松くい虫防除の空中散布~笹川流れ

日本では近年、松くい虫による松の被害が深刻化しています。ここ笹川流れも例外では無く、本来綺麗なアカマツの林が所々枯れ死が広がっている状況です。その対策としてヘリコプターによる農薬の空中散布を行っています。

松くい虫防除の空中散布~笹川流れ
「松くい虫防除の空中散布~笹川流れ」

笹川流れ一帯の松林を農薬(スミチオン)を積んだヘリコプターで、空中散布します。丁度、弊社の港待合所の近くの山でも散布が行われました。この日の風向きにより農薬が港に散布される事はありませんが、念の為に天日干し等は中止しました。

松くい虫防除の空中散布~笹川流れ

「松くい虫」と呼びましたが、正式には「マツ材線虫病」と呼ばれるもので、「マツノザイセンチュウ」と呼ばれる病原体が原因です。このマツノザイセンチュウは「マツノマダラカミキリ」と言う虫が媒介者となり、広がります。

現在は、青森県と北海道を除く日本全土で被害が報告されています。先日のTVの報道では、青森県でもマツノマダラカミキリの死骸が発見されていると言いますから、松くい虫が広がるのは時間の問題かもしれません(^_^;)

空中散布の他の対策としては、病気にかかった木を1本1本切り倒し処分する方法、松に薬剤を注入する方法等がありますが、コストがかかりますので、中々作業は進んでいないのが現状だそうです。また空中散布にしても、人体への影響が全く無い訳ではありませんので、一長一短である事は否めませんね/(-_-)ヽコマッタァ

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麻生孝之商店の稲庭うどん

遅ればせながらathukoさん家の「稲庭うどん」を食べた時の画像をUP致します。
こちらの稲庭うどんは、秋田県の麻生孝之商店の稲庭手打百連(折)で、何と8人前と言うボリュームです。

麻生孝之商店の稲庭うどん
麻生孝之商店の稲庭うどん
「麻生孝之商店の稲庭うどん」

家族3人の我が家で、8人前の稲庭うどんを豪快に全部茹でちゃったクニばあちゃん。 これはもう食べるしかありません^^;
この稲庭うどんは麺が艶々してとても綺麗です。のど越しも良く大変美味しく頂きました。食べ方は、豚肉、玉ねぎ等を入れた暖かいだし汁に、刻みネギを入れて「つけ麺」で頂きました。食べているとだし汁がぬるくなるので、その都度つけ汁を取り替えます。

そして案の定、麺が少し残ってしまいましたが、翌日に暖かいだし汁をかけてしっかり完食させて頂きました(*^^)v

麺をお箸ですくっている場面など、もっと気の利いた画像を撮影すれば良かったのですが、athukoさんゴメンナサイm(__)m

次に場面はガラリと変わりますが、又もや植物の画像です(笑)

ツルニチニチソウ(蔓日々草)~笹川流れ
「ツルニチニチソウ(蔓日々草)~笹川流れ」

画像はツルニチニチソウ(蔓日々草)です。何故ツルニチニチソウ(蔓日々草)かと言いますと、以前athukoさんのブログで見たツルニチニチソウ(蔓日々草)の画像が印象的でしたので、少し前に撮影した自分の画像を載せてみました。

ツルニチニチソウ(蔓日々草)~笹川流れ

ツルニチニチソウ(蔓日々草)はキョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の常緑蔓性植物です。南ヨーロッパやインド、アメリカの熱帯地方に自生しているそうです。
茎はつる(蔓)になり地面を這い、花のある茎は直立しますが、花が終わるとその茎はやはりつるとなり伸びるそうです。

自宅の近くの畑の側の小川のほとりで春先咲いていました。熱帯地方の植物ながら、寒い日本の気候にも順応する強い植物ですね。

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笹川流れの夕焼け

つい4、5日前に夕日の写真をUPしたばかりですが、その後また綺麗な夕日の日がありましたので、題名「笹川流れの夕焼け」として再UPします(笑)

笹川流れの夕焼け
「笹川流れの夕焼け」

ある日の夕方、仕事が終わり海側の窓が真っ赤になっているではありませんか。そこで窓を開け海の方を見ると、今まさに日が沈まんとしている所でした。

笹川流れの夕焼け

前回と同じ部屋からの撮影では芸が無いので?車で1~2分の弁天岩と言う所で撮影しました。準備して移動している間にも、どんどん日が沈んで来てしまい、辺りはかなり暗くなってしまいました。

笹川流れの夕焼け

この弁天岩は文字通り弁天様が祀られていて、岩の上に小さな祠(ほこら)があり、赤い鳥居もありちょっとした雰囲気があります。ここで夕日をバックにしたら、弁天岩がシルエットになるんじゃないかな?と少し計算しました(笑)

