先日、胎内市(旧中条町)の「乙宝寺(おっぽうじ)」に行って来ました。
寺の境内には水の湧き出る所があり、この湧水を「独鈷水(どっこんすい)」と言う
のだそうです。
何故「独鈷水(どっこんすい)」と呼ぶのかと言うと、その昔、弘法大師様が全国
を行脚した際、近くの山で修業をし、独鈷杵(とっこしょ)と言う仏具でお経を唱え
たところ地面からこんこんと水が湧き出たと伝えられています。人々はこの湧水を
「独鈷水(とっこすい)」と呼び、その後なまって「とっこんせい」、そして「どっこんす
い」になったと言われています。
胎内市では、この独鈷水(どっこんすい)が湧き出る所が何箇所かありますが、
この水は飯豊連峰のから流れた清水が、胎内川の伏流水となり湧き出たもので
す。この水は、地下水ですので、年を通して12℃~13℃と温度が一定してい
て、ミネラルが豊富な軟水だそうです。
現在では、この「独鈷水(どっこんすい)」が商品になり、多くの人たちに親しまれ
ているそうです。(案内看板を参照)
境内の線香をお供えする銅製(?)の香炉(?)です。
香炉の上では、獅子(?)がにらみを利かせています。
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