12月のある日、季節外れの陽気~笹川流れ

The weather of the out of season of one day of December

12月のある日、季節外れの陽気~笹川流れ

12月のある日、空を見上げてカメラを向けました。でもこの通り、雲一つ無い空で何も写りません(笑)この日は、12月とは
思えない、まるで夏の海の様なベタ凪でした。気温も14℃位あったでしょうか。全然寒さを感じません(^^ゞ

A Japanese cormorant
先日、岩の上に海鵜が止まっていたので撮影しようと近付きました。さてうまく撮影出来る事やら・・・

A Japanese cormorant
逃げる海鵜!:岩の上にとまっている海鵜に近づこうとしたら、案の定逃げてしまいました。海鵜は大変警戒心の強い
鳥で人間が容易に近付く事は出来ません。

The transparent sea
海の透明度:笹川流れは海の透明度が高い事でも知られています。この事から海水浴等のお客様の満足度が高い事
を伺わせます。今日は濁りゼロの海水、カンカンに澄んでいます(笑)

Seaweed by the waviness
An Echizen jellyfish
砂浜に打ち上げられた物:波打ち際、砂浜には海から打ち上げられた物が沢山あります。その中でちょっと変わった海草
とエチゼンクラゲの残骸を撮影しました。

The weather of the out of season of one day of December
The weather of the out of season of one day of December
波打ち際を逆光の中:ちょっとお約束の感がある、波打ち際を逆光で撮影しました。逆光だと波間がキラキラと光り天然の
エフェクトになりますね(^^♪

A chimney and oil digging
煙突と天然ガス掘削櫓:遠くに見えるは、新潟東港の火力発電所の煙突が三本、そして胎内市沖の天然ガス掘削櫓
です。私のカメラではこの程度のズームが限界です(^▽^;)

こんな天気の好い日は、ふらふらとあちこち撮影して廻りたい気分になりますよね>^_^<

帰港~桑川港へ

笹川流れ遊覧船は往路は割合、岩の近くを進み一つ一つの岩々を説明して行き、復路は沖合いから笹川流れの景色を楽しんで頂いております。

屏風岩~笹川流れ
「屏風岩~笹川流れ」

今日はその復路の遊覧船上から観る陸の景色を簡単に説明致します。
上の写真は、「屏風岩」とその周辺です。大きな屏風を広げた様な形をして入る為、名付けられました。

恐竜岩~笹川流れ
「恐竜岩~笹川流れ」

大きな恐竜が海に首を突っ込み水を吸い上げている様に見える事から「恐竜岩」と名付けられました。

眼鏡岩と潮吹き岩~笹川流れ
「眼鏡岩と潮吹き岩~笹川流れ」

眼鏡の様に二つの穴が開いていましたが、昭和39年の新潟地震の際に沖手側の穴が崩れおちてしまった「眼鏡岩」と天井に穴が開いていて、大波が打ち入れると天井の穴から潮を吹いたように見える「潮吹き岩」です。

大島~笹川流れ
「大島~笹川流れ」

「大島」は地形上「大島崎」と呼ばれ、この岩と粟島を結んだ線が最短距離約20㎞と言う事です。

航跡~笹川流れ
「航跡~笹川流れ」

おばこ丸の航跡です。おばこ丸は、19トンで約400馬力のプロペラが1枚です。

エンジン冷却水~おばこ丸
「エンジン冷却水~おばこ丸」

おばこ丸のエンジン冷却水です。勿論海水ですが、海水を吸い上げパイプを通し、エンジン回りの清水のパイプを冷やしエンジンを冷やしています。

よく小さいお子様は、船体から水が出ていますので珍しがりますが、この水は実はエンジンの冷却水(冷却後の排水)なのです。当然、海水をポンプで吸い上げている訳ですが、先程説明したとおり、エンジンをこの海水で直接冷やすのでは無く(エンジンが錆びてしまいます)エンジン周りの清水(真水)を冷却するのです。

今回、ご紹介したのは笹川流れの未だ一部ですが、今後また撮影して「笹川流れ」の景色をご紹介して行きたいと思います。

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日本風景街道~シーニック・バイウェイ・ジャパン~

平成19年12月11日に国土交通省により「日本風景街道」が発表されました。

日本風景街道とは、日本風景街道は、郷土愛を育み、日本列島の魅力・美しさ

を発見、創出するとともに、多様な主体による協働のもと、景観、自然、歴史、

文化等の地域資源を活かした国民的な原風景を創成する運動を促し、以って、

地域活性化、観光振興に寄与し、これにより、国土文化の再興の一助となること

を目的とします。

また日本風景街道を国民的な運動に発展させる為、次の4つの運動方針がありま

す。一つ目は『全国に運動を拡げること』、二つ目は『多様性を確保すること』、

三つ目は『さらなる質の向上を図ること』、四つ目は『継続的な運動とすること』

以上4つの運動方針からなります。

日本風景街道のイメージとしては、日本風景街道は、「地域の資源」と「活動する

人たち」、「活動内容」、「活動の場」から構成されるもので、それらを総称して

「風景街道」といいます。

日本風景街道には、平成19年9月から第一回目の登録が始まり、平成19年12月11日

の時点で日本全国で91ルートが登録されました。新潟、富山、石川の北陸三県でも

10ルートがこの度登録されました。そのひとつに「笹川流れ」を含む、『日本海

パークライン』が登録されたのです。

『日本海パークライン』をとりまく状況は、

■地域のねらいは、『日本海パークライン』のトータルイメージアップと知名度

向上を進め、地域内の連携と観光資源の掘り起こしを行うと共に、自然、歴史、

文化、温泉といった魅力を発信し、植生や町並みを生かした地域づくり活動を展

開するのです。

■活動エリアと地域資源は、新潟県村上市~山形県鶴岡市の温海温泉までの国道

7号、国道345号などを中心とする地域で、日本海、温泉、町屋の町並みに代表さ

れる歴史、と自然など豊かな景色と資源が豊富な点です。

「笹川流れ」としましても、景色の素晴らしさを内外に発信し、また道路などの

クリーンアップ等を通して自然の保全に努めなければなりません。

『日本海風景街道』の活動は始まったばかりですので、ルートの一つに選ばれた

のですから、今後何らかの形にしていけたら良いと思います。

日本風景街道のホームページ

日本風景街道プロジェクト 北陸地域のホームページ

笹川流れ観光汽船のホームページ