結果は少し撮影するのが遅すぎて、普通の岩の陰から夕日を撮影した様になってしまいました(^_^;) 
これからもブログのネタに困った時は、おいしいネタ「夕日」で記事を書きたいと思います(爆)・・・ですから「また夕日か!豆蔵ネタに困ってるな!?」とか思わないでね(*^^)v

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立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」と言うことわざをご存じでしょうか。美しい女性の容姿を表現したことわざですが、それだけ芍薬や牡丹の花の美しさが際立っていると言う事でしょうか。

シャクヤク(芍薬)~笹川流れ
「シャクヤク(芍薬)~笹川流れ」

素晴らしい花の姿から、ボタン(牡丹)を花王と呼ぶのに対し、シャクヤク(芍薬)を花の宰相・花相と賞しています。シャクヤクはボタン科ボタン属の多年草です。多年草と言う事は、シャクヤクは元々草だと言う事です。
冬には地上部は枯れますが、春先芽を出しやがて花を咲かせます。

原産地中国では、漢方薬の原料として栽培され、後に園芸用として栽培される様になったとの事です。

ボタン(牡丹)~笹川流れ
「ボタン(牡丹)~笹川流れ」

一方、花王たるボタン(牡丹)は、やはりボタン科ボタン属の落葉小低木です。つまりボタンは元々「木」なのですね。

原産地は中国、その後ヨーロッパや日本でも栽培が始まりました。元々は薬用植物として栽培されていて、平安時代に遣唐使として中国に渡った「空海」が日本に持ち帰ったと言われています。その後、あまりの美しさに、数々の方が絵や物語に題材として描いています。

上の画像は、花壇の脇の林に一輪だけ咲いていたのを撮影しました。花がちょっと終わりかけの様でしたが、大きな花を咲かせていました。
それでは次の百合の花は?・・・撮影していませんのでまた後程と言う事で(笑)

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ハマエンドウ(浜豌豆)~笹川流れ

今日は笹川流れらしく、海岸、砂浜に生育する植物をご紹介します。

ハマエンドウ(浜豌豆)~笹川流れ
「ハマエンドウ(浜豌豆)~笹川流れ」

ハマエンドウは、マメ科レンリソウ属の多年草です。日本全国の主に砂地に生育する植物です。春に濃紫色の花を咲かせ、地面を這って育ちます。花期は4月~7月で、綺麗な花を咲かせる事から、園芸植物として栽培もされる事もあります。

ハマエンドウ(浜豌豆)~笹川流れ

ハマエンドウ(浜豌豆)~笹川流れ

花もマメ科らしい形をした花を付けます。今、海岸、砂浜で咲いている花は、ハマエンドウ(浜豌豆)、ハマナス(浜茄子)、ハマヒルガオ(浜昼顔)等です。

葉っぱ等は生薬の原料になり、若芽、若葉、花、幼果、種子は食用にもなるそうです。この植物の名前の由来は、エンドウ豆の花に似ていてい、浜に自生するので、この名が付きました。

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アマガエルとウラシマソウ(浦島草)~笹川流れ

山を歩いていると色々なものを発見します。花の撮影が目的で、近くの山へ出掛けましたが、今回は珍しい物に出会えました。

アマガエル~笹川流れ
「アマガエル~笹川流れ」

まずは「アマガエル」ですが、特に珍しい事は無いのですが、何か久々に見た感じです。葉っぱと同じ色をしているので、あやうく見過ごす所でした(^_^;)

アリジゴク(ウスバカゲロウ)の巣~笹川流れ
「アリジゴク(ウスバカゲロウ)の巣~笹川流れ」

そして次は「アリジゴク(蟻地獄)の巣」を発見しました。アリジゴクとは、ウスバカゲロウの幼虫で、雨の当たらない所の砂地にすり鉢状の巣を作り、巣の中に落ちてきた小さな虫を捕えます。
子供の頃は、アリやダンゴ虫なんかをこの巣の中に入れて遊んだな~(笑)

そう言えば『みそ蔵日記』の三代目さんが、ブログでアリジゴク(蟻地獄)を紹介されていました。三代目さんの住む地域では、「ハマチャコ」と呼んでいるのだそうです。

ウラシマソウ(浦島草)~笹川流れ
「ウラシマソウ(浦島草)~笹川流れ」

そしてこの日の一番の発見が、「ウラシマソウ(浦島草)」です。ウラシマソウは、サトイモ科テンナンショウ属の宿根性の多年草です。低山一帯の野原や林緑に自生しています。

