カラスノエンドウ(鳥野豌豆)とカキドオシ(垣通し)~笹川流れ

今日は少し地味な植物をご紹介します(いつも地味か?)その一つはカラスノエンドウ(鳥野豌豆)カキドオシ(垣通し)です。

カラスノエンドウ(鳥野豌豆)~笹川流れ
「カラスノエンドウ(鳥野豌豆)~笹川流れ」

カラスノエンドウ(鳥野豌豆)は、マメ科ソラマメ属の越年草です。マメ科らしく(?)つる性の植物で、日本各地の日当たりの良い道端や野原に自生しています。特徴は托葉の中央に花外蜜腺と呼ばれる、蜜を分泌する場所があります。実は触ると弾け飛びます。

またカラスノエンドウ(鳥野豌豆)には、ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)と言う別名もあります。赤いマメ科独特の花を咲かせます。

花言葉は「小さな恋人達」で、3月27日の誕生花です。

カキドオシ(垣通し)~笹川流れ
「カキドオシ(垣通し)~笹川流れ」

そしてもう一つはカキドオシ(垣通し)です。カキドオシはシソ科カキドオシ属の多年草です。北海道~九州の草地等によく見られます。夏になるとつるの様に地面を這うようになります。このつる性の茎が垣根を越えて伸びることから「垣通し」と名付けられたとの事です。

花言葉は「楽しみ」で、5月28日の誕生花です。

カラスノエンドウもカキドオシも周りの草地等に普通に生えていますが、見過ごされる事は多いかと思います^_^;

カキドオシ(垣通し)とオオバギボウシ(大葉擬宝珠)~笹川流れ
「カキドオシ(垣通し)とオオバギボウシ(大葉擬宝珠)~笹川流れ」

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)の葉の間から生えているカキドオシ(垣通し)です。カキドオシが決してこんな大きな葉を持ってる訳ではありません(笑)

笹川流れの地魚処 天ぴ屋
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CARREL(キャレル)2009年8月号に掲載!!

先日このブログ上でもご案内しましたが、弊社の干物「天ぴ屋おすすめセット」が、雑誌CARREL(キャレル)2009年8月号Vol184に掲載されました。

CARREL2009年8月号に掲載!!
天日干し風景~笹川流れ
「CARREL2009年8月号に掲載!!」

先日雑誌CARREL(キャレル)様から、取材を受けました。先月に続いての連続して雑誌に取り上げて頂きましたので、感謝感謝の一言です。弊社の記事は、「キャレルのとっておき」と言うコーナーで、スタッフの方が県内のお勧め商品を紹介されていますが、その中の一つに弊社の「天ぴ屋おすすめセット」が紹介されています。

天ぴ屋おすすめセット、雑誌に掲載!!
「CARREL(キャレル)2009年8月号に掲載!!」

日本海の地元水揚げの魚にこだわり、天日と潮風で干し揚げた「天ぴ屋こだわりの天日干し干物」です。写真、文章とも素晴らしい記事を書いて頂きました。編集部の谷川様、ありがとうございましたm(__)m


CARREL2009年8月号Vol184

そのCARREL2009年8月号Vol184の94ページに、弊社の干物が紹介されていますので、書店などで見かけましたら是非ご一読下さい(*^^)v

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ジギタリスとツバメのヒナ~笹川流れ

ジギタリスはその特異な姿が目を引く植物です。草丈が1m~2mにもなり、沢山の株がそそり立つと壮観な眺めになります。

ジギタリス~笹川流れ
「ジギタリス~笹川流れ」

ジギタリスはゴマノハグサ科ジギタリス属の多年草です。花は鐘状をしていてとても可愛いです。園芸品種としても多種出回っていますが、この植物には葉に「ジギトキシン」と言う強心剤に使われる成分が含まれています。
日本名は「キツネノテブクロ(狐の手袋)」と言うのだそうです。とてもユニークな名前ですが、名前の由来を知りたいものです。

ジギタリス~笹川流れ

本当は沢山のジギタリスが咲いている様を撮影したかったのですが、近くの畑に2,3本咲いていましたので、そちらを撮影しました(^^ゞ
花色も色々ある様で、釣鐘状の花が集まって咲いてとてもカワユスでした(笑)

ツバメ(燕)のヒナ~笹川流れ
「ツバメ(燕)のヒナ~笹川流れ」

そして桑川港の弊社の遊覧船待合所のクニばあちゃんの浜焼きコーナーの真正面の下屋に巣を作るツバメ。先回の投稿より、数日しか経っていませんが、すっかり大きくなりもう親より大きい位になっています。盛んに羽をバタつかせていますので、巣立ちの時も近いと感じました(^_^)v

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ムラサキカタバミ(紫方喰)~笹川流れ

ムラサキカタバミ(紫方喰)は、確か昨年も撮影したのですが、中々花が開いた状態を撮影する事が出来ませんでした(^▽^;)
朝早く見ても咲いていない。夕方見ても咲いていない。日中見ても咲いていない(爆)いったい何時咲いているんだ?と思っていて今日見たら咲いてました(笑)

