冬の眼鏡岩海岸~笹川流れ

Glasses rock Coast of the winter
先日、海が大荒れの日(荒れる日が多くて何時の日か思い出せなくなっています)に、撮影場所を変えて
海の様子を撮影しに行きました。

上の画像の左側が眼鏡岩と名付けられた岩で、山型になった谷の部分が昭和39年の新潟地震の際に、
崩れ落ちてしまった穴の跡です。この様に笹川流れの奇岩奇石も、地震の際に大きな被害を受けてしま
ったのです。地震以前の眼鏡岩の写真が余り残されていませんので、ここで紹介する事は出来ないのが
残念です。

Glasses rock Coast of the winter
波の威力:この日も波高が5mから6mに達していたと思います。波の高さ、音、風の強さは半端では無く、
大きな時化の威力を感じる瞬間です。勿論、この撮影は高台上からの撮影ですので、波にさらわれる心配
はありません、念のために(^_^;) 新年早々行方不明になりたくないですね(笑)

Glasses rock Coast of the winter
実は今日(19日)は、久々の穏やかな天候となり、気温も少し上がり過ごし易い一日となりました。
上の画像の様な寒い景色はもう飽きたのですが、明日からはまた天候が崩れる予報です。笹川流れの
春はまだまだ先の様ですね。

昨晩は、荒川商工会で加藤先生をお迎えして、講演会と懇親会が行われました。その模様等はまた次の
エントリーでご紹介いたします(●^o^●)

波の花が出来る頃~笹川流れ

When whitecaps are made

波の花が出来る頃~笹川流れ

ここ2、3日バタバタしてまして、ブログの更新、皆様へのご訪問も滞っています。今日のネタも少し前の撮
影の写真からです(^▽^;)

Whitecaps
北西の季節風:ご存じのとおり、冬場の日本海は荒れる事が多くなります。北西の季節風が強まり、
海が大時化になりますと、道路を車で走っていると、冬の風物詩『波の花(華)』が舞っているのをよく
見掛けます。

Whitecaps
波の花の素?:上の画像の海面の白い泡っぽいのが『波の花』の素?です。激しい波にもまれた海
水中の植物プランクトンの粘液が、石鹸の泡状になり強風に飛ばされる姿を『波の花』と呼びます。
波の花と言うと、とても綺麗な印象ですが、実はこの泡状の物は海を漂っているうちに、ゴミや汚れ
で黄色っぽくなってしまいます。でもそれを言ってしまいますと、夢が無くなりますね(笑)

When whitecaps are made
この日も海岸の至る所で、波の花の素が見られましたが、残念ながら風がそれ程強く無く、風に舞う
波の花を見る事は出来ませんでした。

まあ、これから日本海の冬は長いですので、波の花が舞う姿を撮影するチャンスはあるかもしれま
せんね(●^o^●)

雲の切れ間から差す太陽光~笹川流れ

Angry waves of one day

雲の切れ間から差す太陽光~笹川流れ

ここ最近は雪も降り、海上も荒れる日が多くなっています。これぞ冬の日本海!と言う感じの日が続いて
いますが、先日撮影した海の様子をご紹介します。

この日は4m位の高波が押し寄せる日で、防波堤に打ち付ける波も高さ2、30mに達しているのではない
でしょうか?港を一歩出れば大時化です(^▽^;)

Light of the sun to shine through the breaks in clouds
沢山の光の筋が・・・:今、雲の切れ間から太陽光が幾筋にもなって差し込んで来ました。ここがシャッ
ターチャンスとばかりに撮影しました。

Light of the sun to shine through the breaks in clouds

Light of the sun to shine through the breaks in clouds
サーチライトの様に:差し込む太陽光が海面を照らし出します。光の当たる所、当たらない所で陰陽が
ハッキリします。そんな所も面白い光景ですね。

この後、雨もチラついて来ましたし、風がとても強かったので退散する事にしました。
なるべく毎日、海の様子を撮影したいとは思っていますが、最近はあまりの天気の悪さに撮影するの
を諦めています。でもまたこう言ったチャンスがあればまた撮影したいですね。

それと『かいり』さんの様な定点撮影を1年通してやってみたいですね(*^_^*)

初雪→→→慌ててタイヤ交換~笹川流れ

The tire exchange of the car

初雪→→→慌ててタイヤ交換~笹川流れ

今日の朝、恐る恐る起きてみると山の方が少し白くなっていました。それでも家の周りは雪
が積った様子も無く、一応ホットしました。
しかし、これから一週間の天気予報は毎日が雪の予報。慌てて車のタイヤ交換をしました。

