天ぴ屋こだわりの一夜干し~ホッケ、ハタハタ

4月1日の笹川流れ遊覧船の今シーズンの運航開始と共に、桑川港遊覧船待合所「笹川流れ地魚処 天ぴ屋」では、地元桑川港水揚げの魚の加工が盛んになっています。季節によって水揚げされる魚も違って来ますが、今水揚げが多くお勧めの一夜干し干物を紹介致します。

天ぴ屋こだわりの一夜干しホッケ
「天ぴ屋こだわりの一夜干しホッケ」

中でも一番お勧めしたいのが、一夜干しホッケです。このホッケは、カサゴ目

アイナメ科ホッケ亜科に属する魚で、主に深海に生息し、産卵期になると20m

程の水深の海に産卵します。北海道では「シマホッケ」が有名ですが、こちら

で獲れるのは「マホッケ」です。

天ぴ屋こだわりの一夜干しホッケ

当店では、ホッケの頭を落とし、背を開き、醤油、味醂、酒等の入ったタレに1

時間程漬け込み、天日で干し揚げます。一夜干しホッケは脂も乗っていて、ボ

リュームもありますので、当店の干物の一番人気の品となっております。

何故、ホッケの頭を落とすかと言いますと、当店では天日干し、一夜干しにこ

だわっておりますので、魚の頭が付いていますと、乾きが悪くなる為です。

天ぴ屋こだわりの一夜干しハタハタ
「天ぴ屋こだわりの一夜干しハタハタ」

そして、当店の干物の人気二番手を争うのが、一夜干しハタハタです。ハタハ

タと言うと秋田県のイメージが強いですが、日本海では南は鳥取、島根辺りま

で水揚げのある魚です。ハタハタはスズキ目ワニギス亜目ハタハタ科に属す

る魚で、主に水深が550m位までの所に生息します。底引き漁によって水揚

げされます。

当店では、ハタハタの頭を落とし、塩をまぶし30分程置いてから、流水で洗い

天日で干し揚げます。ハタハタは中骨も柔らかいですので、身離れも良くとて

も美味しく頂けます。

天ぴ屋こだわりの一夜干しハタハタ

天ぴ屋こだわりの一夜干し
「天ぴ屋こだわりの一夜干し」

桑川港遊覧船待合所天ぴ屋前では、天気の良い日には、何枚もの網の上に

様々な種類の地元桑川港水揚げの魚が天日干しされています。お客様から

は、その光景が珍しい様で、魚の種類等の質問を良く受けます。現在では、

桑川港の風物詩となっています。

今回ご紹介しました一夜干し魚は、当店のネットショップでも取り扱っておりま

す。お値段もとても安く、ボリュームも満点です(笑)

①天ぴ屋こだわりの一夜干しホッケ 1パック(3尾~4尾)価格500円(税込)

お求めはこちらから

②天ぴ屋こだわりの一夜干しハタハタ 1パック(13尾~16尾)価格500円

(税込)お求めはこちらから

酒の肴に、ご飯のおかずに天ぴ屋こだわりの一夜干し干物をお試し下さい。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

山うど~笹川流れ

先日知人から「山うど」を頂きました。近くの山で採った物なのだそうです。ウドはウコギ科タラノキ属の多年草で、山菜として良く食べられます。春に出た柔らかい若芽を食用にします。

山うどの梅肉和え~笹川流れ
「山うどの梅肉和え~笹川流れ」

実は、この山うどの若芽の部分は天ぷらにして食べました。タラの芽に似た味

ですね。残念ながら撮影するのを忘れてしましました^^;

で、山うどの茎の部分は、短冊状にスライスして梅干しをつぶして和えまし

た。山うどは、アクが強いので、水にさらしてアクを抜いてあります。

と書いていると私が料理したかの様ですが、料理は全部クニばあちゃんが

行っております(笑)私は出来上がりを食べるだけです。

一口食べると口の中にウド独特の香りが広がり、梅の酸味も心地よく春を感じ

られる味でした。

山うどの梅肉和え

山うどが食べられるのは、この若芽出る春先だけです。成長の早い山うどは、

大きくなると木の様になり、食べられません。この様に図体ばかり大きくて役

に立たない事を「ウドの大木」と言いことわざになっていますね、キャイ~

ン!?

