クサノオウ(瘡の王)~笹川流れ

クサノオウ(瘡の王)はケシ科クサノオウ属の一年生(越年草)の草本植物です。北海道から九州に至る草地に広く自生しています。良く見ると茎と葉に縮れた毛が生えています。小さい黄花が綺麗な植物です。

クサノオウ(瘡の王)~笹川流れ
「クサノオウ(瘡の王)~笹川流れ」

クサノオウ、見た目は綺麗ですが、実は強い毒性を持っています。アルカロイドと呼ばれる成分で、21種ものアルカロイドがこの植物に含まれているそうです。特に葉っぱ等を傷つけると黄色い乳液状の液体が出て来ますが、この毒性は強く、皮膚に付いただけでただれ、誤って食べると内蔵器内がただれ、死に至る場合もあります。

逆に昔から薬草として用いられた歴史もあり、皮膚病の手当てや傷の手当てに用いられました。
クサノオウ(瘡の王)と言う名前も、古くは皮膚のデキモノを瘡(クサ)と呼び、それを治すのに役立ったので「瘡の王」と言う名前になったとの説もあります。

クサノオウ(瘡の王)~笹川流れ

それにしても、この撮影したクサノオウは私の実家の側に普通に生えていた物です。身近な所にも扱いを誤ると大変危険な植物があるものですね。ちょっとゾッとする話でした・・・(゜_゜i)タラー・・・

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ナンテン(南天)の実~笹川流れ

「難を転ずる」との語呂合わせから、縁起の好い木とされ、正月の寄せ植え等

に使われる事の多いナンテン(南天)です。また福寿草と一緒に植えれば「災い転じて福とな

す」とも言うとの事です。

ナンテン(南天)~笹川流れ

ナンテン(南天)は、メギ科ナンテン属の常緑低木で、中国が原産です。

花期は5月から6月で、枝先に長い花序を出し白い花を咲かせます。初冬には

赤い実を付けます。

ナンテン(南天)~笹川流れ

ナンテンのど飴と言うのがありますが、この果実は咳止めの薬として利用され

ています。ナンテンの葉は防腐作用もあり、料理の飾りや赤飯に添えられたり

します。また中には白い実をつける品種もあるようです。

花言葉は「機知に富む・私の愛は増すばかり」です。

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クサノオウ~瘡の王

クサノオウ

クサノオウは北海道から九州に至る低地の日当たりの良い林や草地、荒地等に
広く自生しています。
茎と葉には縮れた白い毛が生えています。葉はキクの様に不規則に裂けます。
花の直径は2センチ程の黄色の花です。

クサノオウ

名前の由来は、皮膚病を治すのに使用していて、デキモノの事を「瘡」(クサ)と
呼んでいた事から「瘡の王」(クサノオウ)と呼ばれています。
しかし葉を傷つけると黄色い液体を出し、これはアルカロイド成分と言う毒性が
ありますので、誤食したりすると危険だそうです。

クサノオウ

私の家の周りでごく普通に咲いています。毒性があるなんて知りませんでした。

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