これは正に『泥棒を捕まえて縄をなう』状態でしょうか?(苦笑)
いつもこんな調子です(*v.v)。ハズイ。。。。

Angry waves
日本海の様子:さて海の方はどの様な状態かと言いますと、次第に風も強まり波も3m位に
なる予報。この時期の海は、気温より海水温が高いため、海面から水蒸気が上がり霧の様に
なります。

Angry waves
次第に高くなる波:テトラポットに打ち付ける波も次第に激しくなります。大きな水しぶき
が上がり始めました。

A cake of rice
ポン菓子~旧神林村:知人から『ポン菓子』を頂きました。『ドン菓子』とも呼びますね。米に圧力を加えて
作るお菓子で、出来上がる際、圧力を抜くので「ドン!」と言う大きな音がなるから付けられたそうですよね。
私が子供の頃は、時折職人さんがやって来て、米を持ち寄ってお菓子を作って貰った記憶があります。

画像の左が白米で、右が玄米で作った「ポン菓子」です。食べ比べると玄米で作った方が香ばしくて美味し
く感じました(^_^)v

初冬の嵐~笹川流れ

The storm of the early winter
The storm of the early winter

初冬の嵐~笹川流れ

今月の6日、7日は低気圧の発達により、天気は大荒れとなりました。海上は大時化で波浪警報が発令され、
波高は6m程になりました。

The storm of the early winter
笹川流れ眼鏡岩海岸にて:いつも荒天の海の撮影は港で行う事が多いのですが、今回は少し場所を変えて
眼鏡岩海岸に行ってみました。ここは、眼鏡岩や雄獅子岩や雌獅子岩等の岩が密集している場所で、ちょっ
とした展望台になっている場所なんです。

The storm of the early winter
The storm of the early winter
岩に打ち付ける波の威力も大きいものです。こうして何千年、何万年と激しい波風に花崗岩が浸食されて
笹川流れの奇岩奇石となったのでしょう。

何時も大時化の時、何処から撮影しているの?危いんじゃないの?とご心配されている方もいらっしゃる
かもしれません。でも必ず安全な場所で撮影してますので、ご心配いりません、大丈夫ですよ(^_^)v
でも用心するに越した事はありませんので、これからも十分に注意致します。

秋に獲れる魚~笹川流れ

An Atka mackerel

秋に獲れる魚~笹川流れ

秋になりますと、獲れる魚の種類も変わってきます。春先、日本海で獲れる魚の種類は豊富ですが、今季節は冬に差し掛か
り魚の種類も少なくなります。特に今年は例のエチゼンクラゲの大発生により、定置網や板曳き漁、底引き漁等で漁獲高に
大きな影響があります。

An Atka mackerel
ホッケ~笹川流れ:そんな中、7月、8月の底引き漁の禁漁期間以外は年中水揚げがあるのが、『ホッケ』です。漢字で
書くと魚へんに花と書きます。(環境依存文字となりますので、文字化けするかもしれませんね。)
割合深海に住んでいるホッケ。今や居酒屋の定番メニューとなっていますね。私も居酒屋に行くとついつい『ホッケ』を注文
してしまいます(・・;)
ホッケは身離れが好いですので、非常に食べやすい魚ですね。大体北海道等で多く水揚げのあるのが、【シマホッケ】で、
日本海等本州沿岸で主に獲れるのが【マホッケ】です。上の画像は【マホッケ】と言う事になります。当店では、このマホッケ
を醤油・味醂干しで干物にしています。旬は6月~夏頃にかけてです。

A gurnard
カナガシラ~笹川流れ:そしてやはり7月、8月の禁漁期間以外は年中水揚げがある『カナガシラ(金頭)』です。
カナガシラは漢字で金の頭と書く程、頭が固い包皮、骨で覆われています。身は白身で淡白で、唐揚げ、天ぷら、味噌汁、
身をすりおろして、つみれ汁等にして食べます。
新潟県では、昔カナガシラが非常に栄養価地の高い魚だと言われていて、産後の女性に食べさせるとお乳の出が好くなると
言われていました。笹川流れでは主に板曳き漁によって水揚げされていますが、ここ最近は底引き漁等でも網に入る様です。

A gurnard

カナガシラの面白い所は、ムナビレの両側3枚づつが進化して足の様になり、これで海底を歩くのだそうです。同じ仲間の
ホウボウでも同様な仕組みになっています。
当店ではカナガシラを開いて醤油・味醂干して干物にします。カナガシラはホウボウと違って細かいウロコがありますので、
製品にするにはウロコを落とさなければなりませんので、これが結構手間がかかる魚なんです(^▽^;)

