タンポポ属は日本でも約20種類あるそうです。その中から笹川流れで咲いている2種類のタンポポをご紹介致します。
「セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)~笹川流れ」
その中でも今、勢力を広げているのがキク科タンポポ属の「セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)」です。明治期に渡来したヨーロッパ原産の帰化植物で、外側の苞片の反り返って垂れるのが特徴です。
上の画像の様に、花の下の苞片(がくへん)が反り返ってるのが解りますでしょうか(^_^;)
もう既に種子を飛ばしている物もありますね。セイヨウタンポポは、3倍体と呼ばれ花粉に関係なく種子を成熟させるので、繁殖力が爆発的です。この為、日本の生態系の勢力図を塗り替える勢いがある植物なのだそうです。
「エゾタンポポ(蝦夷蒲公英)~笹川流れ」
そしてもう一つのタンポポが「エゾタンポポ(蝦夷蒲公英)」です。この植物は北海道,東北,北関東,中部地方に分布します。
エゾタンポポの特徴は、セイヨウタンポポと比べて外側の苞片が反り返っていないのが、確認出来ますでしょうか?また主に関東地方とその周辺地域に自生する「カントウタンポポ」と言う種類もあります。
またタンポポに似た花も多くありますが、タンポポは何れも葉が根生(根から葉が生える)で、茎が枝分かれをしないで、茎1本に一つの花を付けるのが見分け方なのだそうです。
ぜひ皆さんも、周りで生えているタンポポの花の下の苞片が反り返っているか、いないかを確認してみて下さい(笑)
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