チカラシバ~稲刈り跡

チカラシバ~稲刈り跡

笹川流れの周辺の田んぼもすっかり稲刈りが終わりました。今年の米は豊作だとか。

天候も良く、台風もぜんぜん来ませんでしたものね。

稲刈りが終わった田んぼの傍で「チカラシバ(力芝)」が見られました。ごく普通に見られる

雑草ですね。引き抜く事が簡単でない程の大きな株を作る事から「チカラシバ(力芝)」と

名付けられたとか。

チカラシバとキンエノコロ

チカラシバとキンエノコロが競い合う様に生えていました。キンエノコロはエノコログサの

色違いみたいな感じです。どちらもイネ科の植物です。

チカラシバ(力芝)

「立ち易り 古き都と なりぬれば 道のしば草 長く生ひにけり」 万葉集 作者不詳

と、万葉集にも詠われた植物なのですね。時代が次々と変わっても、力強く生える

チカラシバを謡ったものでしょうか?

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
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エノコログサ

エノコログサ

エノコログサは畑地や道端等に極一般的に生えています。
別名「ネコジャラシ」ですが、ペットショップ等に売られているネコジャラシは、実は
この草が原型なのですね。
花穂が幼犬の尻尾に似ていて、漢字で書くと「狗尾草」と書きます。イヌコロが
なまって、エノコログサと名が付いたと言われています。

このエノコログサには、アキノエノコログサやキンエノコロ等の種類があります。

エノコログサは粟の一種であるので、食用としても使えるとか。穂の部分を軽く
火であぶり醤油をつけて食べると、ポップコーンに似ている味がするとか・・・。
試してみたいですが、ちょっと怖いですね(笑)

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