A yellowtail
ワラサ~笹川流れ:そして今日のオマケが『ワラサ』です。先日『寒ブリ』をご紹介しましたが、この魚は出世魚で、小さい時
から大きくなるにつれて名前が代わります。小さな頃をこの地域では、「アオコ」や「フクラゲ」と呼び、その後「イナダ」そして
この「ワラサ」、そして先日ご紹介した「ブリ」となります。ただ呼び名で大きさに厳密な規格がある訳ではありませんが、見た
目大体の大きさで呼んでいる様です。
値段も当然大きい方が高値になりますし、特に冬場の脂の乗る『寒ブリ』は、高値で取引されます。新潟県の北部では、正月
と言えば『塩引鮭』を食べないと新年を迎えられ無い様になっていますが(笑)新潟県南部や富山、石川辺りは『寒ブリ』を正月
に食べると聞いています。如何でしょう?ナカシマさん?^m^

これから冬場は、日本海は荒れる事が多くなり、漁師さんも中々出漁する日が少なくなってしまいます。また先述のエチゼン
クラゲの被害も依然としてありますので、漁師さんにとってはダブルパンチとなっているのですσ(^_^;)アセアセ…

秋の穏やかな日本海~笹川流れ

先日、何日か続いた時化の後、天候が回復し海上の波も収まりました。久々の穏やかな秋の日本海となり、カメラに収めたくなりました。

秋の穏やかな日本海~笹川流れ

秋の穏やかな日本海~笹川流れ

撮影場所は、自宅から車で2分程の所、弁天岩と呼ばれる所です。砂浜から海に向かって突き出る様に大きな岩があり、昔から『弁天様』と呼ばれて地域の住民に親しまれており、岩の上に祠を建てて祀っています。
岩の上の祠の下には赤い鳥居があり、好く訪れる人の目印的存在となっています。

The autumn calm Sea of Japan弁天岩鳥居と祠(ほこら):弁天岩の鳥居から見上げた祠です。
祠の上にはちゃっかりウミネコがとまっています(笑)6月~7月頃はこの弁天岩もウミネコの繁殖地となっています。

The autumn calm Sea of Japan
弁天岩海岸 小幡漁港:この弁天岩の砂浜には、小幡漁港と言う砂浜の船溜まりがあります。船外機の小船が数艘並べられています。地元の主に年配の方々が、刺し網等をして魚を水揚げしているのです。

The autumn calm Sea of Japan
弁天岩方面から小船の方を見ると、丁度逆光の為、波打ち際がキラキラして綺麗でした。すかさずパチリです(^_^)v

The autumn calm Sea of Japan岩とキラキラした海との対比:黒っぽい花崗岩の岩とキラキラした海面を狙った積りです(笑)
ブログでお世話になっているTWINSさんに以前、逆光の効果についてアドバイスして頂きました。『基本逆光!』と言う事で。

The autumn calm Sea of Japan
最後に、弁天岩の岩越しに遠くに観る、遊覧船「おばこ丸」です。レンズの限界もあり、ズームはこの程度です(^▽^;) 花のマクロ写真を撮りたいので、マクロレンズも欲しいし、風景写真等ではズームレンズも欲しいですね。
その前にワンランク上の新しいカメラ本体がほしぃ~の♪♡❤

秋深まる笹川流れ(冬の気配)

11月3日の新潟県の天気は強い寒気の影響で、時折霰混じりの冷たい雨が降り、風も強く波も高く時化模様となりました。確かニュースでは、昨年より20日余りも早い初雪で、観測史上新潟県では一番早い降雪となったとかσ(^_^;)アセアセ…

Sasagawanagare to deepen in autumn(A sign of the winter)

秋深まる笹川流れ(冬の気配)

ここ笹川流れも1日から波の高い状態が続き、今日もご覧の様な時化模様でした。波高は3m程でしょうか。
テトラポットに打ち付けて砕ける波飛沫も高くなっていました。
当然弊社の遊覧船も全面欠航となってしまいました(^▽^;)

Sasagawanagare to deepen in autumn(A sign of the winter)

港の防波堤の先端付近から撮影しましたので、テトラポットに打ち付ける波も海側から見てとれます。
波の威力は冬のそれとは、まだ格段の差がありますが十分に迫力があります。

Sasagawanagare to deepen in autumn(A sign of the winter)

低い鉛色の雲からは時折霰混じりの冷たい雨が強い風と共に打ち付けます。今日の最高気温は9℃と言う事でしたが、先日までの気温差が激しいですので、体感気温はそれよりグッと寒く感じられます。これから新潟県の冬はこの様な天気の日が多くなると考えるとチョッと憂鬱になります(苦笑)

