笹川流れ遊覧船今シーズンの運航が11月10日で終了致しました。

標題が長くなりましたが、11月10日(月)を持ちまして、今シーズンの運航

が終了致しました。本年も沢山のお客様にご乗船頂きまして、誠にありがとう

ございました。

今シーズンの運航も無事終了致しましたので、おばこ丸、第2おばこ丸を岩船港

へ回航し上架する事となりました。

海上より桑川港を臨む

桑川港を出港して間もなく、おばこ丸より桑川港を撮影しました。どこが港か解り

ません(笑)

おばこ丸より笹川流れ

笹川流れの奇岩奇石が遠くなります。

おばこ丸より粟島

この日は天気も良く、沖合の粟島もはっきり見えました。今シーズンは、10月

20日以降、天候、海象の状況が悪く欠航である事が多くなりました。遊覧船の

運航が終了した途端、この好い天気!皮肉なものです。

おばこ丸~航跡

おばこ丸の航跡です。とりあえず。

笹川流れ~紅葉

笹川流れの山々も紅葉で色づいています。

おばこ丸より第2おばこ丸

おばこ丸左舷(Port)

おばこ丸の左舷(Port)(ポート)です。左舷はPort(ポート)と言います。

右舷はStarBoard(スターボード)と呼びます。これは船関係の呼び名

ですね。

フェリーあわしま

岩船港に近づくと港より粟島汽船のフェリーあわしまが、粟島へ向けて

出港して行きました。岩船港~粟島まで約90分で結びます。

おばこ丸より瀬波温泉

瀬波温泉が見えて来ました。白い煙の様な物は、瀬波温泉の源泉の

水蒸気です。

臥牛山(お城山)

村上の臥牛山(お城山)です。

海底油田と新潟東港の煙突

遠くに胎内市沖で採掘中のガス田の掘削櫓と新潟東港の火力発電所の

煙突が見えます。

朝9:40分に桑川港を出港して11時40分頃岩船港に入港しましたので、

約2時間の航海となりました。この後、2隻の遊覧船は上架して、清掃、

一年の汚れを落とし、冬囲いをして今年の作業が終了となります。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。

粟島とウミネコ~笹川流れ

粟島

日本海に浮かぶ「粟島」は新潟県岩船郡粟島浦村に属しています。

粟島は島の周囲が23km、二集落で戸数が130戸、人口が350名程の小さな島です。

粟島はこの笹川流れが真正面に位置しており、最短距離は約20km程です。島には民宿等が

多くあり、夏場はキャンプや海水浴のお客様が多く訪れます。漁業が盛んな所で、漁場にも恵まれ

多くの水揚げがあります。粟島へは、村上市の岩船港から定期便が出ています。岩船港からフェリー

で約90分程になります。

この粟島が昭和39年の「新潟地震」の震源地付近となった島で、地震時には最大で4mも島が隆起

したと言われています。この「新潟地震」の際には、粟島の真正面の「笹川流れ」の奇岩奇石も崩れ

等の大きな被害を受けてしまいました。

ウミネコ~笹川流れ

今年の子育てが終了した笹川流れの「ウミネコ」は、7月末には北の方へと大半が移動してしまい

ました。冬場は日本の南側へ移動し、来年の春先に又、笹川流れに戻ってくるのです。

7月までの遊覧船に乗っていたお客様は、現在のウミネコの少なさに驚く人が多いです。

「あれだけ笹川流れにいたウミネコはどうしたの?」と言う質問を良く受けますが、その際には上記の

様にお答えしています。

笹川流れ~舞子岩

笹川流れの海の側の山々は、松などが多く、紅葉は無いのですが、少し遠くの山々は少しづつ色付き

始めたようです。一日一日秋が深まるのを感じる今日この頃です。

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