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

キクザキイチゲ(菊咲一華)~笹川流れ

ちょっと遅ればせながら、「キクザキイチゲ(菊咲一華)」をご紹介します。キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、落葉樹の林床に3月終わりから4月頃に咲く花です。

キクザキイチゲ(菊咲一華)~笹川流れ
キクザキイチゲ(菊咲一華)~笹川流れ
「キクザキイチゲ(菊咲一華)~笹川流れ」

キクザキイチゲの別名は、キクザキイチリンソウと言います。そう言えば昨年

は、このキクザキイチゲをイチリンソウと間違ったっけ(^_^;)

因みにイチリンソウは花を一つだけつけるからイチリンソウ、そしてニリンソウ、

サンリンソウもあります。

花の名前は難しいですね(苦笑)

春先の林の中の地面にひっそりと咲く清楚な白い花です。

キクザキイチゲ(菊咲一華)~笹川流れ

そして、夕方~夜はこの様に花を閉じます。これは他の植物の花にも見られ

ますね。白つぶれしてしまいましたが、葉っぱはこんな感じです。

撮影日:4月4日 笹川流れにて

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

雑誌の撮影取材~天ぴ屋&海カフェ

先日、新潟生活情報誌 CARREL 様より撮影取材がありました。今回は、「眺めのいいレストラン特集」と言う事で、桑川港待合所の天ぴ屋と海カフェの取材を受けました。

雑誌の撮影取材~天ぴ屋&海カフェ

雑誌の撮影取材~天ぴ屋&海カフェ
「雑誌の撮影取材~天ぴ屋&海カフェ」

まず遊覧船待合所2Fの海カフェにて、当店の人気メニュー「おにぎりセット」の

撮影です。2Fのテラスにて撮影でしたが、どんな風に商品撮影されている

か、興味深々で様子を拝見しました(笑)その後、「氷カフェ」や「ケーキセット」

の撮影と続きました。

雑誌の撮影取材~天ぴ屋&海カフェ

そして天ぴ屋こだわりの干物の風景や看板娘(?)のクニばあちゃんもしっか

り撮影して頂きました(^_^;)

雑誌は5月20日頃の発売だそうです。どの様な記事&写真になっているか

今から楽しみです(^◇^)詳しく決まったらこのブログ上でもお知らせ致します

ね。もし本屋さんで見掛けたら弊社の記事を読んで下さいね(出来れば買って

下さい!!)(^^♪

山口様、この度は遠いところ、弊社へ撮影取材にお越し頂きましてありがとう

ございました。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

ヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪ノ下)~笹川流れ

ヒマラヤユキノシタは、その名の通りヒマラヤ山脈周辺が原産で、ユキノシタ科ベルゲニア属の多年草です。花壇等でグランドカバー(土を隠すために植える)等に使われます。

ヒマラヤユキノシタ~笹川流れ
「ヒマラヤユキノシタ~笹川流れ」

明治初期に日本に渡来した園芸品種で、寒さに強い植物です。春先、早くか

ら花を咲かせています。始め白い花を咲かせ、徐々に赤くなるそうです。

ヒマラヤユキノシタ~笹川流れ

ヒマラヤユキノシタ~笹川流れ

このヒマラヤユキノシタも園芸品種として交配された品種が何種もあるそうで

す。ちょっと見、木立ベゴニアに花も葉も似ている感じがします。鉢植えでも良

いでしょうね。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
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ノロゲンゲ(野呂玄華)~笹川流れ