Sasagawanagare to deepen in autumn(A sign of the winter)

今日は文化の日で祝日でしたが、この悪天候の中では来店されるお客様も疎らでした。鮭の醤油味醂干しも軒下に避難しています(笑)
こんな寒い日は自然と浜焼きコーナーの炭火の暖にお客様も集まります(*^_^*)

今シーズンの遊覧船の営業は11月11日(水)までとなっております。残り僅かですが、気を緩めずに安全運航に努めたいと思いました。

笹川流れの夕日~’09/10/19

ブログのネタが無く困った時の夕日頼みで、今日のエントリーは「笹川流れの夕日」です(笑)この画像は10月19日に撮影したものです。その4日前の15日に撮影した夕日が「白鳥の飛来~笹川流れ」でエントリーしていますが、その15日は普段めったに見えない佐渡島がくっきり見えて、夕日と共に絶好の撮影チャンスとなりました。
The setting sun of the Sasagawanagare
The setting sun of the Sasagawanagare

笹川流れの夕日~’09/10/19

この19日の夕日も、15日に続いてとても綺麗な夕日となる期待を私に持たせました。それは雲の切れ間からくっきり丸い夕日を見せたので、「これはダルマ夕日がみえるのでは?」とワクワクしてその時を待っていました。

The setting sun of the Sasagawanagare

が、しか~~~しその期待も虚しく、夕日が沈む頃には又薄雲に邪魔されてしまいました。
そう簡単にダルマ夕日を見せてくれないのね、ニホンカイ!?(^▽^;)

The setting sun of the Sasagawanagare

これにめげず、「次こそは!」とリベンジに燃える豆蔵でした(^O^)/

SLうまさぎっしり庄内号~羽越本線

10月3日(土)と4日(日)に、JR東日本の羽越本線「村上駅」~「酒田駅」間を「SLうまさぎっしり庄内号」が運行されます。これは新潟デスティネーションキャンペーン(10/1~12/31)のオープニングイベントとして運行されます。

SLうまさぎっしり庄内号~羽越本線
「SLうまさぎっしり庄内号~羽越本線」

3日と4日に運行される「SLうまさぎっしり庄内号」が、それに先立ち9月29日と30日に、イベント当日と同じ区間を試験運行しました。

当日、何も知らない私は、最寄りの駅のJR桑川駅方面が、もうもうと立ち込める煙で一杯ではないですか!「すわ、火事か!?」と思い、消防団員の私は出動準備をしようと思った矢先に、「今日はSLの試験運行日だよ」と従業員の一人が言ったので、(´▽`) ホッと胸をなでおろしました。

そうこうするうちに、「ボーーーッ!!」と言う汽笛を鳴らし、蒸気機関車が走りだした様でした。丁度、遊覧船は欠航中でしたので、従業員全員で線路の見える道路まで駆け付けました。
で、上の写真が生まれて初めて撮影したSLの写真なんです(笑)

SLうまさぎっしり庄内号~羽越本線

何せ、生まれて初めての撮影で、しかも突然の事で何の準備もしていませんでしたが、取り敢えずカメラを手にとって、撮影出来る場所まで急ぎました。
被写体が動くものですから、フレームに収めてシャッターを切るともう通り過ぎていました(;^_^A アセアセ・・・
ですので、うまくSLを捉え切れない写真となってしまいました。

SLうまさぎっしり庄内号~羽越本線

この「SLうまさぎっしり庄内号」は、3日は村上~酒田間、4日は酒田~村上間の片道運行となります。
3日は村上駅を12:26発で、桑川駅には12:54着となります。
4日は酒田駅を11:00発で、桑川駅には14:31着となります。
各駅では、このSL運行を祝いイベント等が予定されている様です。3日には村上駅で歓迎イベント&出発セレモ二ーが開催されます。詳しくはこちらのページで。

村上市のホームページ:「SLうまさぎっしり庄内号」を運転します!

SLうまさぎっしり庄内号~羽越本線

この「SLうまさぎっしり庄内号」は、新潟~会津若松間を運行している「SLばんえつ物語号」と同じ車両を運行している様です。客車のロゴマークがそれを物語っています。

何と言ってもこの羽越本線の笹川流れ沿線の魅力は、海までわずか〇〇mの海沿いを走る線路で、景色も素晴らしく、乗車されたお客様は大変喜ばれると思います。
明日の天候がちょっと不安ですが、この辺りの沿線はSLを撮影しようと言う、写真家がプロ、アマ問わずベストポジションを狙って沢山訪れる事でしょう(^O^)/

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
     天然の海水塩 岩船麩 お土産品の販売をしております。