嵐の前の静けさ~笹川流れ

Lull before a storm

嵐の前の静けさ~笹川流れ

今日はとても穏やかな一日でした。時折太陽も顔を出し気温も上がり、少し着ている物が多かった私は一枚
脱いでしまいました。海上もとても穏やかで、残念ながら漁師さんは昨日から正月休みに入りましたので、
こんな凪が勿体ない一日となりました。

Lull before a storm
粟島が好く見える!:こんな天気の好い日は、笹川流れの沖合いの「粟島」の雪もハッキリと見えます。
雪の白が大分少なくなりましたので、雪も殆ど溶けている様です。もっと条件の好い日は、「粟島」の建
物もはっきり見えるんですよ。残念ながら私のカメラのズーム能力ではこれが限界です(^^ゞ

Lull before a storm
Lull before a storm
嵐の前の静けさ:明日は、と言うか今このエントリーをせっせと書いている時点(12/30 PM9:33)で、既
に風が強まりつつあります。明日から元旦、二日に掛けて日本海側は、発達した低気圧の影響で大荒
れとなる予報です。また今シーズン2回目の冬将軍が白馬に跨り、日本に近付いていますので、またも
や大雪となる恐れも出ています。こんな穏やかな日は正に「嵐の前の静けさ」そのものですね^_^;

Lull before a storm
逆光の中で・・・:キラキラとした海面が綺麗な時でした。夏の眩しいキラキラ感には劣りますが、春先の
海だよ!って言っても可笑しくない位の眩しさでした。

Lull before a storm
海辺の人の守り神:私が生まれた頃、または生まれる前に完成していた護岸の防波堤。昔は家の後ろ
が砂浜で、直ぐ海が迫っている・・・と言う状況で、波が時化る度に恐い思いをしたご家庭も多かったと聞
いています。そんな中、海岸線を結ぶ様に完成した防波堤は、正にこの地域住民の守り神の様な存在
かもしれません。そんな護岸の上に座りながらの撮影です(笑)

明日は風も強まり波も高くなる予報です。今日ご紹介した風景とは間逆の光景を目の当たりにするのか
と思うとちょっぴり憂鬱です(^^)/

砂浜の侵食

笹川流れの海岸の岩は花崗岩からできています。

砂浜は、その花崗岩が削れてできた、「桂砂」と呼ばれています。

黄色いきれいな砂で、粒が粗いです。

「桂砂」と言いますと、良く金魚、熱帯魚等のアクアリウムの底土に

利用されています。

粒が粗いですので、海水浴等で砂場に寝転んでも、体にくっつきにくい

砂です。

笹川流れの砂

「笹川流れ」では、海岸の砂が削れて、砂浜が侵食されている箇所が

増えています。テトラポット等を海中に入れて、離岸提を造る事により、

砂のつく処もありますが、大抵の砂浜は侵食されて狭くなっています。

また砂浜が侵食されることにより、道路が陥没する等の被害も出ています。

「笹川流れ」でも砂浜の侵食について対策が必要だと思います。

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し魚 天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。