仏炎苞からひも状のものを出しています。このひも状の物が、「浦島太郎」の持っていた釣竿に例えて「浦島草」と名付けられました。

ウラシマソウ(浦島草)~笹川流れ

まるでマムシやコブラが、鎌首をもたげているようにも見えますね。この植物の仲間に「マムシグサ」と言うのがあるのが、納得です。

今回はこの様な珍しいもの?3点ご紹介致しました(笑)

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ハルジオン(春紫菀)~笹川流れ

ハルジオン(春紫菀)はキク科ムカシヨモギ属の多年草で、北アメリカ原産の帰化植物です。空き地、道端等、色々な所で普通に咲いている言わば「雑草」ですね(^_^;)

ハルジオン~笹川流れ
「ハルジオン(春紫菀)~笹川流れ」

実はこのハルジオンは、咲き掛けでして未だ満開ではありません。もっと綺麗に咲いた所を撮影すれば良いのですが、今日はこの植物を題材とした歌がある事を紹介したいのです(^^ゞ

まず1曲目が松任谷由美さんの「ハルジョオン・ヒメジョオン」です。

そう言えば、昨年の当ブログの記事で、ヒメジョオン(姫女菀)を紹介した時、「まだこの曲を聴いた事が無い」と言ってましたが、やっと聴く機会に恵まれました(笑)

そしてもう1曲、BUMP OF CHICKEN の「ハルジオン」です。

こちらも良い曲ですね。聴いた事が無い方は是非お試しを(笑)

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日本海の夕日~笹川流れ

仕事が終わり家に帰り、部屋からふと海を観ると夕日がとても綺麗でした。

日本海の夕日~笹川流れ
「日本海の夕日~笹川流れ」

少し薄雲が地平線上にありましたが、まずまずの夕日が観れました。今の季節は沖合いの「粟島」の上に夕日が沈みます。

日本海の夕日~笹川流れ

エレメンツで画像を圧縮してありますので、多少画質が粗くなってしまいました(^^ゞ

日本海の夕日~笹川流れ

6月の弊社の「義経紀行 笹川流れ夕暮れクルーズ」は、6月13日(土)と6月21日(日)に予定しております。詳しくは弊社HPをご覧下さい。

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スズラン(君影草)~笹川流れ

スズラン(鈴蘭)は別名「君影草」と言うのだそうです。これは、葉の影に隠れて咲く花が、男性の影に寄り添う日本の伝統的な女性の姿に見立てたものなのだそうです。(「万葉の花とその名前について」より)何と奥床しい花でしょうね(^_^)v

スズラン(君影草)~笹川流れ
「スズラン(君影草)~笹川流れ」

スズランはユリ科スズラン属の多年草で、本州中北部や北海道などの高山に野生の物は生育しています。栽培は難しく、改良種が園芸品種として出回っています。

花が鈴の様に見える事からスズラン(鈴蘭)と名付けられました。小さな花がとても可愛いですね(●^o^●)

スズラン(鈴蘭)~笹川流れ

さて、こんな可愛らしい花を付ける人気の植物ですが、実は毒性が非常に高い植物として知られています。
花から根まで毒性があり、身近な毒性植物として注意されています。どれ位毒が強いかと言うと、花を活けた水を飲んでも中毒を引き起こし、ひどい時には死に至ると言う事ですので、小さいお子さんをお持ちの方は注意が必要ですね(^_^;)

スズラン(鈴蘭)~笹川流れ

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ツツジ(躑躅)~笹川流れ

5月20日の撮影ですが、ツツジ(躑躅)が綺麗に咲いていました。ツツジ科ツツジ属の低木で、シャクナゲやアサザア、サツキもツツジ属です。サツキとは開花時期が違うので区別しています。

ツツジ(躑躅)~笹川流れ
「ツツジ(躑躅)~笹川流れ」

ツツジと一般的に言われるものには、常緑性のツツジと落葉性のツツジがあるそうです。花色もピンク、白、赤など多様ですので、色々と楽しめます。アザレアはツツジを改良したものです。

ツツジ(躑躅)~笹川流れ

ツツジ(躑躅)~笹川流れ

ツツジは古くから山の神の象徴とされていて、春が来ると山の神が田の神になると信じられていて、ツツジの枝を山から取って来て、苗代の水口に挿して豊作を祈願したと言われています(四季を楽しむ花図巻 新星出版社 より)

古くから詩の中でも詠われていて、日本を象徴する花と言う事で、海外でも知られている様です。

よく庭園等で沢山栽培されていますが、一面ツツジの花が咲いているのは、とても綺麗ですね。

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