立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」と言うことわざをご存じでしょうか。美しい女性の容姿を表現したことわざですが、それだけ芍薬や牡丹の花の美しさが際立っていると言う事でしょうか。

シャクヤク(芍薬)~笹川流れ
「シャクヤク(芍薬)~笹川流れ」

素晴らしい花の姿から、ボタン(牡丹)を花王と呼ぶのに対し、シャクヤク(芍薬)を花の宰相・花相と賞しています。シャクヤクはボタン科ボタン属の多年草です。多年草と言う事は、シャクヤクは元々草だと言う事です。
冬には地上部は枯れますが、春先芽を出しやがて花を咲かせます。

原産地中国では、漢方薬の原料として栽培され、後に園芸用として栽培される様になったとの事です。

ボタン(牡丹)~笹川流れ
「ボタン(牡丹)~笹川流れ」

一方、花王たるボタン(牡丹)は、やはりボタン科ボタン属の落葉小低木です。つまりボタンは元々「木」なのですね。

原産地は中国、その後ヨーロッパや日本でも栽培が始まりました。元々は薬用植物として栽培されていて、平安時代に遣唐使として中国に渡った「空海」が日本に持ち帰ったと言われています。その後、あまりの美しさに、数々の方が絵や物語に題材として描いています。

上の画像は、花壇の脇の林に一輪だけ咲いていたのを撮影しました。花がちょっと終わりかけの様でしたが、大きな花を咲かせていました。
それでは次の百合の花は?・・・撮影していませんのでまた後程と言う事で(笑)

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