オオバギボウシ(大葉擬宝珠)~笹川流れ

近くの畑でオオバギボウシ(大葉擬宝珠)が花を咲かせていました。オオバギボウシは、山菜の「ウルイ」として若葉を食べていますね。畑と言う事は、ここで栽培しているのでしょうね。

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)~笹川流れ
「オオバギボウシ(大葉擬宝珠)~笹川流れ」

ウルイは、「キュッキュッ」と言う歯触りが心地好い山菜で、私は好きです。どこか苦味もあり、サッと茹でて生姜醤油で食べるのが好きです。
山菜としては知っていましたが、こんな可愛い花が咲くとは知りませんでした。

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)~笹川流れ

擬宝珠(ぎぼうし)とは橋の欄干の柱の上に付いている玉葱型の飾りの事だそうです。オオバギボウシ(大葉擬宝珠)の蕾がその形に似ている事からこの名が付いたそうです。

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)は、ユリ科ギボウシ属の多年草で、山地のどちらかと言えば湿り気の多い所に生えています。大きくなると特徴的な大きな葉になります。

花言葉は「沈黙」 「静かな人」「沈静」
誕生花は、7月9日、7月17日

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
 笹川流れ 天ぴ屋こだわりの一夜干し 天日干し干物
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山葵(ワサビ)~笹川流れ

先日から山葵(ワサビ)の花が満開でした。こちらは、集落の農家の方が畑に植えた山葵(ワサビ)なのだそうです。

山葵(ワサビ)~笹川流れ
「山葵(ワサビ)~笹川流れ」

山葵(ワサビ)は、アブラナ科ワサビ属の日本原産の植物で、香辛料として日本のみならず、海外でも有名になっていますね。葉っぱを見ると確かにワサビですね。

山葵(ワサビ)~笹川流れ

栽培のワサビですと、清流の水辺で育てる(ワサビ田)と言うイメージが何故かありますが、普通は畑で作られるのですね。山等に自生しているワサビもあると言うから納得です。

山葵(ワサビ)~笹川流れ

新潟県内には、お正月や慶弔時に「のっぺ」とか「のっぺい汁」と呼ばれる郷土料理を作ります。笹川流れの旧山北では、「おびら」と呼ばれ、旧村上市周辺では「だいかい(大海)」とも呼ばれています。

このいわゆる「おびら」「のっぺ」等と呼ばれる料理は、地域差があり、具材、味付け等に違いがあります。旧山北町では、その「おびら」をベースにした料理に山葵(ワサビ)を入れる料理があります。その名も「わさび」なのですが(笑)この作り方が難しいらしいです。と言うのもヘタをするとわさびの辛い風味が出無い事があるのです。

まあ、この料理の事はまた別の機会にお話する事にしましょう(笑)

山葵(ワサビ)~笹川流れ

この山葵(ワサビ)は秋には収穫の時を迎えるそうです。

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山うど~笹川流れ

先日知人から「山うど」を頂きました。近くの山で採った物なのだそうです。ウドはウコギ科タラノキ属の多年草で、山菜として良く食べられます。春に出た柔らかい若芽を食用にします。

山うどの梅肉和え~笹川流れ
「山うどの梅肉和え~笹川流れ」

実は、この山うどの若芽の部分は天ぷらにして食べました。タラの芽に似た味

ですね。残念ながら撮影するのを忘れてしましました^^;

で、山うどの茎の部分は、短冊状にスライスして梅干しをつぶして和えまし

た。山うどは、アクが強いので、水にさらしてアクを抜いてあります。

と書いていると私が料理したかの様ですが、料理は全部クニばあちゃんが

行っております(笑)私は出来上がりを食べるだけです。

一口食べると口の中にウド独特の香りが広がり、梅の酸味も心地よく春を感じ

られる味でした。

山うどの梅肉和え

山うどが食べられるのは、この若芽出る春先だけです。成長の早い山うどは、

大きくなると木の様になり、食べられません。この様に図体ばかり大きくて役

に立たない事を「ウドの大木」と言いことわざになっていますね、キャイ~

ン!?

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野人参(山人参)~笹川流れ

先日までの暖かい陽気で、野山の草類も成長が早まった様です。先日、親戚

から「野人参(ノニンジン)」を頂きました。親戚の話によると、近くの山を散歩し

ている時に見付けたそうです。やはりいつもの年より早く生えた様ですね。

この分だと「あさづき」も早く食べられるかもしれません。

野人参~笹川流れ
野人参~笹川流れ

これが野人参です。葉っぱが人参の葉に似ているからだと聞いています

が、どうなんでしょう。山人参と呼ぶところもあるみたいです。ちょっとWeb

調べてみると、この野人「シャク(杓)」と呼ぶセリ科シャク属の植物で、全国

の山地の日陰等に良く生えるそうです。天ぷらにしても良いですし、茹でて

サラダ、おひたし、合え物等でも美味しく食べられます。

また薬草としても知られ、乾燥させて煎じて飲むと消化不良、滋養強壮、頻

尿などに効能があるそうです。

野人参~胡桃合え
野人参の胡桃合え

本日我が家では、野人参を茹でてから「胡桃合え」にして食べました。野人

参の香ばしさと胡桃の香ばしさで美味しく頂きました。

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 日本海「笹川流れ」水揚げの天日干し干物 一夜干し干物
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タラノキ(楤の木)~笹川流れ