先日ノロゲンゲ(野呂玄華)が入荷しました。入荷と言っても、地元の漁師さんから「ハタハタ」を直接仕入れした時に一緒に混じっていたのが少量ありました。

ノロゲンゲ(野呂玄華)
「ノロゲンゲ(野呂玄華)」

少しグロテスクな形をしたノロゲンゲ。生物学的には、スズキ目ゲンゲ亜目ゲ

ンゲ科ノロゲンゲ属の魚で、日本海、オホーツク海、黄海東部の水深

200m~1800mの深海に生息しています。ここ村上市山北地区でも、「幻

魚(ゲンギョ)」とか「ゲンゲ」等とも呼んでいます。そう新潟県ですと、上越地

方の港で、良く水揚げされていて、名物になっている様です。新潟スイーツ・ン

カシマさんなら良くご存じかもしれませんね(^^♪

ノロゲンゲ(野呂玄華)~笹川流れ

ノロゲンゲは、生なら「ゲンゲ汁」と言ってぶつ切りにしたノロゲンゲをすまし汁

や味噌汁でたべるとコラーゲンもたっぷりで女性にも喜ばれる一品となりま

す。干物ですと、からからに乾かしたノロゲンゲを焼いて食べると、頭からボリ

ボリと食べられ美味しいことこの上無いお味です(笑)残念ながら、今回のノロ

ゲンゲもお客様に販売するだけの量がありませんでしたので、従業員の昼の

賄いとなりました(笑)味ですか?そりゃもう美味しウィッシュ!?でした(爆)

【STOP PRESS!?】

昨日(4/14)笹川流れの桑川港周辺で、イルカの大群が見られました!
残念ながら写真に収められなかったんです。ホントに残念!^^;

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

浜焼き~笹川流れ

村上市桑川港の笹川流れ遊覧船待合所の名物の一つが「クニばあちゃんの浜焼き」です。天ぴ屋こだわりの干物の試食サービスや「ハタハタの味噌田楽」や「タコの串焼き」等を炭火で焼いています。

浜焼き~笹川流れ
「浜焼き~笹川流れ」

初登場の当店のクニばあちゃんです。忍者ではありません。頭に被っている

のは「ボシ」と呼ばれる布製の被り物で、「日除け、虫除け、寒さ除け」の為に

昔から村上市山北地方で女性が、農作業等の際に頭に被る物なのです。

この「ボシ」は、同じ村上市上海府地区では「ドモコモ」と呼び、山形県庄内地

方、秋田等では「ハンコタンナ」と呼ばれている様です。

浜焼き~笹川流れ

当店の浜焼きでは、山北産の炭を使用しています。上の画像で、網の上に

乗っているのが、「ハタハタ」「口細カレイ」「ホッケ」「シャケ(鮭)」等です。や

はり炭火で焼くと、干物も美味しく焼けますね。お客様も試食と言う事を忘れ

て「本気食い」される方もいらっしゃいます(笑)

浜焼き~笹川流れ

もちろん浜焼きも美味しいですが、お客様が何より楽しむのが、「クニばあちゃ

ん」との会話でしょう。馴染みのお客様、リピーターも多く来て頂いてまして、

「おばあちゃん元気~?」なんて声を掛けて下さるお客様が多く、クニばあちゃ

んとの会話が弾みます(笑)

クニばあちゃんは、この道〇十年の大ベテランで、遊覧船、定置網、民宿を切

り盛りして来ました。浜の女性特有の威勢の良さは相変わらずですが、天ぴ

屋では、無くてはならない存在です。

興味のある方は、桑川港へクニばあちゃんに逢いに来て下さい。そしてついで

に遊覧船にもご乗船して下されば幸いです(*^^)v

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

カタクリ(片栗)~笹川流れ

笹川流れの山では、カタクリ(片栗)の花が咲いています。ユリ科カタクリ属の多年草で、林床等の比較的日当たりの良い所に群生する事が多いそうです。紫色の花を咲かせ、葉が2枚根生します。

