三条凧(イカ)合戦

三条市では、江戸時代が起源と言われている、『三条凧合戦』が6月7日(土)、
8日(日)に開催されます。

三条の「イカ合戦」は子どものけんかが元で始まったといわれています。
 江戸時代の慶安2年(1649年)、当時三条には村上藩の武士が住む陣屋が設置
されていました。
 ある日その陣屋の子たちが揚げている凧を見て、日頃から武士にうっぷんを持って
いた鍛冶屋の小僧たちがいたずらを思いつきます。姿を隠しながら自分たちも凧を
揚げ、空中で凧を絡ませて糸を切り陣屋の子どもたちの凧を遠くに飛ばしてしまい
ました。
 この争いがやがて大人どうしの凧合戦になり、ついには端午の節句の凧合戦では
庶民が武士と争うことが公然と認められるまでになりました。
 その後凧合戦は町内同士の対抗戦というかたちをとりながら発展し、今でも6月
の第1土日に行われる「三条凧合戦」では約20もの凧組が優勝を争っています。
 合戦で使われる凧は六角巻凧と呼ばれ、くるくると巻いて小さくできるのが特徴
です。海外にも「SANJO ROKKAKU」の名で知られ、三条市は世界の六角凧の
発祥の地として紹介されています。

(三条市HP『三条凧合戦』より引用)

三条市では凧の事を『タコ』と言わず『イカ』と呼ぶそうです。この祭りは前夜祭(6日)
と、7日、8日に本祭りが予定されています。

三条凧合戦

■開催日時 平成20年6月7日(土)、8日(日)
 (毎年6月第1土曜、日曜日)
■開催地 三条・燕総合グラウンド
     
■アクセス 車で:北陸自動車道三条燕ICより5分
       電車で:JR北三条駅から徒歩20分

【お問合せ】
三条市 経済部 商工観光課 観光係
住所 :郵便番号955-8686 新潟県三条市旭町2-3-1
電話 : 0256-34-5511 (内線418)
Fax : 0256-33-5732
e-mail : kanko@city.sanjo.niigata.jp

新潟県で凧合戦というと、白根の大凧合戦は24畳の大きさの大凧を川の対岸どおしで
戦う祭りもあります。三条の凧合戦は畳2畳半ほどの凧を紅白に分かれて競います。
大空に舞う凧がお互いの糸を切りあう空中戦は醍醐味があります。

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