センニンソウ(仙人草)とボタンヅル(牡丹蔓)~笹川流れ

8月から9月頃に掛けて、車で国道等を走っていますと、十字型の白い花が目に付くのがセンニンソウ(仙人草)です。
センニンソウはキンポウゲ科センニンソウ属の多年草です。

センニンソウ(仙人草)~笹川流れ
「センニンソウ(仙人草)~笹川流れ」
センニンソウは果実から白い毛が伸び、それを仙人の白髪頭に見立てた事から名付けられました。
日本各地に分布するつる性半低木成長ですので、蔓を伸ばしながら成長します。

センニンソウ(仙人草)~笹川流れ

そして上のセンニンソウに良く似ているのが、ボタンヅル(牡丹蔓)とコボタンヅル(小牡丹蔓)です。ボタンヅルは、キンポウゲ科センニンソウ属の落葉つる性半低木です。

ボタンヅル(牡丹蔓)~笹川流れ
「ボタンヅル(牡丹蔓)~笹川流れ」
一枚目から三枚目までが、センニンソウで四枚目がボタンヅルの花です。ちょっと見ただけでは、同じに見えますよね(^^ゞ
見分け方は、ボタンヅルの葉は牡丹の葉の様に三出複葉(三つの山型)で、一方センニンソウの葉は、羽上複葉で一枚一枚の葉はタマゴ状の形をしています。

実は私も最近まで、今頃に咲く十字型の白い花を全て「センニンソウ(仙人草)」だと思っていましたが、実は「ボタンヅル(牡丹蔓)」も混じっている事を知りました(;^_^A アセアセ・・・

ニホンアマガエル(日本雨蛙)~笹川流れ
「ニホンアマガエル(日本雨蛙)~笹川流れ」
ひとつオマケにアマガエルの写真など(*^^)vカエルの嫌いな方にはオマケどころか拷問ですね(笑)
ウィキペディアによると、アマガエルは細菌等から身を守る為、体から粘液(毒)を分泌していますので、手に傷がある時に手で触ったり、触った手で眼をこすったりすると、失明する恐れもあるそうですから注意が必要ですね!