先日、私が時折訪れる村上市庄内町の『まいづる公園』に行って来ました。この『まいづる公園』内には、かつての城下町、村上藩にゆかりの武家屋敷4棟が、ここに移築されています。
武家屋敷(まいづる公園)~村上市庄内町
村上市(旧村上市)は、かつて村上藩と呼ばれ歴代の藩主がこの地を治めていました。村上市街は城下町として栄えました。
慶長3年(1598年)5月、上杉景勝が豊臣秀吉の命で会津に移封された後、堀秀治が越後の国主として春日山城に入った。このとき、秀治の与力大名として村上頼勝(義明とも)が加賀国小松より9万石で入ったのが、村上藩の始まりである。
苔むす茅葺屋根が、いい味を出していますね(笑)
武家屋敷(岩間家住宅と嵩岡家住宅):前述した通り、まいづる公園には、旧岩間家住宅、旧嵩岡家住宅、旧藤井家住宅、旧成田家住宅の四棟が村上市市街の各地より移築管理されています。
この内、旧嵩岡家住宅は、雅子妃殿下と深い繋がりがあります。雅子様のご実家の小和田家は、ご先祖が旧村上藩の藩士です。この屋敷は雅子妃殿下のご祖母静様の父方の実家にあたるそうです。
こう行った御縁で村上市も雅子妃殿下が御成婚の時、愛子さまがご誕生の際には、市を揚げて大変盛り上がりました。
旧岩間家住宅と旧嵩岡家住宅もそれ程大きな御屋敷ではありませんが、その外観、内装はかつての武家屋敷の面影を残しています。居間には囲炉裏、そして縁側があります。
お庭には飛石があり、縁側では外から差し込む日差しも、秋が深まり穏やかです。
武家屋敷の庭木(紅葉と燈台躑躅):私がこの武家屋敷を度々訪れる理由の一つが、四季折々の庭木が見れる事です。丁度、今回は紅葉も色づき、生け垣の燈台躑躅(ドウダンツツジ)も赤く染まっていました。
そしてこのまいづる公園に隣接する『善龍寺』のお庭ではサザンカ(山茶花)の花が咲いていました。もう今年もそんな季節になったのですね(^^♪
今度訪れる時は、雪に覆われた時にでも来ようかな♪と思っています(^_^)v