6月上旬に生まれたウミネコの雛も順調に育ち、巣立ちの時を迎えました。
成長は早いものです。6月上旬に生まれたばかりでしたが、グングン成長し、今や
大きさは成長と変わらない位の大きさです。
ウミネコの幼鳥は羽根の色は未だ茶色く、口ばし、足も赤く、目も真っ黒なんですよ。
鳴き声は未だ、「ピーピー」と幼い(?)声です。実際に聞いて頂けると解るのですが・・・。
飛び方はまずまず上手ですが、エサの取り方はまだまだ下手です。遊覧船上からの
餌付けも、お客様の手からのキャッチは出来ません。
ちなみに成鳥は上の画像です。遊覧船の窓越しに撮影したので、鮮明ではありませんが、
羽根は白く(背中が黒く)口ばし、足は黄色です。
笹川流れのウミネコは7月19日現在、子育てが終わり大多数が、次の移動地へ
旅立ちました。ウミネコは子育てが終わると、北の方面へ移動し、冬は再び南の方へ移動し
越冬します。そして春先再び、繁殖地へと帰って来るのです。
現在、笹川流れに残っているウミネコは数は少なく、こちらで越冬するようです。
4月から7月中旬位まで遊覧船に乗ったお客様が、夏以降再び遊覧船に乗った際、あれだけ
大量のウミネコが何処に行ったか不思議がります。
折角夏休みに入ったのですから、ウミネコが沢山いた方がお客様は喜ばれるのですが、
こればかりは自然の法則と言うか、自然の動物の生態ですので仕方ないですね。
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