ムラサキカタバミ(紫方喰)~笹川流れ
「ムラサキカタバミ(紫方喰)~笹川流れ」

ムラサキカタバミ(紫方喰)は、カタバミ科カタバミ属の植物で、江戸時代に観賞用の植物として南アメリカから渡来した帰化植物です。地下に鱗茎があり、花柄と葉だけを地上に伸ばします。つまり地上には茎が無い・・・と言う事です。
葉はハート型で3枚の小葉からなります。葉がハート型と言うのは、カタバミ(方喰)にも当てはまりますが、こちらの葉っぱは、カタバミに比べてかなり大きいです。

ムラサキカタバミ(紫方喰)~笹川流れ

淡い赤紫色の花が綺麗な花ですね。どちらかと言えば日陰に咲いている事が多い気がします。

ムラサキカタバミ(紫方喰)~笹川流れ

ムラサキカタバミ(紫方喰)の全体像です。観賞用として日本に入って来た植物ですが、いまや道端や畑等あちこちに自生していて、謂わば「雑草」になっています(^_^;)

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イカ(烏賊)の天日干し~笹川流れ

夏の笹川流れの風物詩は「イカの天日干し」でしょう?さんさんと照りつける太陽と潮風があれば何も要りません。干し上がったイカを火で焙り、マヨネーズと七味を付けて食べればビールが欲しくなる事間違い無しですね(^_-)-☆

イカ(烏賊)の天日干し~笹川流れ
「イカ(烏賊)の天日干し~笹川流れ」

実は今日は天候に不安あり・・・だったのです。朝方はイカを干すには適さない曇り空で、どうしたものかと思案していました。徐々に雲が薄れ切れ間から太陽がのぞき始めました。
「待ってました」とばかりに、イカを干しました。

先日からあるお客様よりイカの天日干しのご注文を頂いていたのです。が、ここ数日の梅雨空の為様子を見ていましたが、今日は晴れ間が見えて来たので「エイヤッ!」とばかりにイカを干しました(笑)

イカ(烏賊)の天日干し~笹川流れ

イカを干す側はもう海です。これだけの潮風を受ければイカが美味しくなる事この上ないです。
今回干したイカは日本海近海で獲れたイカを船内で急速冷凍したものだそうです。残念ながら地物のスルメイカはこれから水揚げされますので、もう暫くの辛抱ですね(苦笑)

まだ新潟県は梅雨が空けませんので、本格的なイカ干しのシーズンはもう少し先になりそうです。
ですので、ネットでの販売も少し先になりますので、販売開始次第に弊社HP上でお知らせ致します。

イカ(烏賊)の天日干し~笹川流れ

観光客の方もイカの天日干しの風景が珍しいらしく、よくカメラにこの風景を収めています。
早く梅雨が空けないかな~と待ち遠しい豆蔵でした(●^o^●)

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オダマキ(苧環)~笹川流れ

最近、中々撮影に出掛けられていないですので、花ネタも底を付きそうです。本来ならば今咲いている花をブログにUPする事が良いのでしょうが、一度の撮影でブログの更新何回か分の撮り貯めをしています(^_^;)
ウダウダ行ってますが(笑)今日ご紹介するのが、「オダマキ(苧環)」です。

オダマキ(苧環)~笹川流れ
「オダマキ(苧環)~笹川流れ」

オダマキ(苧環)はキンポウゲ科オダマキ属の植物です。世界的にも70種程あるオダマキ属。日本にも「ミヤマオダマキ」と「ヤマオダマキ」が高山に分布しているそうです。
園芸品種としても改良されていて、私が撮影した物は畑で咲いてる園芸品種だと思います。

オダマキ(苧環)~笹川流れ

オダマキ(苧環)~笹川流れ

本来ならば花の中心が写る様に撮影するべきでしたが、こんな角度になってしまいました(^▽^;)
花を正面から観ると、風車にも似た薄紫色の綺麗な花を咲かせるのです。
そうそう、オダマキ(苧環)の名前の由来は、糸を巻く機械の形を花の形から連想されたものなのだそうです。

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ウミネコが旅立ちの時を迎えました~笹川流れ

笹川流れのウミネコ(海猫)4月前半から笹川流れで巣作りをし、5月後半には雛が孵り、7月中旬には巣立ちの時を迎えます。雛が巣立ちを迎えると何処へかと移動します。

ウミネコが旅立ちの時を迎えました~笹川流れ
「ウミネコが旅立ちの時を迎えました~笹川流れ」

笹川流れの岩場で子育てを終えたウミネコ達は、一晩でいなくなってしまいます。ホントに一晩なんですヨ(^^ゞ
あれだけいた多くのウミネコは何処へ行くのでしょう?
ウミネコは留鳥(リュウチョウ)だとWikiでは説明されています。留鳥とは、一か所に生息、繁殖し、棲む場所を移動しない・・・となっていますが、実は繁殖後移動大移動するのです。

