ショウジョウバカマ(猩々袴)~笹川流れ

ショウジョウバカマ(猩々袴)

ショウジョウバカマ(猩々袴)~笹川流れ

ショウジョウバカマ(猩々袴)は、その花の形に特徴がある植物です。放射状に広がる花。色は個体により
違います。

ユリ科ショウジョウバカマ属の多年草・・・と言うことは、球根植物なのでしょう。毎年決まった時期に、自然
に生えて来ますね。ショウジョウバカマの猩々とは、空想上の動物で猿の一種だと言われています。その
顔の赤さと、何枚も重なる葉を袴に見立てた名前の由来だそうです。

ショウジョウバカマ(猩々袴)~笹川流れ

ショウジョウバカマは、カタクリ(片栗)等と同じ様に、アリ等の虫を媒体として受粉させ、種を運ばせて子孫
を増やす「虫媒体」の植物なのだそうです。普通の花では、ミツバチが媒体として受粉していますので、そ
の「アリ」バージョンですね(^^)
それにしても、植物もその環境により、進化しているのだなと実感します。

ショウジョウバカマ(猩々袴)~笹川流れ

これも先日笹川流れ近くの山で撮影したショウジョウバカマ(猩々袴)です。カタクリ(片栗)と同じ辺りの咲いていました。

ショウジョウバカマ(猩々袴)~笹川流れ
「ショウジョウバカマ(猩々袴)~笹川流れ」

ショウジョウバカマ(猩々袴)は、ユリ科ショウジョウバカマ属の多年草で、山

野のやや湿った所に生える常緑の植物です。草丈は大体10cm~40cm位と

言いますが、撮影したものは大体20cm前後の物でした。

このショウジョウバカマの名前の由来は、「猩々(ショウジョウ)」と呼ばれる中

国の空想上の動物の顔色に見立て、地面に広がる根生葉を袴に見立てて付

けられたと言われています。

ショウジョウバカマ(猩々袴)~笹川流れ

今回撮影して後で気付いたのですが、2枚目と3枚目の花色が違いますが、

これは、ショウジョウバカマには編集のシロバナショウジョウバカマと言うのが

あるそうです。それで、こんなに花色が紫と白っぽい物があるのでしょうね。

始めて見た時はこんな不思議な花があるのかと思いました。

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