まつだい農舞台・冬の文化体験プログラム

十日町市松代地区は、日本のいや世界有数の豪雪地帯です。この地域の農耕

文化は、厳しい自然、雪、地形との戦いでした。棚田など素晴らしい、農村の風

景が、里山として世界に誇れる景観を残しています。この素晴らしい農耕文化

の土地を大きな農舞台と見立て、「大地の芸術祭」を開催しています。

また、雪国で培われて来た文化、食、思想そして遊びにふれる楽しいプログラ

ムが、「豪節地に暮らす先人に学ぶ・まつだい農舞台・冬の文化体験プログラ

ム」です。

豪雪地ならではの「ほんやら洞(かまくら)」体験とその中で聞く豪雪地の暮ら

し、かんじきを履いて雪の里山をめぐるトレッキング、松代の冬のごっつお(ごち

そう)など、厳しい自然、雪で閉ざされた営みから生まれた豊かな知恵と文化に

ついて地元の方がご案内、体験するプログラムです。

まつだい農舞台

会 場:新潟県十日町市松代地区 まつだい農舞台

開催期間:2月~3月の毎週日曜日(2月:1日、8日、15日、22日 3月:1

日、8日、15日、22日)

時 間:10:15分~13:45分

料 金:大人6,000円 小学生以下3,000円(体験料、昼食代、入館料、保険

代込)

※開催日の4日前までに要予約
※雪体験の内容は実施日および天候によって異なる場合があります。

お問い合わせ:まつだい農舞台 TEL025-595-6180

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

ヤナギガレイ(柳鰈)~笹川流れ

冬の新潟県の日本海で獲れる「ヤナギガレイ(柳鰈)」は、カレイの中でも最も

美味しいと評されています。柳の葉に似たこの「ヤナギガレイ(柳鰈)」を柳都

新潟の特産品として大々的にPRしています。

ヤナギガレイ(柳鰈)~笹川流れ

カレイ目カレイ科ヤナギムシガレイ属の「ヤナギガレイ」は、その名の通り「柳の

葉」に似ている事から名付けられています。また地方によっては、「ヤナギムシ

ガレイ」「ササガレイ」「クリノキノハガレイ」「ユズリハカレイ」等々と呼び名が変わ

る様です。新潟県では、主に底引漁、板曳漁の漁船により水揚げされていま

す。

ヤナギガレイ(柳鰈)~笹川流れ

ヤナギガレイの食べ方は一般的には「塩焼き」もしくは「唐揚げ」で食べる事が

多い様です。また刺身にしても美味しい魚です。

我が家では、ばあちゃんが開きにして骨を取り、今夜はフライにして夕食の食卓

に上がりました。クセの無い魚ですので、カラッと油で揚がっていますので、サク

サクと歯触りも良く美味しかったです。

ヤナギガレイ(柳鰈)~笹川流れ

残りのヤナギガレイは、頭を取り、塩を振り20分程置いてから真水で洗い、天

日干しにしました。たて塩(塩水)ですと、漬ける時間が短くて済みます。

ヤナギガレイ(柳鰈)~笹川流れ

ヤナギガレイの旬は秋から冬にかけて産卵時期を迎えお腹に卵を抱えた時が

美味しい時期です。

今旬の「柳都新潟」の「ヤナギガレイ」を一度お召し上がり下さい。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

スノーマンがやってきた!~村上市(旧山北町)

今年で13回目を迎える村上市(旧山北町)の大毎(おおごと)で開催される、

「スノーマンがやってきた!」です。

このイベントは会場と周辺の6集落に沢山の雪だるまが作られ、夜になるとこの

雪だるまのおなかにロウソクの灯りが燈り、雪原を明るく照らし心温まる風景を

造り出します。童心に返り、自分だけのオリジナル雪だるまを作って頂きます。

夕方からは、スノーウェディングが特設のチャペルで催されます。

周辺の約400件の民家や小道にも雪だるまが並べられ、参加者を楽しませま

す。

会 場:村上市大毎地内 旧Aコープくろかわまた店脇、黒川俣地区各集落

日 時:2月8日(日)
10:00~15:00 雪だるまつくり
17:00~キャンドル点灯
17:30~スノーウェディング

参加費:無料(イベント運営費として協力金100円程度をお願いします)