青森県の蕪島と言う所はウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されていますが、繁殖を終えたウミネコは一旦サハリンまで北上し、その後また南下し、四国、九州辺りで越冬するのだそうです。

ウミネコが旅立ちの時を迎えました~笹川流れ

ごく一部のウミネコは笹川流れに留まります。ですが数は少ないですので、そう多くは遊覧船上での餌付けに寄って来ません。7月位までの無数のウミネコが、遊覧船に寄って来るのを知っているお客様は、あれだけいたウミネコが何処へ行ってしまったか、大変不思議がります。

餌を狙うウミネコ~笹川流れ
「餌を狙うウミネコ~笹川流れ」

その少なくなったウミネコは一部は餌を求めて港へと飛んで来ます。遊覧船の待合所の屋根の上に集結して、天ぴ屋自慢の一夜干しを失敬する機会を伺っています(笑)

それではこれから夏休みに向けて、遊覧船上から全くウミネコの餌付けが出来ないのかと言うとそうでは無く、少数ではありますがウミネコは船に付いて来ますのでご安心下さい(^_^)v

何れにせよ、大部分のウミネコ達は来年の3月位にまた笹川流れに帰って来る事でしょう!(^O^)/

おまけに7月5日に撮影した、ウミネコの動画をUPして置きますね。

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ツバメ(燕)のヒナ~笹川流れ

弊社の港売店の下屋に巣を作ったツバメ(燕)のヒナも順調に育っています。ヒナ達は成長と共に食用旺盛になり、餌を運ぶ親鳥も大変です(^^ゞ

ツバメ(燕)のヒナ~笹川流れ
「ツバメ(燕)のヒナ~笹川流れ」

弊社の売店に巣を作ったツバメは現在4箇所はあります。既にヒナが育って巣立ったツバメ、最近卵から孵ったばかりのツバメ等、さながらツバメのアパート状態です(^_^;)

ツバメは人の住んでいる側に巣を作ると言いますが、これだけお客様の出入りが頻繁な所にも巣を作るなんて、スゴイツバメ達です(笑)

上の画像のツバメの5羽のヒナ達も順調に育って、巣が手狭になってるみたいです。押合いへし合いで小さな巣にギュウギュウ詰めです。カメラのフラッシュに反応して、親鳥が餌を運んで来たのだと勘違いした様で一斉に大きな口を開けて餌をねだる姿が可愛かったです。このヒナ達も無事巣立つ事が出来る様願っています(●^o^●)

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セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)とイソトマ

花が咲いた様子を十二単(ジュウニヒトエ)に見立て名付けられた花が、ジュニヒトエ(十二単)です。その花の園芸品種が、このセイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)です。

セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)~笹川流れ
「セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)~笹川流れ」

セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)は、シソ科キランソウ属の多年草です。園芸品種ではありますが、非常に丈夫な植物ですので、畑の側で半野生化していました。北ヨーロッパ原産の植物で、もともとグランドカバーに用いられていたのが、野生化したのだそうです。

花言葉は、「絆」、「強い結びつき」、「心休まる家庭」、「日陰の愛」で4月26日の誕生花です。

イソトマ~笹川流れ
「イソトマ~笹川流れ」

そして同じく畑の側で、野生化していたのがこの、「イソトマ」です。キキョウ科ラウレンティア属の常緑宿根草で、オーストラリア原産です。

星型の紫色の花が綺麗です。現在では多くの園芸品種が生み出されています。またこのイソトマの葉や茎を切った時でる白い液体は猛毒ですので注意が必要です。

花言葉は、「神聖な思い出」「優しい知らせ」で7月15日の誕生花です。

綺麗に見える植物でも猛毒を持っている事がありますので(以前取り上げた「スズラン」等)注意が必要ですね・・・(゜_゜i)タラー・・・

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タチアオイ(立葵)~笹川流れ

直立した茎は、1mから長いもので3m程になると言う『タチアオイ(立葵)』です。この時季その姿が目を引きます。

タチアオイ(立葵)~笹川流れ
「タチアオイ(立葵)~笹川流れ」

タチアオイ(立葵)は、アオイ科ビロードアオイ属の多年草で、室町時代に中国から渡来しました。中国では蜀葵の名が付いていて、三国志の蜀の国(現在の四川省)の葵と言う意味だそうです。

日本でも園芸品種として何種類もあり、花色も白、黄、赤、桃、紫、復色等多彩となっています。

タチアオイ(立葵)~笹川流れ

タチアオイ(立葵)~笹川流れ

特に何をしなくても、毎年決まった時期に花を咲かせてくれます。この花を見ると「夏がやって来たのだな~」と感じます。またアオイ科の花ですので、同じアオイ科のハイビスカスや芙蓉の花に似てますね(^-^)

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