カタクリ(片栗)~笹川流れ
「カタクリ(片栗)~笹川流れ」

うつむき加減に咲く花が、控え目で愛おしく見えます。その姿からカタクリ(片

栗)の花言葉は、「初恋・さびしさに耐える・嫉妬」だそうです。

カタクリ(片栗)~笹川流れ

カタクリは、早春に芽を出し、直ぐに開花、結実し、夏には地上部を枯らせる春

植物です。また、カタクリの種にはアリの好む物質があり、落ちた種をアリが

拾って散布する植物です。そう言えば先日ご紹介した「ムラサキケマン」もアリ

を媒介して、子孫を増やす植物でしたね。

カタクリ(片栗)~笹川流れ
カタクリ(片栗)~笹川流れ

そしてカタクリは、地中の球根からデンプンを取り出し「カタクリ粉」として盛ん

に利用されていました。現在では、ジャガイモからデンプンを抽出する為、カタ

クリは使われなくなりました。

ここのカタクリは群生と言うほどではありませんが、群生したカタクリの写真等

を見る機会がありますが、とても見事な物ですね。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
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サクラサク~笹川流れ

『サクラサク』待望の桜の開花が新潟県の県北にも遂に訪れた様です。恐らく種類的には「ソメイヨシノ(染井吉野)」かと思われます。実はこの桜、先日港近くの新築の家の話をUPしましたが、その新築工事の際、どうしても支障になる桜の枝を掃ったそうです。その桜の花の蕾が付いた枝を頂いて来て、花瓶に挿しておいたものなんです。

桜~笹川流れ

桜~笹川流れ
「桜~笹川流れ」

日本人は桜の花が好きですね。これだけもう咲いた、いやまだ咲かない・・・

なんて大騒ぎする花は他には無いですよね。

実は、桜より一足先に咲いた、バラ科サクラ属の花がありまして、それは「サ

クランボ」の花です。

サクランボ~笹川流れ

サクランボ~笹川流れ
「サクランボ~笹川流れ」

桜より一足先に咲いた「サクランボ」毎年、数粒のサクランボの実を付けます。

以前食べた事があったのですが、とても甘いサクランボでしたので、おそらく

品種は「佐藤錦」ではないかな?と。

港には染井吉野の他、八重桜、ギョイコウ(御衣黄)等もありますので、咲い

たら写真を撮ってUPしたいですね。

弊社従業員の間でも、「早く花見をしたいね」なんて話し合っています(^^)

結局は「花よりだんご」なんですけどね(笑)

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
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4月9日の笹川流れ

4月に入り、この所好い天気が続いています。4月からこんなに天気が続くのはちょっと記憶にありません。そんな4月のある日、笹川流れ遊覧船の一コマです。

おばこ丸~笹川流れ
「おばこ丸~笹川流れ」

おばこ丸出航です!今日も良い天気!午前中この地元で「長瀬(ながせ)」と

呼ぶ春先に吹く南寄りの風が吹き、欠航していました。その「長瀬」もお昼頃

に収まり、午後から運航開始です。

笹川流れの春の景色
「笹川流れの春の景色」

春先は笹川流れの山々もまだまだ緑は少ないです。これから新緑の頃を迎え

るとまた景色も違って見える事でしょう。

ウミネコ~笹川流れ
「ウミネコ~笹川流れ」

ウミネコも繁殖時期を迎え大挙して笹川流れに戻って来ました。ウミネコの餌

付けポイントに差し掛かると自然と集まって来ます。

青い海、青い空~笹川流れ

笹川流れの青い海、青い空。

遊覧船のお客様
遊覧船のお客様
「遊覧船のお客様」

遊覧船のお客様は、春の笹川流れのクルーズを楽しまれます。

遊覧船のお客様

お客様の一組「川波様」お二人。撮影に快く応じて下さいました。ブログに写

真を乗せてもOKが出ました(^◇^)

煌めく水面

約35分のクルーズは終了しました。水面がキラキラしていました。

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笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
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