お問い合わせ:村上市山北支所 地域振興課 TEL0254-77-3111
夢21・さんぽく塾事務局

スノーマンがやってきた!
(写真:村上地域振興局 HPより)


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笹川流れの地魚処 天ぴ屋
日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

研修旅行~山形県米沢市 その7

上杉伯爵邸での昼食の後、直ぐ近くの「上杉市立博物館」を訪れました。

館内では、米沢市ゆかりの、戦国武将「上杉謙信」や「上杉景勝」についてや

、財政危機に瀕した米沢藩を斬新な改革によって救った「上杉鷹山」に関して

の品々が展示されています。「上杉鷹山」の藩政の改革を物語にした、ミニ

映画が上映されていて、それを鑑賞したりしました。

上杉博物館

能舞台~上杉博物館

入口正面に「能舞台」が展示されており、実際ここで能や狂言が催され、この

能舞台は自動で移動できますので、ホールとして演劇、イベント等に利用され

ているそうです。

松岬神社

松岬神社は、上杉神社の摂社として、松が岬公園内に建てられ、それまで

合祀されていた上杉鷹山公を明治35年に遷されたものです。

上杉鷹山公像

上杉神社の入り口には「上杉鷹山公」の銅像が建てられています。

上杉鷹山は、江戸時代中期の米沢藩の古くからの慣習のしきたりや、人事、

税制を改革によって改め、領土を召し換え寸前にまでなった藩の財政の窮地を

救った人物として有名です。

紅葉~上杉神社

前日降った雪の中で、境内の紅葉も色を鮮やかにしていました。

次回はこの研修旅行記の最終回となります(笑)

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

冬のある日の笹川流れ

冬のある日の笹川流れ

冬のある日の笹川流れです。

遠くに見える島は、新潟県岩船郡粟島浦村に属する「粟島(あわしま)」です。

粟島は周囲が23km、戸数が130戸、人口が400名弱の島です。ここ笹川

流れが最短距離にあり、直線で約20km程離れています。

昭和39年の新潟地震の際には、この島付近が震源地となりました。粟島は

大変大きく揺れて最大で4m程隆起したそうです。新潟地震の際には、この

笹川流れの奇岩奇石も大きな被害を受けました。

昨年10月に発足した「観光庁」の初代長官に就任されている「本保芳明氏」の

お父様がこの粟島出身だそうです。

冬のある日の笹川

冬の日本海と言うと、荒れ狂う大時化の場面を想像しますが、こんな穏やかな

日もあるのです。

冬のある日の笹川流れ

冬の日本海では、今時期、「天然の岩のり」が採取されます。波が少し治まっ

た時には、周辺の漁協の組合員の方々が「天然岩のり」の採取を行います。

岩場の上にのり、手で岩のりを採取し、包丁で刻み、小石等のゴミを取り除き

専用の「簾(ス)」の上に均一に広げて日陰干しします。

出来あがった板状の「岩のり」は、野菜の合え物、ラーメンやスープに入れた

り、またそのまま火で少し焙り、醤油等を付けて食べても磯の香りが口の中に

広がり珍味です。

冬のある日の笹川流れ

この日の海岸は綺麗な砂浜でしたが、これから海が荒れ、強風の吹く日は、

海岸に多くの漂着ゴミが砂浜に打ち寄せます。年々、漂着するゴミが増えてい

て、中にはハングル文字の付いた大きなポリ容器等も多く漂着します。

処理しても処理しても打ち寄せますので、地元でも地元自治体でも頭の痛い

問題となっています。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

ヒノキ(檜)~上杉伯爵邸

庭木の冬囲い~上杉伯爵邸

昨年の11月の研修旅行の際に訪れた「上杉伯爵邸」の庭木は冬囲いがされて

いました。庭木の冬囲いの風景として有名なのは、金沢の「兼六園」の松等の

「雪吊り」が思い出されますね。

上杉伯爵邸~庭木の冬囲い

私たちが訪れた前日には、雪が10cm位積もったそうです。一足早い初雪を

楽しみました。

ヒノキ(檜)~上杉伯爵邸

上杉伯爵邸の庭には、ヒノキ(檜)の大きな木立がありました。(多分ヒノキだと

思います)

