冬の眼鏡岩海岸~笹川流れ

Glasses rock Coast of the winter
先日、海が大荒れの日(荒れる日が多くて何時の日か思い出せなくなっています)に、撮影場所を変えて
海の様子を撮影しに行きました。

上の画像の左側が眼鏡岩と名付けられた岩で、山型になった谷の部分が昭和39年の新潟地震の際に、
崩れ落ちてしまった穴の跡です。この様に笹川流れの奇岩奇石も、地震の際に大きな被害を受けてしま
ったのです。地震以前の眼鏡岩の写真が余り残されていませんので、ここで紹介する事は出来ないのが
残念です。

Glasses rock Coast of the winter
波の威力:この日も波高が5mから6mに達していたと思います。波の高さ、音、風の強さは半端では無く、
大きな時化の威力を感じる瞬間です。勿論、この撮影は高台上からの撮影ですので、波にさらわれる心配
はありません、念のために(^_^;) 新年早々行方不明になりたくないですね(笑)

Glasses rock Coast of the winter
実は今日(19日)は、久々の穏やかな天候となり、気温も少し上がり過ごし易い一日となりました。
上の画像の様な寒い景色はもう飽きたのですが、明日からはまた天候が崩れる予報です。笹川流れの
春はまだまだ先の様ですね。

昨晩は、荒川商工会で加藤先生をお迎えして、講演会と懇親会が行われました。その模様等はまた次の
エントリーでご紹介いたします(●^o^●)

雪の笹川流れ

今日(1月25日)は、ここ笹川流れも朝起きると10cm程の雪が積もりました。

この辺りではこの冬一番の積雪です。気温もかなり下がり寒かったのですが、

勇気を出して(笑)笹川流れの眼鏡岩海岸に行きました。

雪の笹川流れ~メガネ岩

お目当ては、「雪の積もった笹川流れの奇岩の撮影」だったのですが、風も強く

吹いていた為、岩の上には思った程雪が積もっていませんでした。

雪の笹川流れ~お獅子岩

でも折角ですので何枚かパシャリ!雪が強風であおられて、レンズが濡れてし

まします。こちらは雪の「お獅子岩」です。

雪の笹川流れ~メガネ岩

こちらは「眼鏡岩」です。手もかじかんで来ましたので、早々に退散致しました。

まだ今シーズンも何回かチャンスがあるでしょうから、次回に挑戦します(笑)

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笹川流れ~春~頼三樹三郎

昨日に引き続き、春の笹川流れをご紹介致します。

笹川流れ展望台

笹川流れの国道345号線沿いに「眼鏡岩海岸」のちょっとした
展望台があります。

雄獅子岩と粟島

展望台から観た景色ですが、「眼鏡岩海岸」は「笹川流れ」の
中心地ですので、岩が比較的密集していて、それぞれ名前が
付けられています。背の高い尖がった岩が「雄獅子岩」(おししいわ)
で、遠くに「粟島」が見えます。

「粟島」は新潟県岩船郡に属しているたいへん小さな島で、
笹川流れが真正面に位置していまして、最短距離は20kmほど
となっています。

島の周囲23kmで人口が400人弱です。昭和39年の新潟地震の際には、
この島が震源地附近となり、マグニチュード7.5の大地震で、最大で
島全体が1m程隆起したと言われています。

頼三樹三郎詩記念碑

これは、かの幕末の詩人で儒教者、頼陽山候の三男で、勤王の志士
である「頼三樹三郎」(1825-1859)が笹川流れを詠った詩があります。

「松島はこの美麗ありて この奇抜なし
   男鹿はこの奇抜ありて この美麗なし」

笹川流れは、「松島」と「男鹿」の両方の景観を併せ持った処だと
賞賛しているのです。

「頼三樹三郎」は、勤王の志士として、性急すぎる活動が裏目に出て
安政の大獄の際に捉われ後に斬首されてしまいます。
暴れん坊の三樹三郎を心配した身内が日本各地を旅行でもさせて、
気を落ち着かせようとしたのだと言われています。

そんな三樹三郎の訪れた先の一つが「笹川流れ」だったのです。
この詩からは、性急な性格の一端も見出せませんが・・・。

頼三樹三郎 Wikipedia

粟島(新潟県) Wikipedia

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笹川流れ~春

今年は3月になると笹川流れも暖かくて過ごしやすい日が
続きました。そんな笹川流れを少し撮影して来ました。

めがね岩

これが笹川流れで有名な「めがね岩」です。2つの穴があり
ましたが、沖手側の穴が昭和39年の新潟地震の際に崩れてし
まいました。

めがね岩北側穴

めがね岩の残っている穴を北側から撮影しました。

めがね岩南側

めがね岩を南側から撮影しました。よく紹介される「めがね岩」
はこちら側から撮影される事が多いです。

笹川流れ海岸玉石

ここ「めがね岩」付近の海岸は砂浜というより玉石の
海岸です。

イソギンチャク

岩場でイソギンチャクをパチリ。魚がいないかなと
探しましたが、小魚1匹も見当たりませんでした。
まだ春になったばかりで、水温も低いですからね~。

「笹川流れ」にも少し遅い春がやって来ました。
第2弾は近日公開!・・・予定です。

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