タラノキ~笹川流れ

これは8月頃に撮った「タラノキ(楤の木)」です。タラノキはウコギ科タラノキ属の

落葉低木樹で、日本では北海道~九州にかけて分布しています。

樹高は2m~6m位で、8月~9月位に幹の先端に大きな花序を広げて、淡い白

色の花を多数咲かせます。

タラノキ~笹川流れ

タラノキの新芽は「タラノメ(芽)」として、山菜の王様として春先食べられます。

スーパー等のお店でも手に入れる事ができ、天ぷらや合え物にすると美味しい

山菜ですね。幹に鋭いトゲがあるので注意が必要です。

またタラノキは、健胃、整腸、強壮の効果があって、胃腸病に良く用いられそうで

すが、胃がんや糖尿病にも貴重な薬草の一つとして用いられていると言う事です

ので、驚きです。(イー薬草ドット.コムより参照
最近、タラノメを始め山菜目当てで、無断で私有の山に入り乱獲するマナー違反

の山菜採りの方が多いと聞きます。売ると良い値段になるので、後を絶たない

のでしょうね。

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ウルイとコシアブラ

ちょっと前ですが、知人に山菜の「ウルイ」と「コシアブラ」を頂きました。

ウルイ(山菜)

これがウルイです。ウルイには色々な種類があり、新潟県内で食べられているのは
オオバギボウシという種類です。山間地の半日陰で、沢沿いの湿っているところに
自生している山菜です。
ちなみに私は魚が具の味噌汁に入れて食べるのが大好きです。また茹でておひたし
にして食べても美味しいです。独特の歯ざわり(噛むとキュッキュッと口の中で音が
する感じ)でクセが無いので食べやすい山菜です。

コシアブラ(山菜)

こちらがコシアブラです。

同じウコギ科のタラノキやウド同様、山や丘、林道脇など、開削・伐採された日当たり
のよい明るい斜面に多く、春先に伸びる独特の香りを持つ新芽は食用となり、山菜の
一種として扱われる。

食用とする場合は、まだそれほど大きく伸びていない芽を摘み取り、元のほうにある
ハカマの部分を除いたものを調理する。肥沃な土地にあるものは、太いだけでなく養分
が多く美味である。 強い苦味があるため、苦味を和らげる天ぷらにすると食べやすい。
またおひたしや和え物などにも調理され、塩漬けにして保存食とされる。

私はやはりカラッと天ぷらにして食べるのが一番好きでね。

この春の山菜も色々な種類を食べました。あと残るは「ミズ」かな?

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スミレ~黄花菫

先日笹川流れ近くの山で黄色い可愛い花を撮影しました。
名前は「黄花菫」というスミレの一種です。スミレは大変に種類が多い植物で
ネットで調べた結果多分「黄花菫」だろうと思われます(笑)

黄花菫

大きな葉に黄色い花が小さく咲いていました。

カタクリの花

側には未だカタクリの花が咲いていました。

ゼンマイ科

ゼンマイ?と思い撮影しましたが、何でしょう?綿状の胞子はついている
のですが・・・。
笹川流れの山々ではまだまだ春の花が楽しめそうです。

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エラとウド

先日知人より珍しい(新潟県では一般的ですが)山菜を頂きました。
笹川流れ近くの山で採ったそうです。いつも新鮮な山菜を頂きありがたい
です。
それは『エラ』という山菜で正式名称は『ミヤマエラ草』というのだそうです。

ミヤマエラグサ

これが『エラ』でして、茎の部分には細かい棘があり、素手で触るとかなり
痛いです(笑)これを軽く茹でると棘は気にならなくなり、おひたし、味噌汁、
煮付け等で食べると美味しいです。

もう一つの山菜は、『鈴木』ではなくて『ウド』です(笑)

ウド

夏に小さな白い花をたくさん付け、秋に直径3mmほどの黒色の液果となる。
一果中に3~5個のゴマ状の種子をもつ。高さは約2~3mに成長し、「ウドの大木」
という慣用句もあるが、木ではない。春・初夏(ゴールデンウィーク頃)に芽吹いた
小さな頃には山菜として利用出来るが、大きくなると食用にも木材にも適さない事
から例えとされたと言われている。だが、実際の所は夏ごろまで「若葉」や「蕾」も
山菜として採取できる。

Wikipedia ウド

『ウド』の先の部分は天ぷらにすると美味しいです。また茎の部分はスライスにして水
にさらし、味噌やマヨネーズなどを付けて食べるとシャキシャキとして美味しいです。

この春も『コゴメ』 『ワラビ』 『タラノメ』等も食べましたので、山菜を十分に堪能出来ました。
まだこれから『ウルイ』 『ゼンマイ』 『ドングリ』(ドングリころころのドングリではなく、
山菜の『ドングリ』です)等が楽しめますので、今後に期待です。ただし、自分で採取する
のでは無く、全部頂き物ですが・・・。

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ふきのとう~蕗の薹

今日は、知人から頂いた春の香り「蕗の薹」(ふきのとう)を食べました。

蕗の薹は上に伸びるのではなく、地下茎となって伸びます。実は年明け前から

成長が始まっていて、新潟では雪の下になっている為、普通は

事に気が付かないだけなのだそうです。蕗の薹はこちらの地方では「ばんけ」と

も呼ばれいます。天ぷらや味噌和え等で食べます▲(‘-‘*)イタダキマース

ふきのとうを料理する。

痛んだ所や汚れた所をきれいに取り除きます。

フキノトウ

夕食は蕗の薹の天ぷらになりました。(少し衣が厚くなってしまいましたが)

フキノトウの天ぷら

ほろ苦くてとてもおいしかったです。これを食べると春が来たんだな~と

実感します。

これから「タラノメ」「ワラビ」「ミズ」etc…楽しみな季節です。

~余談~

”ふきのとう”というと、フォークグループを思い浮かべる私はすっかり

「おじさん」でしょうか?

フキ-ウィキペディア

ふきのとう(フォークグループ)

笹川流れ観光汽船のホームページ