ヒノキ(檜)~上杉伯爵邸

ヒノキの葉は特徴的ですね。ヒノキ(檜)は、ヒノキ科ヒノキ属で、古くから最上

の建築材として利用されてきた樹木です。ヒノキは日本と台湾にしか分布して

いなく、日本では本州福島以南、四国、九州屋久島まで分布しているそうで

す。と言う事は、ここは山形県ですので、ヒノキでは無く、クロベ(黒檜)かもしれ

ませんが・・・。

名前は「火の木」の意味で、枝をこすり合わせて火を起こした事に由来するそう

です。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

節季市(ちんころ市)~十日町市

1月10日(土)15日(木)20日(火)25日(日)に、新潟県の十日町市で開催

される「節季市」。北国の農村では、古くから主に冬期間の農閑期の副業として

竹やわら等で生活用品、民芸品を作ります。そんな籠やザル等の作品を持ち

寄り市を開きますが、その起源は200年も前の事と言われていますが、はっき

りしていません。またこの伝統行事の別名「ちんころ市」とは、犬や十二支を

型どった小さなしんこ(米の粉)で作った「チンコロ」が福を招く縁起物として人気

で、別名「チンコロ市」とも呼ばれる由縁です。

また、あん入りで柔らかく、串に刺された「トットコ(別名:食べるチンコロ)」も美

味しいですので、お召し上がり下さい。

可愛い「チンコロ」の表情がとても心が和らぐ楽しい伝統行事となっています。

チンコロ市
[写真と説明の参照 十日町振興局HPより]

開催日時:1月10日、15日、20日、25日 午前9:00~午後4:00

会 場:十日町市 諏訪町通り

お問い合わせ:十日町市観光交流課
   電話番号:025-757-3100
   ファクス番号:025-757-5150

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

研修旅行~福島県会津地方 その6

前回の更新から随分と間が空き、年またぎのご紹介となります昨年11月の

研修旅行の続編です。

喜多方らーめん工場

会津若松の小原庄助館を後にした我々は、喜多方のラーメン工場へと向かい

ました。このラーメン工場は、喜多方の蔵風の外観でした。

喜多方らーめん工場

この大きな煙突の様な物は、中にラーメンの原料の小麦粉が詰まっているのだ

そうです。

喜多方らーめん工場

喜多方らーめん工場

工場内では、ラーメンの製造工程が見学できる・・・はずでしたが、我々が訪れ

た時には何故か機械が止まっていました (・・?

ここで、ラーメンの試食を頂き、しっかりお土産にラーメンを買って帰りました。

家で作ったラーメンの画像をUPしようと思っていたのですが、写す前に全部食

べてしまいました(爆)

米沢~上杉伯爵邸

その後、喜多方のらーめん工場を後にし、一路国道121号線の大峠経由で、

山形県の米沢市へ向かいました。途中、県境の大峠付近は雪が降りしきり、

一面雪景色となっていました。

米沢市~上杉伯爵邸

米沢市~上杉伯爵邸

上杉伯爵邸は、明治29年、元米沢城二の丸跡に上杉家14代茂憲(もちのり)

