小中高校生 250円
郷土資料館・若林家住宅・村上歴史文化館共通料金となっています。

◆お問合せ/村上郷土資料館(おしゃぎり会館) 電話0254-52-1347
E-mail:osyagiri@mail.iwaufune.ne.jp
URL http://www.iwafune.ne.jp/~osygiri/

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