伯爵邸として建てられました。当時は敷地約5,000坪、建坪530坪という壮大

な大邸宅でした。

 しかし、大正8年米沢大火で類焼し焼失。大正14年に、胴板葦き、総ヒノキの

入母屋づくりの建物と、東京浜離宮に依って造園された庭園が完成いたしまし

た。

 設計者は中條精一郎、施工は名棟梁江部栄蔵による作品です。かつて、鶴

鳴館(かくめいかん)と称され、皇族の御宿所ともなった、文化財的価値のある

邸です。

山形県上杉伯爵邸ホームページより

現在この上杉伯爵邸は、地元米沢市の郷土料理を中心のメニューのお食事処

となっています。その上杉伯爵邸の面影をそのままにした、座敷でお庭を眺め

ながら食事が楽しめます。

上杉伯爵邸~食事

我々一行もここ上杉伯爵邸で、昼食となりました。山形県と言ったら「芋煮」が

有名ですが、里芋、牛肉を煮込んだ煮付けが美味しかったです。

上杉伯爵邸~葡萄羹

葡萄羊羹が甘さもきつくなく美味しかったです。

上杉伯爵邸での昼食の後、近くの米沢市立博物館へと向かいました。

その話はまた次回に(笑)・・・(いつまで続くんだ)

上杉伯爵邸
〒992-0052 山形県米沢市丸の内1丁目3-60
電話番号/0238-21-5121
FAX番号/0238-21-5122
開館時間/午前10:00~午後9:00
休館日/毎週水曜日(4月~11月まで無休)


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青海の竹のからかい~糸魚川市

新潟県糸魚川市青海で、1月15日(木)に江戸時代から続く、国の重要無形民

俗文化財のひとつである伝統行事の「竹のからかい」が行われます。

「竹のからかい」とは、2本の青竹を組み合わせ東西に分かれ、顔に隈取りをし

た若い衆が引き合います。勝敗は竹が引かれたり、折れたり、割れたりした方

が負けで勝った方は、豊年・豊漁になると言われています。五穀豊穣、除禍招

福、家内安全を祈る民間信仰から生まれた行事です。昔は同じような祭りが全

国で三つあったのですが、現在残っているのは、ここ青海のみとなっています。

青海の竹のからかい
「写真・内容参考:にいがた観光ナビ より」

会 場:糸魚川市 大字青海 JR青海駅付近

期 日:1月15日(木)12:30~15:00頃

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

お問い合わせ:糸魚川市文化振興課
   電話番号:025-552-1511
  ファクス番号:025-552-7372

ハタハタ(鰰)~笹川流れ

先日知人の漁師さんからお魚を沢山頂きました。その中に「ハタハタ(鰰)」が

入っていました。

ハタハタ(鰰)は、スズキ目ワニギス亜目ハタハタ科に属する魚です。日本海、

オホーツク海、アリーシャン列島等に生息する深海魚です。

ハタハタは、鰰や鱩と書き、カミナリウオの別名もあります。これは、雪の降る

雷が鳴り始める季節に採れ始める事から付いたと言われています。

ハタハタ(鰰)~笹川流れ

ハタハタは大変人気の高い魚で、産卵の時期を迎える年末頃が旬の季節で

す。クセの無い魚で、味噌汁、鍋物、天ぷら、味噌田楽等色々な料理方法で

食べられます。特にハタハタの卵は「ブリコ」と呼ばれ、プチプチとした食感が

美味しく人気があります。

一時期、漁獲量が激減し、秋田県等で禁漁期間が設けられましたが、近年水

揚げもそこそこあるので、スーパー等でも手に入れる事が出来ます。でもハタハ

タは他の魚と比べて少し高い様ですね。

ハタハタ(鰰)~笹川流れ

前の日に煮付けにして美味しく食べました。まだまだ量が多いので、丁度天気

も良かったので、干物にする事にしました。

ハタハタ(鰰)~笹川流れ

頭を落とし塩に30分程漬けてから、水洗いし天ぴ干しにしました。風もそこそこ

あったので、半日位で綺麗に干しあがりました。

ハタハタ(鰰)~笹川流れ

ハタハタのブリコも一緒に干しましたが、塩につけ空気に晒したら色が黒っぽく

なってしまいましたね。干しあがったハタハタは、パックに詰めて小分けにし親

戚、近所におすそ分けしました。 

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。